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久しぶりに切ない恋を堪能、
【愛するものが死んだ時には 、自殺しなきゃあなりません 。】
最後には、このフレーズの理解。
生き方に考えさせられた…
ライトノベルにしては、新鮮な感じだった。
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ビブリア→カレイドの流れで手に取った一冊。
結末が予想しやすい設定なのに、読み終えた後に感じた清々しさ。
死=悲しみといった安直な方向にならなかったのは、作者さんの死生観から来るものなのかなと。
メディアミックス展開してほしいな~と思った作品。
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この小説では架空の病気の少女が取り上げられていて、その透明感があり、どこか悲しげな表情をしている姿を何度か思い浮かべました。
主人公が突如として自分の前に現れた苦悩に頭を抱え、しかし、その苦悩を楽しみ、徐々に大切なものを見つけて成長していく姿が印象的でした。
消えゆく命だからこそ、見つけられる世界があるのかもしれないな、と思う作品でした。とても、感動させられました。
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自分の気分がだいぶ下がっている時に読んだのですが、「死」という言葉がずっとつきまとうので落ち込んでいる時に読むのはおすすめしません。
しかし、笑える部分も多くあったので、最初から最後まで楽しんで読むことができました。
なにより最後の場面は感動しました。
本の内容ももちろんですが、表紙のイラストもさらに感動を掻き立ててくれました。
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君が僕にくれたもの。
難病もののラブストーリー。そう言ってしまえば簡単だ。発光する病に侵された美少女、ひょんなことからかかわりを持つ主人公、わけありの友人、主人公の家族。主人公が何を抱えているのかが、物語の鍵。とはいえ、そんなに重たくはなく、さらりと読めた。
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泣ける本という事で
どこまで泣けるのだろうと
思い読んでみたのですが
私的には泣けなかったです。
4月は君の噓や
君の膵臓を食べたい
と比べてしまうとね
って感じでした。
ただ、生きるという事について
背中を押してくれる
そんな本でした。
あと、中原中也の詩は
すごいなって思ったね
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小説の中に出てくるロミオとジュリエットがよかった!
読み終わっていろんな考え方がポジティブになるような気がした!
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「私の絶望が、死んでいく人の絶望なら、あなたの絶望は、生き残る人の絶望だと思ったから。」これは架空の不治の病「発光病」を患う主人公渡良瀬まみずが述べた言葉である。余命わずかな彼女と大切な人の死からどこか投げやりに生きている岡田卓也。二人はあることをきっかけに始まる、死ぬまでにやりたいことリストの達成で距離を縮め、生と死に深くもがく。終わりの中で始まりを見つけようとする彼らの姿にただ涙が止まらない。
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著者デビュー作です。大切な人を失った後を生きる後ろめたさとか、大切な人を失ってから生きる日々こそが恐怖とか、共感出来る部分はありました。ただ、ヒロインのまみずの病気が「発光病」という月の光を浴びると体が光るという、実在しない意味不明の病名にちょっと感情移入出来ませんでした。
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ヒロインが不知の病に侵されている純愛ストーリーは王道すぎてよくあるお話だろうけど、この病というのが月の光を浴びると体が光る「発光病」という架空の病気というところが新しい。中高一貫校で中学の時から発行病でずっと入院したままの渡良瀬まみずのもとに高校で同じクラスになった岡田卓也がクラスメートの寄せ書きを代表して届けるところから交流が始まる。彼女が死ぬまでにやっておきたいことリストを卓也が代行することになって…。
始終死を見つめながらの重いストーリーであるにもかかわらずコミカルに読めて意外とよく笑えました。(ロミオとジュリエット最高でした!)だからと言って軽いというのでもないし、ねちねちしてなくて普通に読みやすくて読後感もいい。ヒロインが亡くなる似たようなお話しをいくつか読みなれていたせいか(君の膵臓を~、とか四月は君の~、とか世界の中心で~、とかetc…)泣けはしなかったけど、どうせ死んだら無になるとしてもそれでも生きていくことの意味はある─とか真剣にまじめに考えられてなかなか良い作品だと思いました。今どきの若い方々はぜひご一読を。もちろん若くない方々も…(私も)。
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とても感動できる話だった!
不治の病のまみずの願いを叶える岡田くん
それを叶えていくうちにだんだん仲が深まって…とても熱くなる感動ストーリー
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ライトノベルなども読まないので始めは文体が気になってしまいましたが、読むと素直に感動できました。
ホントシンプルに青春ですね!
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前評判が良かっただけに、期待しすぎてしまったのかもしれない。君膵でボロ泣きしてしまった身としては、二番煎じ感が否めなかった。しかもセカチューなどの王道とは異なる展開なのがキミスイの魅力だった一方、この作品は君膵にもなれないし、かつての名作を超える感動もなかった。
ただ、あとがきからも分かるように、この作品に込められた作者のメッセージは伝わってくる。だが、「ご都合主義」から抜け出せず、序盤から中盤にかけては何度か本を閉じたくなった。
なぜ、この主人公は時間や手間、自らのアルバイトのお給料もすべて彼女に捧げているのだろう。「いい人だから」や「恋心があるから」で片付けるにはあまりにも不自然すぎるのだ。特に前半。
ここで、姉の存在が理由として出てくるが、姉とヒロインを重ねる理由がなさすぎる。同じ歳だから?たったそれだけで、ここまでやるのか?
結局、「美少女だから」になってしまう。だから私はライトノベルが嫌いなんだ。メディアワークス文庫でその理論はひどいんじゃないか?
ビブリアの前例もあるが、あれは栞子さんの佇まいだけでなく、多くの知識量をもって物語や本について語る姿に魅力を感じるからいいのだ。この作品には、外見と病弱以外の魅力が彼女から伝わってこない。むしろあそこまで使われて、コーラまで頭からかけられて、それでも従う主人公は発光病よりファンタジーだ。
そうそう、君膵を読んでいるときは思い出さなかったけど、「最後の夏に見上げた空は」を思い出した。ラストに語られる、自殺と死についての話はこの作者のまさに思いが込められているシーンだけど、それ以外は最後の夏〜のほうが色々考えさせられるかな。長いのが難点だけど。
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2018/09/16読了
謎の病気 発光病にかかった、死期の近い少女と
姉の死から生きることに投げやりな少年のお話。
少年は取り残される人の苦しみ、少女は死にゆく人の苦しみに苛まれる。それでも、二人はその苦しみをお互いに受け入れていくっていうのがいいなぁ。
少女が憧れていた、同じ病に侵されながらもカッコいい死に方、墓に無、と掘ってしまうような小説家とは別に、ありのまま、この世に生きていたいと思いながら死んでいった少女の墓には名前が彫られていたっていうのが、いい描写だなぁ。
今際の言葉の、愛してる。愛してる
が、少し悲しい終わり方。
文面が少し軽かった(ムカついた、ヘビーすぎるんじゃないか、お前らカイジかよとツッコミたくなるくらいざわついた、)のと、キミスイが話題の中このテーマか…と思ったけど、話としては普通によかったなぁ。イラストが素敵。
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電撃小説大賞≪大賞≫の文句に引かれて購入。
非常に読みやすく、主人公の高校生特有の無気力感や無鉄砲な情熱、辛い過去と向き合い前を向く様や、確定している苦難に必死に足掻く様に
こそばゆくも感じ、心苦しくも思いながらも一気に読み進めてしまった。
登場人物達も魅力的で、あざといぐらいに可愛らしいヒロインと不器用で浮いてるけれどやたらハイスペックな悪友。
現代の日本が舞台だけれど、どこかファンタジーな雰囲気な為。
さすがは数ある作品の中から大賞を勝ち取った
ラノベらしい王道のラノベだと思います。
ただ、どうしても所々どこかで見たことのある内容に思えてしまったのが残念。
もし中高生の時に読んでいたら、また印象は変わって、大切な一冊になっていたかも。