紙の本
アイディアが秀逸
2022/04/09 17:07
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投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
推理物の短編集で、短時間で読めるのが良いです。 残念ですが、犯人を当てるのは、どれも出来ませんでした。 ただ、出てくる動物が被害に遭い過ぎるのが、残酷で、後味が良くなかったです。
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ミステリの王道とか
2018/08/06 22:01
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投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
正統派?
謎解きミステリですね、いわゆる名探偵コナン的な。限定された場所、限定された登場人物、必要な伏線はしっかりありますよ、だからよく考えるとわかりますよ、犯人が。といったジャンルの作者が綾辻さん。その彼のおそらく彼らしい作品集となっています。
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タケマル
2017/04/23 19:38
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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
読者に挑戦する形の短編集。
若き綾辻行人から、作家となった綾辻行人への挑戦もあれば、
あの日曜の夕方の国民的アニメをパロディにした作品もあり多彩。
読み流してもよし、謎解きに挑戦するもよし。
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短編集です
2017/03/30 18:17
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投稿者:cocoon - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの話も面白いです。最初のうちはズルい!とか思いましたが、後ろの作品に行くごとに閃くようになってきた。閃きだすと、やっぱりずるくないと思える。なので短編集ですが、順番に読まなきゃダメなのです。
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犯人当て5編から構成された短編集
2024/01/10 17:13
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人当て5編から構成された短編集。問題編と解答編に分かれ、全てのヒントは問題編にあり、したがって、丁寧に読み解けば犯人に行き着くという仕掛け。楽しく読むことができました。私は、何となくそうかなぁと思う話もありましたが、理詰めでは説明できずに全敗。内容としては、第五話(意外な犯人)が最も面白かったです。一方で、第四話(伊園家の崩壊)は、以前流行った「サザエさん最終回都市伝説」のようで、私の好みではありませんでした。
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伊園家の崩壊
2023/04/03 19:52
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
〇〇テレビからクレームが来そうな「伊園家の崩壊」が一番ハラハラドキドキしました。軽く読めて楽しめました。
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綾辻行人が仕掛ける五つの罠。あなたに挑戦! ミステリ作家・綾辻行人のもとに持ち込まれる〝問題〟は超難問ばかり。崩落した橋の向こう側で、明るく平和なあの一家で、勃発する難事件の〝犯人〟は誰か? 本格ミステリシーンを騒然とさせた掟破りの傑作集!
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綾辻さんのでこれは読んだことなかったので、買ってみました。
こういう「読者への挑戦」つきのって、犯人当てられた試しなんて一度もないんだけど、これ、ちゃんとどうやったかも含めて当てられる人っているんだろうか。いるんだろうな。
今回のは「タケマル」がことごとく犬とか猫とか、とにかく人間じゃない何かに割り当てられててちょっとおかしかった。
伊園家が悲惨で切なくなりました(笑)
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伏線はすでに提供されているにもかかわらず私には犯人が誰かまったくわからなかった
面白おかしく読めます!
とにかくおすすめです!
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新装版が出たので再読。綾辻作品の中では、いい意味で軽ーく読める一冊。とはいえ、それは再読だからかも。初読だと犯人分からなくってぐるぐるしちゃいそうです。実際私はぜんっぜん見抜けなかったなあ(遠い目)。
遊び心がいっぱいあって愉しいなあ、という印象。特に「伊園家の崩壊」がなんといっても……ねえ?(笑)
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推理してみたりするけど、見事にミスリードされる。近づいたと思った答えがひっかけのほうだったり、そして注意しながら読みたいのに先が気になっちゃってどんどん読んじゃうっていう
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フェアだけど反則すれすれのネタだとか、この作品に綾辻さんの苦悩が表れているとか、ターニングポイントだとか、世間ではいろいろ言われている作品ですが、個人的には読み終えた後、これに気付いた時が一番愉快でした。
「伊園家の崩壊」=「磯〇家の崩壊」
題名見てすぐ気付けよ、って感じですが、自分としてはこの話だけで十分満足です。楽しかった。ありがとう綾辻さん。
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文字通りの超難問犯人当て小説集。ぎりぎりアンフェアにならない範囲でどこまで仕掛けられるかという試みがとても面白い。だから実際に推理するのはほとんど不可能なのだが、それでも考えてみると見事に裏を書かれ、またそれが楽しい。ミステリ好きなら必読の作品だろう。
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5つの短編から成る読者挑戦型のミステリ小説。5つの内4つには読者への挑戦という題目が挟まれる。作中作の形式をとっているものが多く、外枠で若干話のつながりがあるが、その点はたいして注目すべきところではない。特にミステリ好きとして本を手に取った読者には。やはり語られるべきはその作中の作である。
表題作である、『どんどん橋、落ちた』の第一印象は、反則だろう、だった。ただ、思い返せば見抜けるように伏線があることも事実。解ける人には解けるようにも思える。それでも、心地の良い騙され方はしない作品になっている。
全作品において、作中作の外枠で作者の綾辻行人が解説をする、解説をされる形をとっている。それがどことなく作品の言い訳に聞こえてしまう。きっと、作者本人もその自覚がある故に、こういった形式をとったのではないかと疑う。それくらいのクオリティの集まりだ。
館シリーズ他、綾辻作品の叙述トリックは読者を騙すことはもちろん、作品としての質を上げるために非常によく洗練されていると思う。しかし、この短編集は読者に回答を導かせない事だけを念頭において作られている気がする。答えが分からない=ミステリとして上質、といった方程式は否定したい。答えが存外簡単でも、上質なミステリは存在するだろう。今作は、答えが非常に難しいが、作品として稚拙な物になっている。
なんとなく、この本は綾辻行人が思いついたトリックをところかまわずぶちまけた作品だと思う。1冊の小説には昇華できないけれど、溜めていた発想を吐き出しているように感じる。それでもやはり、どの作品においても伏線の妙は素晴らしく、解答では説き伏せられる。ゲームのような感覚で、さらっと読んで楽しむ小説だと思う。
ちなみに、個人的には『伊園家の崩壊』が好き。一番ミステリをしていたし、ある一家を彷彿とさせるのも読んでいて楽しかった。それ故の怖さもあったけれど。
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改めて自分には犯人当てが向いていないと分かりました。もう少しちゃんと内容を読もうと思います。
伊園家は笑いました。