紙の本
ピケティの理論をわかりやすく説明
2016/06/11 23:20
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が説明したいポイントがしっかり示されている。
図解の示し方もうまい。
ピケティの理論の正しさ、素晴らしさがよく理解出来る。
読んでこの考えに大きくうなずいた。
ピケティを理解するには、まずこの本を読むことをお勧めしたい。
紙の本
見開き1分。
2016/01/15 07:02
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投稿者:青汁8000 - この投稿者のレビュー一覧を見る
見開き1分ほどで読める文字量で77のピケティ理論がかかれています。すごく簡単に言ってしまえば、「金持ってる人はより金持ちに、金のない人は稼ぐことができないからより貧乏に」という事ですが、読んで損はありません。
紙の本
資本主義の問題点
2016/01/03 18:35
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投稿者:しゅう - この投稿者のレビュー一覧を見る
資本主義の問題点である格差の拡大についてピケティの視点から書かれた本。
改めて資本主義の問題点を考えることができた。
格差の拡大を止めるためには、累進税と資本に税をかけることが解決策と説いた
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散々話題になったピケティの本、は分厚すぎて読めないので簡単に理解できるやつを。
雑誌やテレビなどでも色々解説されていたのですで、内容もなんとなく知っていたのですが、全体通して読むとやっぱり面白そう。そしてこのままだと本当に格差社会は広がっていくんだなぁっという恐怖。
一番の問題は格差社会の広がりに気がついて対策を思いつく人たちが富裕層ばかりで、あえて対策に乗り出さないのでは?っということ。ピケティの本を読んでいるのも大半が富裕層な気がするし。
久しぶりに経済学の本を読みましたが、そういえば自分が経済専攻だったということを思い出しました。
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エッセンスを抽出したもの。ピケティ理論の一端に触れることができた。ピケティ分かったとはとても言えないので、21世紀の資本論にチャレンジしたい
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ピケティがいいたいこと。
資本収益率が経済成長率を上回る以上、
格差は絶対に広がる。てこと。
元々、資本主義は格差を少なくするものと
考えられたが、決してそんなことはない。
資本、財産を持ってる人ほど、儲かる。
だからそこに税をかけないといけないが、
政治献金を富裕層から受けてたりするとなかなか難しい。
大規模な資産ほど収益率が高い。
総じて、労働取得中心じゃあ格差は広がる。
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繰り返し書かれていることや、真新しいことはないかもしれないが、入門書として個人的には良かった。
人口を10%の富裕層、40%の中間層、50%の貧困層で分ける。総所得は富裕層が50%、中間層が30%、貧困層が20%の割合で占めている。資産を持つ者がますます富む。とにかく資本を持ってる者が収益を得るという話で、では資本を持つにはどうすれば良いかを考えさせられた。富の再分配ができるようになれば良いのになと思いつつ。
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メモ
トリクルダウン 富めるものから富んでいけばやがて全体を潤し、格差はなくなるという仮説。(格差は広がっていってしまう)
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一世を風靡した「21世紀の資本」は、600ページを超えるボリュームだったので、読むことはできず。
それでも、以前から r>g (資本収益率 > 経済成長率)の考え方には興味があったので、読ませていただきました。
やはり、額は本当に微小であっても、「r」の側に自分のお金を持って行く投資を行うことの大切さを改めて感じました。
この「1分間 シリーズ」は、他にも多数ありますが、どれも本当にちょっとした空き時間に読み進めることができますね。
文章もシンプルであるにもかかわらず、濃厚であることがステキです。
ただし、このシリーズ。ページ内の半分が余白なレイアウトですので、これであればさらにページ数を半分にして価格を下げるとか、あるいは余白分にさらなるエッセンスを盛り込む(それでも「1分間」を名乗ってもよいと思います)あたりを考えていただければなおよいと思います。
付箋は12枚付きました。
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・読書時間:77分
本のタイトルの通り、1章1分で読めます。早い人は1時間無いくらいで読み終えられます。77項目があるので、77分で読めます。通勤時間やちょっとした休憩時間に1項目読むだけでも良いと思います。
以前、感想文で残業について書きました。私の様に雇われる側も会社に求めてばかりではだめです。この本には、会社側・雇われる側でどのような形でお金が生まれているか書かれています。77項目ありますが、細分化されており、各項目につながりがあります。1項目を理解して次の項目を読むと、その項目ごとの理解がより深まっていきます。
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ここ最近の日本の停滞感を理解できるかと思って読み始める。読みながらスルーした経済用語はたくさんあるが、なんとなくピケティの主張というか考えを知ることができた。
資本形成のために日々情報収集して学ぼうと言う気持ちが強くなった。
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21世紀の資本のエッセンスを短時間で知ることができた。1番印象に残ったのは資本所得シェアの考え方。
3割の国と8割の国があったとしたら、言い換えると労働所得のシェアが7割と2割で、後者は圧倒的に格差を感じることが大きい国である。
資本の稼ぐ力>労働の稼ぐ力が前提としてあるので労働者が汗水かいていくら働こうとも資本家が遊んでさらに稼いでるのでは格差を感じ不条理と思うことだろう。
このように考え方やピケティさんの言いたいことは分かるのだがいかんせん根拠となる計算式の詳細の理屈がこの本では理解出来ないので実際の原典を読むかネットで調べる必要あり。ただ入口として良い本です。
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ピケティをこの本で初めて知ったが、彼の語る「21世紀の資本論」がかなり興味をひかれた。
原書を読んでいないからなんとも言えないが、本書はかなりまとまっていてわかりやすい。多分要点をよくまとめられているのだと思う。
まず富める者から裕福になっていく、がうまくいかなかった理由。資本の増殖のスピードの方が実態経済であるGDPより早く大きい、というのは、感覚的にはそうだろうなあ、と思っていたが、それを計算したというのだから、すごい。
累進課税の強化については、どうしてもタックスヘイブン問題の解決なしには語れないが、やはりピケティもその現実的な解決策を示していないのは少し残念。
タックスヘイブン問題はやはり解決できないのだろうか……いや、そう簡単に解決できるのであればきっとやっている。多くの人が反対しているのに世界に戦争がなくならないように、タックスヘイブンも、多くの人が望んでもなすことは難しいのだろうか。