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自信が持てず臆病で不器用な初心者、早弥。
ターゲットパニックに陥った天才肌、実良。
黒人の父をもち武士道を愛する少年、春。
たまごを持つように、弓を握り、
心を通わせていく、中学弓道部の男女三人。
弓道経験はないけれどなんというのか武道系にある
背筋が真っすぐになるような凛としたものを感じる
お話だった。
女子二人、男子一人の中学生3人。
ちょっぴり恋愛ごとも盛り込みながら大筋は弓道。
描写が丁寧で弓道を知らない私でも緊張感や
心の揺れを感じられた。
中学生。 爽やかだわ。
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図書館で借りた一冊♪
中学弓道部の話で可愛かったですよー!
精神の種目と言われる弓道の試合がメインで
3人の成長物語です。
手に汗にぎる感じもあるし!とても読みやすかったです!
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非常にわかりやすいお話。
中学生が主人公ということもあり、
思考も行動もかなりストレートです。
現在の勤務校にたまたま弓道部があるので、
こんな感じなのかなぁと想像しながら読みました。
弓道に限らず「道」のつく競技は、
本当に潔い美しさがあると思います。
一度、生の試合を見てみたいと思いました。
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中学の部活動が中心に 、弓道の事が描かれています。
ぐいぐい引き込まれて、弓道の凛とした空気があたりをつつんでしまいそうでした。
うまくなりたいとあせる気持ちやスランプやライバルとのやりとり、そして、恋のドキドキ・・・
とってもおもしろい青春ドラマです。中学時代って、いいなぁ・・・
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こちらの方が、好きだ。
弓道を通して、成長期の自分、コミュニティに馴染むのが苦手な自分、コンプレックスを抱えた自分と向き合う。
そこに大人も関わらないことはないが、遠回しで、根気強い目で接していて、好感が持てた。
勝つことが目的ではなくて、でも勝ちたいと思うこととは矛盾せず、自分と向き合えるなにかを持てるのはとても良いなあと思う。羨ましいくらいだ。良い先生に教われ、というのはここのところに触れられるからだろうなあ。
成長を恐れず、こばまずに、しかし努力できる子供たちは安心してみていられる。自分もこうなりたいなあー
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弓道の才能に恵まれた女の子・実良について、チームメイトである主人公は心の中で常々絶賛するのですが、どうもこの実良の魅力が伝わりませんでした。
スポーツもので、凡人の私と才能あふれるライバル・・っていう設定はよくありますが、主人公もライバルも、もっとプライベートな面で人間的な魅力が描かれてたらよかったです。
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弓道してます。すごく、共感できました。読んだ後も爽やかな感じが、しばらく残ります。読んだ後気持ちよくなれるのは、いいですね。
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一歩一歩しか歩けないのなら、長い間歩いていればいいのだということ。人が歩みをやめてしまっても歩いていればいいし、ひたすら続けていればいい。
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中学弓道部の話。静の中から立ち上ってくるエネルギー。読みやすく、読後の清涼感もいい。春や実良を素直にかっこいいと思った。
文章が爽やかでとても好き。
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真なるものは善であり、美に通じる。そして弓はたまごを持つように、ふんわりと握らなければならない。その握り方を握卵という。自信が持てず臆病で不器用な初心者、早弥。早気に陥った天才肌の実良。黒人の父をもち武士道を愛する少年、春。三人の中学生たちの弓道にかけるさわやかで、やわらかな青春小説。
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再読でしたが、退屈せずに読めました。
弓道のルールなどはいまいちわからないのですが、話の流れ、登場人物の心の動きなど中学生にあった内容だと思います。
弓道って個人競技かと思ったけど、団体戦もあるなんてこと初めて知りました。
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表紙イラストからわかるように、弓道部の話。
真善美、懐かしいなぁ。
弓道をやっていた人なら、懐かしポイントがたくさんある。
一部、?なところもあるけど、中学の話だからかなー。
握卵、というのを現役時代に知りたかった。
あの、立の独特な雰囲気は、忘れがたく、好きな瞬間。
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まっすぐで素直、そしてとてもまじめな主人公。自分も中学高校時代、こんなふうに日々を送っていられたらなあと、うらやましくなった。読んだあと、とてもきれいな絵を見たような清々しい気持ちになった。けれどその半面、自分の描いた絵は、線には歪みがあるし色は滲んでいるしで、情けなくなる。
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いいですねー、読後感さわやか~~~。
まはらさん、やっぱ好きです。
こーゆーなにかに夢中になれる時期にしっかり夢中になれた子は
幸せだよなーっとしみじみ思います。
なんとゆーか、ひとつことに真正面からがっつり組み合ってる。
そこで得るものってすっごく大きくて、殆ど人生の基本、くらいなんじゃないかな、と思う。
私は、それなりに頑張ったけど、どうもやらされ感が強かったからなあ。
まあ基本大変なことからは逃げるタイプなんで、
そこそこまではいっても、それ以上の結果がでなかったな、そーいえば。
んで、そこを乗り越えようとも思わなかったし。
だから、早弥のちょっとずつでも前に進んでいく姿が、すごく眩しい。
才能のある子を眼の前にすれば羨ましい、と思うこともあるだろう。
でも、彼女はそこに沈むことなく、実良のそれを愛しいとも思って、
自分は自分の道を歩こうとする。
うわー、もうなんなのかなー、この清涼感!
弓道の、こうピンっと張った空気感とも相まって、ほんとさわやかだわー。
その中で、ぐるぐる悩んだりもしつつ、まっすぐ飛んでゆく矢のような彼女たちの姿が目に見えるよう。
早弥だけじゃなくて、由佳の自分とは違う、という理解と、自分なりの決着をつける、最後の試合とか、好きだ。
正射です、とゆー先生の言葉がとても印象的。
最後の方に語られた実良の弓道という自分の居場所をみつけた、とゆー
心情も印象的だったし。
春の、伸びやかな視線も気持ちよかった。
弓道はちょっとだけ体験したことがあるけど、あれはハマる人はハマるかも。
とりあえず、私はあの空気感を味わうほどまでもいけなかったが。
どっちかってゆーと静のものだよな。
まあ、一生懸命やってる人の内側はそれだけじゃないんだろうが、
カジル程度だと、なんか単調。
でも見るなら好きだな、カッコイイもん。まあ、あんまり見る機会もないけど。
射るのは1人、なのに、3人がひとつになってる。
それって、ホント、気持ちいいんだろーなー。
りんごを射ろうとした実良が下級生を叱るまでに成長。
うーん、この時期の精神の伸びって、多分すごいもんがあるんだろうな。
だからこそ、その時にどーゆー人たちに囲まれているか、ってのは
とても重要なんじゃないか、とふと思う。
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中学の弓道部に所属する男女の青春小説。爽やかでステキでした。番える、早気、握卵、中る…知らない弓道用語がたくさん出て来ましたが、試合前のピンと張り詰める感じは剣道と似ていて自分の中学校時代を懐かしく思い出しました。もっと真剣にやればよかったなぁと(苦笑)