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西之園萌絵にとって、その夜は特別なものになるはずだった。けれどちょっとした心理の綾から、誘拐事件の謎解きをする展開となり……(「いつ入れ替わった?」)。上から読んでも下から読んでも同じ文章になる回文同好会のリリおばさんが、奇妙な殺人事件を解決(「ゲームの国」)など軽やかに飛翔する、短編7作を収録。
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短編7編。犀川&萌絵も登場と帯に書いてあるから、3編くらいあるかと思ったのに、S&Mは1編だけだったのがちょっとがっかり。意外と普通っぽいお話多し? 回文は凄い・・・。
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「ゲームの国」の回文がすごい!意味はないんだけどそれが面白い。やっぱりよかったのは「いつ入れ替わった?」犀川先生ファンとしては嬉しい限り。るんるん♪萌絵ちゃん気分だ
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短編集。回文はすごい。評価が低いのは、きっと私が西之園嬢をあまり好きでないからだな。
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ちょっと!何時の間にそんなに進展したの!?うわ〜、二人とも可愛い…vごちそうさま(いかん。完全にキャラ萌え感想になってるッ!)回文やアナグラムなど、言葉遊びを多分に混ぜ込んだ独特の作品群。また、ちょっとマニアックなネタが多い(でも解ってしまった…)【060812新/060825】
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S&Mシリーズの「いつ入れ替わった?」を読みたいがために購入。犀川先生と萌絵の関係が微妙に進展しーてーるー。この2人の関係はかなり好き。理想的。森博嗣作品全般に言えることだけど、登場人物たちの微妙な関係と交わされる会話がいい。
あとは「ゲームの国(リリおばさんの事件簿1)」が良かった。あの長文回文を考えられるのはすごい。
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森さんの短篇4冊目になるこの本。
森さんの短篇は「地球儀のスライス」「今夜はパラシュート博物館へ」でかなり好印象だったんだけど、今回はなんだか物足りない。
どれもこれも、「あれ?なんか読んだことあるような……」って感じがして。
良く言えば森さんらしい話ばかり。
その中でも、「赤いドレスのメアリィ」はそれこそ森さんらしい「君が決めるんだ」系のお話。
結末のはっきりしない話が嫌いなあたしだけど、珍しくこの話は好き。
そういう意味で行くと、余韻を楽しめる作品が集まってるって感じだな。
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『トロイの木馬』はギブアップ、その他は先が読めるというか、森博嗣じゃなくてもいいかな、という感じでしたが、『いつ入れ替わった?』で吹っ飛びました。かわいいなぁ!どの指だったのかがこの短篇集で一番気になるところです。回文はすご過ぎて森先生の頭の構造を疑います。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。
2009/5/11〜5/16
小説誌に掲載された短編を集めた短編集。
「トロイの木馬」:近未来のバーチャルリアリティが発達した世界の話。こういう最後は森さんにしか書けないだろうなぁ。
「赤いドレスのメアリィ」:バス停で真っ赤なドレスを着てじっと佇むメアリィと呼ばれる老婦人。何故彼女がそこに座っているのか誰も知らない。赴任早々彼女に興味をもった私の前に彼女の過去を知る一人の老人が現れて...森さんのもつセンチメンタリズムあふれる小品。
「不良探偵」:すこしおつむの弱いいとこのシンちゃん。小説家になった僕はシンちゃんの本名を探偵の名前につけてあげた。シンちゃんは一所懸命探偵役を果たす。純粋さが産む悲劇。
「話好きのタクシードライバ」:誰もが困るんだなぁ。
「ゲームの国」:これはメフィストで既読。回文がすごい。
「探偵の孤影」:姉を捜して欲しい、との依頼を受けた探偵。近くのビルの一室で白骨化した死体を見つけるが...これは一見森さんの作風とは違う気がする。誰に近いだろう。ちょっと変わった雰囲気。
「いつ入れ替わった?」:これも初出のメフィストで既読。S&Mシリーズ。思わせぶりな最後である。
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森さんの文は、決して難解ではないし、寧ろさくさく読めるものが多いのだけど、なんていうか非合理なものもとっても魅力的ですよね!
不合理にあらず。
久しぶりに森作品読んだけど、やっぱりいいね!面白い。
そして犀川先生ーーーー!萌絵ちゃん!!
余りにも素敵すぎてふきました。もうもうこのやろう
喜多先生もかっこよいし、いいなあ。
でもやっぱり諏訪野がさりげない推理を披露するのを期待してしまった(笑)。
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短編なので読みやすい。
独特な森ミステリーが満載。
専門過ぎてとばしたくなる短編もあるが・・
赤いドレスのめありぃが一番よかったかな。
でもやっぱミステリは長編がいい。
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話好きのタクシードライバーなんかはどっかで聞いたことあるかも。ゲームの国は圧倒的でした。考えるのしんどいだろうに。一番好きだったのは赤いドレスのメアリィさんの話かな。
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短編集四冊目。
「地球儀のスライス」よりこちらの方が好み。
「トロイの木馬」以外は分かりやすい「解答」が用意されてるからかな。
好きなのは「探偵の孤影」と「いつ入れ替わった?」の二編。
「赤いドレスのメアリィ」は私の地元に同じ都市伝説がある(バス停に座り続ける赤い服を着た老婆の名がメアリィ)のが非常に気になる。ベースになっているのだろうか。
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7つの短編集。サイバー空間と現実世界の絡み合いを描いた「トロイの木馬」、毎日同じ時間に真っ赤なドレスを着てバス停に座る老女のナゾ・・・「赤いドレスのメアリィ」、回文(上から読んでも下から読んでも同じになる言葉・文)同好会が謎解きに当たる「ゲームの国」、人気シリーズ犀川&萌絵の短編「いつ入れ替わった?」 など。
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うーん。。。森博嗣さんの作品は結構ちょこちょこ読んでいるし、犀川&萌絵シリーズも好きなんですが、この短編集は今まで読んだ中で最低評価かも。。。ファンの方すみません。。。と、思いつつ、今amazonの書評を見たら、結構皆さん高評価でびっくり。。。
おぉ!!と思ったのは「ゲームの国」に出てくる、超長文の回文の連発くらいかな(5行くらいに亘る文が、逆から読んでも同じになる!!)。あれはすごい。あれは本当に森氏が考えたんだろうか??すごい。
以下ネタバレです。
犀川&萌絵の展開については、私的には不満〜。犀川先生、人間的になりすぎです。これはこの短編に限らず、シリーズが進むにつれて段々そうなってきてたけど。最初の飄々とした犀川先生が好きだったのに。。。指輪あげちゃうなんて、ベタ過ぎ。所詮男だねあんたも。。。(ヒドイ^^;)
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森博嗣短編集。私のなかで森博嗣ブーム継続中。
同じ短編でも、どちらかが魔女とはちがって、お馴染みの森博嗣キャラが出てくるのは一作だけでした。
特にお勧めなのは「トロイの木馬」
舞台は近未来。人間が外に出て働いたり学んだりせず、完全なバーチャルな世界を築いて生活し始める時代のお話。
どこまでホントで、どこからがただのバーチャルなのか。理系作家森博嗣ならではのスリリングな短編でした。
何度も戻ったりしながら読まなきゃいけなかったから時間はかかりましたが、満足の行く作品です。
そしてS&Mシリーズの続きでもある一作、いつ入れ替わった?。
S&Mシリーズを読んできた者としては、萌絵と犀川の恋愛模様がやっと進んできてうれしい限りです。
それにしても進みがおせーんだよ!!!って何度も思いましたがね。
理系男をおとすのは忍耐と愛情がずば抜けてないとだめなんだなーと、思っちゃいますね。
私には無理だ。