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【ひきこもりのじんたんが近所の目を気にするのは私の経験です】「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」を書いた人気アニメ脚本家は小中高と学校に行けなかった
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作品が出来上がるきっかけとなった幼少期から社会人までの経験を余すところなく記述されているおかげで、物語の中に入り込むことができた。
あの花、ここさけ、といった作品がここまで本人の体験に基づいたものだとは知らなかったが、良い物語を書くには他とは違う経験値が必要であることを再認識させられたような気がした。
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変わらなきゃいけないと思っていても、現状を切り抜けることができない。その部分が今の自分と重なって、読んでいて辛かった。
嫌な事、後悔する事、過去にはたくさんあるけれど、それらを消し去ることなく、囚われることなく
全部連れて今を生きていかなければならないと思った。
何となく買ったが、背中を押してくれるような、自分も頑張っていこうと思える、とても素敵な本だった。
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It is significant that he had slept for 3 years.
He was called "A Three-year-sleeping man".
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たまにマリーという言葉を聞いたぐらいで、数ある脚本家の一人だという認識だった。
ただ、彼女のシナリオは良くも悪くも女性っぽいと感じていた。
現実につながる傷を抱えたキャラクター達が、あの当時は少し新鮮ではあった。
この著作を吐き出したことで、何かしら本業にフィードバックされることを期待したい。
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大好きなアニメ脚本家岡田さんの自伝。
私も人間関係が苦手で学校に行けなかった時期があったので、共感できる部分が多かった。
出てくる人々の描き方もさすが岡田さんというユニークさで、いじめの話はエピソードとして辛いが
どこかユーモアを感じるテイストで描かれているので読みやすいかと。
大人になっても完全に変わることはできなくても、自分らしく生きられる場所を探すのは大事だと感じさせてくれる一冊。
大人になった人も、今、学生の子にも読んでもらいたい。
この本を書いてくれたことにお礼を言いたい。きっと今つらい子供で救われる人がいるだろう。
私は泣きながら読んだ部分も多かった。
この本で興味を持ったら、岡田さんの関わるアニメも見てほしい。きっと好きになれると思う。
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ここまで、著名人が自身の不登校体験について赤裸々に告白したことはなかったのではないか。最初は彼女の母親の態度に悶々としたところもあったが、母親も母親なりに育ってきた環境でしんどい思いをした故の態度なのかな、と納得したりもした。きっと母娘それぞれにそれぞれのしんどい思いがあった故の物語なのだろう。「不登校の著名人」はほかにもたくさんいるので、いつかこういう体験談を自由にカミングアウトできれば、いま不登校に悩む人たちの道標にもなって良いと思うのだが。
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昨日、アニメの「心が叫びたがってるんだ。」見たので読んでみた。
読んでみて、なんとなくこの人が「ここさけ」を書いたことに納得がいった。昨日見て、「主人公、メンタル弱!」と思ったけど、この人自身がメンタル弱そう。
母親に殺されそうになった話はある意味、壮絶。体格は著者のほうがよかったので殺されずにすんだそうだけど、本当に殺そうとするなら寝てる間でもよかっただろうし、いったい何があったんだろうか。母親も本当に殺そうとしたわけじゃないんじゃないか。脅して不登校を辞めさせようとしただけで。
そういえば、自分が中学2年生の時も登校拒否の人がいたと思うんだけど、席はどうなってたっけなぁ。一番後ろだった気がするのだけど、この本によるとだいたい中心の列の前から2番目か後ろから2番目だったらしい。その後理由は書いてあったけど、やっぱり中途半端だとは思う。
なお、登校拒否だけど修学旅行にはいったらしい。ちょっとしたイベント事には行っていたのだとか。逆ならよくありそうなんだけどなぁ。
それと、高校の時の担任の先生の時の奥さんの話が面白かった。著者と同じで人付き合いが苦手だそうなのだけど、生きづらい人が集まるコミューンっていったいどんなとこなんだろう。自給自足で花を軽トラで外に売りに行く仕事だそうなのだけど、想像できない。
なお、アニメのシナリオライターというのは平等らしく、新人でもベテランでももらえるギャラは基本変わらないのだとか。そのことを、「アニメの世界はとても平等で」という文章で始めてたけど、声優は違うだろと思った。
それにしても、アニメのシナリオライターだからかときどき表現がすごく面白い。「ヘレン・ケラーばりにウォーターした」なんて表現、普通思いつかないだろと。多分、この部分が一番笑った。
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シナリオライターだけあって読みやすい文体。
少女時代の葛藤。
ライターになってから夢中に走り出す姿。
何かを成し遂げる人は、みんな目標に向かってストイックに努力を惜しまないタイプばかりと勝手に思っていたけど、こんなにぐるぐるもやもやを抱えていたなんて、人間臭くていいなと思いました。
自分も頑張らないとと背中を押される作品。
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『あの花』も『ここさけ』も
何のことやらさっぱりわからずに本を手にしました。
が・・・めっちゃ面白い。
面白いなどど言ってしまうのが不謹慎に感じるほど
著者の岡田さんの過ごしてきた過去は
ストレスフル且つサバイバルなものでした。
でも、読んでいるとなぜだかクスリと笑ってしまうのです、、、岡田さんの文章が絶妙で。
小中高と学校に行けずにいた自分の姿を
冷静に俯瞰で分析している岡田さん。
恐らく小学生の頃から、自分を客観的に見る目ができてしまっていたのでしょう。
誰もが自意識過剰で恥ずかしい思春期という時期に
こんなにも自分を第三者の目で見てしまっていたとしたら
さぞや辛かっただろうなぁと思うのです。
だけれど、その物事を俯瞰で見ることができるという能力は脚本家という今の仕事をする上で
何よりの武器になっているはず。
アニメはあまり見る機会はないのだけれど
この人の書いた話ならちょっと見てみようかなと
思ったりもしています。
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この歳で恥ずかしながら岡田磨里のアニメ
「花咲くいろは」「あの日見た花の名前を僕達はまだしらない。」「心が叫びたがっているんだ。」
娘に薦められて全部みました。とてもよかった。
でもこの本はどうも入ってきませんでした。
自分でキャラ設定していた子供時代
厳しい毎日
でも私はアニメそのもので十分だと思います
自伝って必要かなあ
≪ じんたんも 心いたんで 順ちゃんも ≫
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『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』『心が叫びたがってんだ』などで有名な脚本家岡田麿里さんは小学校~高校まで登校拒否児だったそうだ。
前半部分の学校時代のエピソードは思い出して再構成、俯瞰してみて書いているのだろうがやはり鋭い。
特に関わった大人達のエピソードが素敵で、おじいちゃんと最後に会ったエピソードは思わずウッと来た。
後半部分は家から飛び出して東京でシナリオライターになるまでのがむしゃらな奮闘記。
とにかく面白く一気に読んだ。
『心が叫びたがってんだ』のタイトルは岡田さんがつけたそうだ。監督に反対されたが押し通してくれた。感謝します。このタイトルを見たときちょっと救われた。
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「あの花」のドラマしか見たことのない私だが、その物語の切なさと美しさにに惹かれ、この本を読んでみたいと思った。著者の岡田さんは私に似ている。考えすぎて人間関係を複雑にしてしまう。思ったことをうまく言葉にできない。それでも、自分のやりたいことを見つけ、自ら「外の世界」へと旅立ち、多くの人との関わりの中で必死に自分と向き合って生きている。とても格好いい!アニメも是非見てみたいと思った。
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『あの花』は好きだ。かくれんぼのシーンは号泣でした。ただこの本を読んで脚本家のことを知ったからと言って、作品自体の評価が良くも悪くも変わるわけでは無いと思っている。作品はみんなで作るもの。でも、この脚本家の人生は、不登校だろうが社会と馴染めないと思ってる人やありきたりな人生のレールから外れた人達にとったら希望なんじゃないかなぁ。負のレッテルを周りから貼られても、自分がそれをプラスに切り替えられたら、人生は豊かになるんだろうなぁ。
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「あの花」「ここさけ」の脚本家。
よく書いたな・・・というのが正直な感想。
此処まで赤裸々に出しちゃった人って少ないと思う。
私が学生時代はまだ「登校拒否児」というのが珍しかった。
小学生時代は居なかったし、中学でも学年で一人。
著者の時代は、当時社会問題として浮上していたことを覚えている。
社会が 軟化してきた と当時はようやく思った。
ある意味、出現できるチャンスで出てきた人。
作品にはかなり色濃く彼女の地元が散りばめられてる。
だからこそ。
アニメであり、共感を呼べるんだと思う。
アニメは子供のもの というが。
本当にそうなのか。
大人が楽しめなくて、子供が納得するのか?
私の持論だが。
大人が一生懸命作ったものは子供は肌で納得する だ。
できれば。
登校拒否の真っ最中でない人が読んで理解する本かも。