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鹿乃の友人梨々子とお母さんは相性悪いんだろうな。鹿乃の事がなくても、根本的に合わないんだと思う。他人なら関わらなけれいいけど、親子だから面倒。恋文といいながらお祖母さんらしいほんと犬も食わない。春野の本性が出てきた?慧のお父さんらしき人も出てきて、これから楽しみ。良鷹が探り当てた風鈴草の幽霊の真相。せめてあなたが生きていてくれることが・・・、と思っていたのにこんなことになっていたなんて。お墓の下ででも一緒に、思うのは悲しすぎる。
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シリーズ3冊め。いよいよ筆が乗ってきた感じです。作中の季節は夏あたり、のよう。鹿乃ちゃんの着こなしも涼やかなものが多いです。本当はもっと堅い本やSFを読みたかったのに、これを選んだのは、少し疲れていたせい。綺麗で優しい世界で、童話が読みたかったのかもしれません。そう、この本に収められているお話の少女のように。
鹿乃の過去や、青年たちのなかにざわめく、鹿乃をめぐってのほのかな恋も楽しいし美しいですが、メアリ・ポピンズや蜜柑のシャーベットの方が恋しいって何事でしょう。寂しいから、なのかな。風鈴草のおはなし。一番好きでした。あまり参考にならなくてごめんなさい。
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鹿乃ちゃん、癒しやわぁ。そして意外とガードがしっかりしてておばちゃん安心(笑)祖母の恋文の話はニヤニヤできたが、最後の話はただただ心が苦しくジャリっとした。
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正確に書くと星3.8。
どの巻でも言えることだが、とにかく着物や、京都の街並みを味わうことができてプチ楽しい。
鹿乃ちゃんと友達や兄などとのやりとりも楽しそう。
ちょっと読むのにちょうどいい。
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最後の真夜中のカンパニュラは 可哀想なひどいお話しでした。
亭主に監禁されて暴力を振るわれて殺されたカンパニュラの好きな女の人
幽霊になって現れる
その幽霊のいるところから その人を逃がそうとした人の骸骨が出てくる。
お兄ちゃんの良鷹には 思い入れのある幽霊だったけど 残った思いが伝わってよかった。
その前の話
山滴る には
慧の父親が田村教授だということがわかった。
物語が進むに従って いろんな人のつながりがでてくる仕掛けでした。
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2023.7.24 読了。
下鴨アンティークシリーズ第3弾。祖母から受け継いだ蔵にあるいわくつきのアンティーク着物の異変の謎を孫でアンティーク着物好きの鹿乃や野々宮家の住人が紐解いていく短編集。
作中に出てくる料理や色彩や着物の柄の描写が好み。「金魚が空を飛ぶ頃に」で慧の心情が書かれていて今後どうなるのかな?というところ。
「祖母の恋文」は祖母の芙二子さんをなんだかんだ言って掌で転がしているような夫の健次郎が穏やかで面白い性格だなと思った。
「山滴る」では春野さんがちょっと不穏な空気を醸し出しているが、これからどう鹿乃や慧と関係してくるのだろう?というところ。
「真夜中のカンパニュラ」は今までの短編と少し趣きが変わっており着物の謎解きって感じではなかったが、少々単調な感覚が続いていた短編の中に雰囲気の異なる物語が入ってきたところが良かった。夏向きなライトホラー感。
巻末に突然イラストが掲載されていたのだが、個人的には小説は基本キャラクターのイメージや人相を自分で想像して読みたい派なので、勝手にと言うと強い言い方過ぎるかも知れないが登場人物の絵をいきなり決められてしまったような感覚でそこは嫌だった。
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今回も素敵な話でした。どうして不思議な事に出会うのかのヒントにも出会えたし。慧の過去も気になります。
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おお。暗い。ラストの話が結構深刻で引きずってる。途中にも春野の毒牙?にかかりそうな鹿乃の話もあって、ドキドキ。。。
京都のじとつく夏が全部おかしくさせるのだと思う。そういや京都にはバラ愛好家多い気がするなぁ。
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下鴨アンティークの3作目。
薔薇の君とでもいうべき、薔薇を育てている春野は鹿乃に好意をもっているのだと思うが、
距離の詰め方がちょっと気持ち悪くて鹿乃に嫌われてしまう。
悪役決定か?
副題の「祖母の恋文」は、祖母芙二子の最初で最後の恋文の話。
祖父が酔っ払って芸妓から手紙を受け取って帰ってきたのを誤解して怒ったので。
祖父に恋文を書いてほしいといわれて書いていた。
といっても、全く恋文っぽくないお怒りの手紙、だったが。
いつもクールというか怠け者全開の兄良鷹が、
毎年お盆を過ぎて蹴上の別邸に行くとあったので、
何かあるのだろうなとは思っていたし、
この世の者ではない美しくさみしげな女性が現れるとはいかにもと思ったが、
まさか彼女の手紙を発見し、駆け落ち相手の遺体を掘り起すことになるとは、
予想だにしていなかった。
CSIかボーンズか。
慧の父が登場したので、次回は慧の過去の話になる?