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2~3年に1冊のペースで出版される西炯子の4コマ漫画集。世の中を冷めた目で見つめた感じのネタが多い。西炯子の個性が如何なく発揮されている。この巻では、「下尾洋子 39歳」シリーズが特に気に入っている。
それにしても、最近の西炯子は完全に吹っ切れたというか、漫画を描くことに対して諦めの境地に至ったことを公言して憚らなくなってきた。本人も言っているように、以前とは明らかに線(の描き方)が違うからね。彼女の線が目に見えてシンプルになったのは、おそらく「娚の一生」からであり、この作品で何かをつかんだのだと思う。
[関連レビュー]
・娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)
http://booklog.jp/users/asaitatsuya/archives/4091322697
・太陽の下の17歳 西炯子作品集 (ピュアフルコミックス)
http://booklog.jp/users/asaitatsuya/archives/4861768322
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もう4巻目になりました。
このシリーズに関しては、初期のころよりだんだん落ち着いてきたというか、パワーが落ちてきたというか。
面白いけど、最初のころの勢いが好きだなー。
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表紙にも登場したOLさん絡みのネタが、ちょいちょいとかなりツボでした。ムダマンネタも何気に好きですし、波長が合ってきたのかな?
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1巻を読んだとき、漫画を描くことや描いている自分を、西さんは楽しめるようになったのかなと思ったのですが、それとは全く関係なく個人的にすごく好き。西さんのこういうところがすごく好き。
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だれが4巻まで続くと思っただろうか…
勢いはおちたものの安定のネタ。
新キャラ下山さん、すきだけどなんかせつない。
ムダマンの4コマ目が「ムダマン!」じゃないネタが好き。
「サビシンボウ!」とか「ソウイウコトジャナイ!」とか。