横浜元町コレクターズ.カフェ
2017/07/02 13:48
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投稿者:アース - この投稿者のレビュー一覧を見る
良かったです。
タイトルだけで買ったのですが、読んで良かったです。
続きありますか、横浜元町あまり関係無いかも。不良3人がある人物により、更正する話です(過去)
その1人がサ店を続けて待っている。
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さらっと読める。博識の喫茶店のマスターが日常の謎を解くタイプの話と思ったら、マスターの方がよほど謎の人だった。
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昔かけてもらった魔法のために、絵本作家志望の青年は
子供の事に行った店を訪ねる。
同じ空間なのに、違う店になっているという
まか不思議な状態。
それが何故なのかという疑問と、己の夢をどうするかと
揺れ動く主人公。
目指しているものは、捨てるか目指すしかなくて
本人が無理なら、捨てる選択はないのでは、と。
それは、店主にも言えることでしたが。
常連客によって流れてくる事件。
そして博識のある店主は、何故そんな事まで
知りえるのか。
それが分かった時、切ないとはいえない
微妙な気持になってしまいました。
現実から目をそむけてどうにかしようという気持ち。
双方にある気持ちですが、乗り越えねばならないもの。
いや、主人公においては、客観的にみたら
解決策はすぐそばにありますけど。
考えすぎ、ですから。
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絵本が好きって、夢が絵本作家で、そんなにバカにされるのかな?親になって絵本が身近になった今となってはわからない。でも、好きなものを人に笑われるのは嫌なものだ。
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日常の謎、お仕事ミステリーですね。
主人公の結人は、子供の頃に親に連れてきてもらった横浜元町のレストラン〈ウォルラス(セイウチ)〉で絵本に魅力を感じ、絵本作家になる夢を持ち、店主が絵本作家になる『魔法』を掛ける。
大学生になった結人は、絵本作家の登竜門に応募するが、酷評で夢が破れ、『魔法』を解くべく、〈ウォルラス〉を探すが、そこには別の店が。
その店〈ブラックバード〉に、意を決して入ると、謎めいた雰囲気の美声年、久我原佳野が切り盛りしていた。
様々なもののコレクターが集まる喫茶店〈ブラックバード〉に持ち込まれる謎を、佳野が明晰な頭脳で解決していく。
結人と佳野はしだいに、お互いを理解して親密になっていく。実は佳野も、解こうとしない謎を抱えている。
青春ミステリー、成長物語でもあり爽やかに物語を展開していく。ユーモアもあり、ロマンチックな部分もあり、何より人間模様を温かく描く作者の心根に共感を持ちながら、読了しました。