紙の本
時空・・・時間と空間とは何なのか
2017/04/29 16:01
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙を織りなすものというタイトルですが、
時間と空間という概念について分かっていることを、最新の研究も交えながらこの分野に詳しくない人にもわかりやすく説明しています。
相対性理論から量子力学、さらには超ひも理論といった現代物理学の幅広い理論が紹介されているので、多くの人にぜひ読んでほしいです。
(下巻とレビュー内容は同じ)
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時空やら丸まった次元やら
興味はあるがよく分からんことを
数式を使わずに教えてくれる本。
ニュートンでもよく分からなかったことを
平易に書いてくれている。
知ったから何かに活かせるというものではない。
重力波も検知されたことだし、
続きが読みたい。
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時間の矢が逆転しても物理的には問題がないという。ところが我々の思考では割れた卵が元通りになることは考えにくい。時間に方向性を与えているのはエントロピー増大則だ。乱雑さは増大し形あるものは成住壊空(じょうじゅうえくう)のリズムを奏でる。
https://sessendo.blogspot.com/2019/05/blog-post.html
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ひも理論(超弦理論)の解説がすごくわかりやすくて良かった。カラビ=ヤウ図形(普通カラビ・ヤウ多様体と呼ばれているものだと思うが)の穴の一つ一つが弦の振動パターンを一つ生じさせる、といった説明が非常に興味を喚起する。
また、超弦理論が描く壮大な宇宙観がすごい。超弦理論はまだまだ仮説の段階だと思い、また勉強するには非常に非常にハードルが高いので勉強しなくて良いと思っていたが、勉強して理解を深めたいという思いが湧いてきた。
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ニュートンの万有引力の法則からアインシュタインの相対性理論、そして量子力学から超ひも理論までを数式なしで分かりやすく解説。極小の世界を解き明かすことによって宇宙の起源や空間、時間の本質を解き明かす鍵が潜んでいることに文系の人間にも驚きと興味が尽きない。
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下巻になって、難しくなった。ついていけなかったので私的に★3つ。
時間の矢:エントロピーが増大しているのは、宇宙が誕生したときエントロピーが小さかった(乱雑でなく一様であった)から。インフレーション理論はエントロピーが小さくなった理由を説明できる(急激な膨張により、密度が疎になったため)。
ひも理論:真空は量子ゆらぎで満ちている。一般相対性理論と量子力学を合体させる説明として、強い核力を二つの粒子をつなぐひもの振動という解釈が表れた。ひも理論は電磁力や重力にも拡張され、主流理論の一つとなる。プランク長(10の-33乗cm)を最小単位のひもとすることで、量子ゆらぎが激しくなりすぎないことが説明できる。→ 書いてても良く判らん。
10次元:カラピーヤウ図形に隠れた極小の次元が隠れている。
M理論:ひもではなく、2次元や高次元のブレーンもある。空間次元は10次元に拡張された。私たちは3次元のブレーンの中にいる? 極短距離では重力が距離の2乗に反比例しないかもしれない。
背景独立:時間と空間が既知のものとしてではなく、理論から導きされること。
ホログラフィック投影:私たちが日常の三次元空間で経験することは、どこか別世界の二次元空間表面上でおこる出来事の投影だと考えることもできる?
→もはや なに書いているかわからなくなってきた。
入門書が判るよう勉強必要と痛感。