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心身共にだるい、つらい、重い時にはあれを飲めばいいというわけではない。一時しのぎにはなっても根本的な解決にはならないからだ。今回の本は、脳をうまく活用することによって、「仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法」だ。読んでいくと、仕事のみならず日頃の生活にも応用できる。一粒で2度おいしい本だ。
精神科医で、メルマガ、YouTube、様々な著書で話題の著者による今回の本。脳内物質はそれぞれ役割があり、それぞれの活用の仕方があるが、意外に一般に知られていないので、その点に注目して述べている。
以下の7つの脳内物質が能力を伸ばすものとして取り上げられている。
1.ドーパミン
2.ノルアドレナリン
3.アドレナリン
4.セロトニン
5.メラトニン
6.アセチルコリン
7.エンドルフィン
先に挙げた7つ脳内物質は「バランス」が重要だと言う点を著者が指摘している。これがいいからと言ってそれのみを求めていると偏ってしまうのは本末転倒だ。
読んでいてふと思ったことがある。それは満員電車に乗ることだ 自分の場合、朝の通勤ラッシュアレルギー症候群の患者なので、早めに出て職場の近くのカフェを利用している。満員電車に乗ると不快な気分になり、一仕事終えたような気分になる。著者によると、ある研究では。「臨戦態勢の戦闘機のパイロット」「機動隊の隊員」「電車で会社に通勤する人」の心拍数や血圧を測って比べてみたら、電車通勤の人が最も高いという結果が出た。自分から喜んで乗る人は、スリと痴漢業界の方ぐらいなものか。
脳内物質とはさみは使いようだ。もう少しで2016年も終わり新年を迎えることだし、脳内物質を意識した生活で心機一転するのもいいかもしれない。
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脳内で分泌される物質がそれぞれどんなもんなのか、バランスよく分泌していかにパフォーマンスを上げるかって話。
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私たちのパフォーマンスを高めるための方法を脳内物質の観点から解説した一冊。自分にとって役立ったのは次の3点
①適度な有酸素運動をすることによって、睡眠と覚醒をコントロールするセロトニン、癒し物質であるエンドルフィン、気分を高揚させてくれるドーパミンをだすことができる。
②毎回嫌々仕事を引き受けているとノルアドレナリンが分泌されモチベーションが低下する(締め切りが近いなどの単発でノルアドレナリンを分泌させて集中力を高めることができるが、毎回はうつ病になる可能性すらある)。
③失敗にも感謝することでエンドルフィンを分泌することができる。エンドルフィンはシナプスの可塑性を高めるので結果として学習・記憶の効率が高まる。
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20170208 登録
20170226 完読 雨情の里にて
樺沢本 2冊目
朝型への転換方法が参考になった。
次の本に期待する。
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人間の主要な脳内物質毎にどのように仕事や生活と関連が深いかを解説している。
今までに集中力や休息を効率的に行うにはどうしたら良いかを脳内物質の観点から理由付けしているのは新しい切り口だが、実際の実行する面では目新しい部分は少なかった。
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クリア出来る可能性がある目標を立てただけでドーパミンは出る。(何度も目標を見る、意識する)
セロトニン(安らぎ、癒し効果)は、日光を浴びる、運動する、ごはんを咀嚼する時しか出ない
エンドルフィン(快の物質)は、運動する、首を回すストレッチをする、音読をするなどで出る
幸せは目標を達成した時に出る(ドーパミン)ものと、
気持ちが落ち着く時に出る(セロトニン)ものがある。
不快なtodoの対処法
①断れるのであれば、断る。離れる。
②クリアした時にご褒美をあげるよう設定する。
③リフレーミングで「不快」の中に「快」を見つける
④不快を回避する神経伝達物質を出して、力を出す。ただしこの方法は長期戦には不向き。早く寝て休んだ方がはるかにいい。
人間の脳は「快」を求める(出す)神経伝達物質と、
「不快」を回避しようとする神経伝達物質がある。
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自己啓発本をたくさん読んでいるせいか、思いの外、内容は普通だった。
ただ、科学的にアプローチした説明だったので、今まで書いてあった他の本がより明確になった。
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ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン、セロトニン、アセチルコリン、エンドルフィン、メラトニンと、脳内物質をインデックスに多角的によくまとまった脳科学の本。実用的な側面にフォーカスして、何によって分泌されて、具体的にどのような効果が及ぼされるのか、が主に説明されているのもわかりやすくて好感が持てる。
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脳内物質をうまく出して、それを仕事に役立たせようということが書かれており、全て科学的な裏打ちがあるので、すぐにでも試してみたいものばかり
①ドーパミン 幸福、快感
目標設定と目標達成で分泌
達成の際には自分へのご褒美。これによりドーパミンがより分泌
②ノルアドレナリン 闘争と逃走
危機的な状況で分泌
集中力がアップ
③セロトニン 癒し、落ち着き
朝の日光
リズム運動、深呼吸、感動の涙
④エンドルフィン 多幸感
ランナーズハイのように苦しいとき、または非常に心地よいときに分泌
「フロー」状態と関係する
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最初は「なんか精神論に行きそうかも?」と感じましたが、そこは精神科医が著者なだけあって、科学的に良い方向/習慣/考え方を示唆してくれる内容になっています。
内容も読みやすく、ビジネス書的には比較的ページ数はありますが、それを感じさせない良書でした。
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バリバリ働きたい。それは全てのビジネスパーソンに共通している願望だろう。
この本はそんな願望を脳科学的な目線から、時には例え話を交えて(エバァンゲリオン、ウルトラマン、マッチ売りの少女など)、改善策を示してくれる。
脳内物質の説明も実に明瞭でわかりやすく、直ぐに使えるノウハウが満載です。
そうか、そう考えれば良いのか!という気づきや、適度なプレッシャーや負荷をかけることで、パフォーマンスが上がるということを知ることが出来た。
数あるビジネス書の中でも何度でも読み返して、実践出来る良書です。
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◯10年、20年という努力の先に、幸せがあるわけではありません。その努力の階段を上がり続けている「今」が、実は一番幸せなのです。(85p)
◯子供の「ピアノが好き」という気持ちを、後押しするような接し方をしているのです。ちょっと失敗したからといって怒りません。「練習しなきゃいけません」とか「○○しないといけません」といった強制もしません。(108p)
◯大事な会議などの前にドキドキしたら、「いつもよりうまくやれる兆候だ!」と、ピンチに陥ってドキドキしたら、「ピンチを乗り越えられる兆候だ!」とポジティブに捉えてください。(160p)
◯喜んで、感謝を忘れずに仕事をすれば、仕事は楽しくなり、仕事はうまくいきます。(320p)
★ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、メラトニン、アセチルコリン、エンドルフェンの働きを仕事に生かす具体的手法を解説する本。昔から言われている幸せになるための生活習慣に科学的裏付けが得られる。
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シナプス(神経細胞間)で情報伝達を介在する物質。
シナプス前細胞に神経伝達物質の合成系があり、シナプス後細胞に神経伝達物質の受容体がある。
1.ドーパミンはマイルストーン 小目標の達成
→長期の目標ではドーパミンは出ないようになっていて、より短気な目標を立てれば立てるほど、出やすくなる。イメージするだけでドーパミンが出てやる気が出る。
21ノルアドレナリンは闘争か迷走か
締め切りを 何曜日の何時から何時まで
行う
3.シータ波、ぶらりたびで出る
→ひらめきのもと。腹式呼吸でも。
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樺沢さんの本は脳医学的見地から書かれていて、面白い。脳内物質がどういう時に分泌され、どういう役割かを知るだけで、仕事がうまくいったり、幸せな気分になる方法を理解しやすい。
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仕事をより効率的、生産的に遂行するための手段とその裏付けを脳科学の見地からわかりやすく述べている。
仕事に応用したいノウハウもたくさんあったので、1つずつ試していこう。