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サラッと斜め読みしようかと思っていたら、手にボールペンをもってしっかり読んでしまった。
改めて立ち止まり、文字を書く文化を持つ人間としてかんがえてみてもいい。
画一的なパソコンの文字ばかり見慣れてるので、字というものが新鮮に思われます。
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面白かった。共感できるところが多かったし,インクの大事さとか参考になるところも多かったし。とりあえず私は目的を大事にメリハリつけてやってみようかなと思う。練習もせねばなんだろうけど。
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文字の歴史から時代の流行まで触れてあり、なかなか面白かった。結局、うまい字より、個性的な味のある字に軍配が上がるというオチで予想通りだった。
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字の下手さを自認する著者が、せめて大人っぽい字が書けるようになろうと、市販の練習帳からペン字教室、はては「むしろ味のある字を目指す」、など試行錯誤する様を描く。
やはり字を「上手く」「さらさらっと」書ける、ということが憧れポイントのようで、丁寧にゆっくり書くことが性に合わないとか言ってる内はなかなか難しいんじゃないの、と思うのですが、最終的にはいい感じにまとまった字が書けているのですごい。
あと字の書き方の流行(丸字からヘタウマ字)についてはなかなか面白かった。確かに「カフェっぽい」文字、増えてる気がする。
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ぼくも字が汚くて劣等感を持っていた。でも、「うまい字より」より「味のある字をめざせ」という文句に納得。
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私も著者のように字が上手くなりたい、大人っぽい字が書きたいと思っていたので、とても共感出来ました。字の上手さって何なのでしょうね。私は丁寧にコツコツというのが苦手だったので、字も丁寧に書くということをしてこなかったから下手なのかもしれません。本著にいろいろな方の筆跡が載っているのも良かったです。手書きの文字はやっぱり味わいがあっていいなぁと思いました。上手さ下手さに拘らず、手書き文化は無くなってほしくないなぁ。
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最近本当に字が汚いのだが、普段のメモが汚いのはスピード重視だから仕方がないんだな、と安心した。
行書を習ってみたい。
普段縦書きしないので、本読み終わってから書いてみた。
新たな発見があって面白かった。
私は自分の字が結構好きだ。
スポーツ庁の文字いいと思う。
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きれいに書くなら、ゆっくり書くが基本姿勢でしょうか。きれいに書きたいときは自分のための文字でなく相手に残す文字のはずなので、慌てて書かないようにしたいと思います。
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肉筆というものをあらゆる角度から眺めてみる。そして改善向上を目指す。この方法は自分を取り巻くあらゆる問題に使えるな。読後、久しぶりに書き取りをしてみたよ。
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「喧嘩売ってんのか、あぁん?」。新刊書店の棚に面出しで並べられて
いた本書にメンチを切る。そうか、そうか。売られた喧嘩なら買わねば
なるまい。まぁ、買ったのは本なんだけどね。
悪筆なのである。我が埼玉県は硬筆教育に情熱を注いでいるので、小学生
の頃は習字の時間以外に硬筆の時間もあった。すでに小学生でも整った
字を書いていた同級生もいたが、自分の書いた字にうんざりしていたの
はこの頃からだ。
年齢を重ねれば字だって上達するはず。そう、本書の著者と同じように
考えていた訳よ。でも、一向に上手くなんかならなかった。
本書では著者が市販の美文字練習帳やペン字教室に通い、著者自身が
「味のある字」と感じる人に話を聞いて、綺麗でなくても大人っぽい
字を書こうと努力する様子、書き文字の変遷なども記されている。
と、書くと少々硬そうだが文章は非常に砕けている。「〇〇っすか」の
頻発には閉口したけどね。大人っぽい字より、大人っぽい文章を書こう
よ…と、余計なお世話な突っ込みをしてみた。
肝心の書き文字の上達のコツだが、自分が書きたいと思う字を常に
イメージすることってことなんだが、多分、これだけではない気が
する。
ワープロやパソコンの普及で、手書きで文字を書く機会が減っている
からじゃないのかなと思うんだ。
これは自分の経験からなのだが、また手書きで原稿を書いていた編集
事務所勤務時代は締め切り時間に追われて原稿を書き殴っていても
今より整った字を書いていたもの。
専門学校時代だって、写植見本帳の文字を真似して書いて講義のノート
もその時々で違う書体で書けてたんだよな。
書かなきゃ文字は退化するんじゃないだろうか。現在、手書きで文字を
書くのは日課になっている「天声人語」を書き写す時くらいだもの。
それも書き終わって唖然とするくらいの汚さ。
なので、仕事中に取っているメモなんて目も当てられない。自分で書いて
自分で読めないってなんだよ。特に数字の「0」と「6」が判別できない
ことが多い。
ペンを手にして字を書く時間を増やさないとなぁ。何事も練習ってこと
だわ。
そして本書を読み終わって自分が書きたい文字がイメージ出来た。ゲバ
字である。
そう、「〇〇断固反対」なんて書いてあった学生運動華やかなりし頃に
立て看板でよく見かけたあの文字。
でも『ゲバ字練習帳』なんて出てないよな。あ、全学連とか中核派の
事務所に習いに行けばいいのか?「すいません、ゲバ字を綺麗に書きたい
ので教えて下さい」って。
その前に「正しいヘルメットとタオルの使い方」とか「ゲバ棒の応用の
仕方」とか教えられちゃうのかな。それはそれで、楽しいような気がする。
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編集者である筆者は字が汚い。ワープロが普及してから手書きで書かなくなるから余計に汚くなる。
字の汚さには自信のある私は非常に共感を持ってこの本を手に取った。
字が汚いというテーマ、意外と単調になりそうだけど、切り口がたくさんあり、飽きさせない。
同じように字が汚い人へのインタビュー、ペン字講座、通信講座へ通ってみる、小説家、芸能人、野球選手、政治家の字、丸文字や変体少女文字、手書きの文字ってこれだけ味わく事ができるんだと、はっとさせられる。
流石編集者、目の付け所が違う。
やはり、手書き文字=人間、人柄という関係も濃く、字のことをインタビューすると、その人に対する何か味わいのようなものが出てくるんですね。この本を面白くしているのはそういう部分。
意外と知らなかったこともたくさん。
・楷書よりも行書の方が上達しやすい。
・ペンは中指で支えて親指で挟む。人差し指は添えるだけ。
・石原慎太郎の悪筆
・メルケル首相は文字が下手
ドイツ人は字のきれいさを気にしない。
・うどよしさんの書は、あえてトメ、ハネ、ハライをなくしているというのは、コロンブスの卵的な視点で面白いなと思ったけど、実は昔の文字(篆書)はトメ、ハネ、ハライがなくて、その後の隷書で初めて右ハライがでてくる。
字に対して興味を持つのって、奥が深くて人生に深みが増しそうと思いました。
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読みながら、途中で自分の「字」が気になって仕方がなかった。
本の中に出てきた「ヘタウマ文字」は最近良く目にする。そうなると個性が無いと言えるのかも。
自分も字にも自信がないので、やっぱりペン字とか練習してみようかなぁ。
中でも、うどよしさんの字が味があって素敵だった。
20
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大人になってから字を書く機会は減るが、いざ書くときに年齢相応の字体で書けないと恥ずかしい思いをする。
一念発起した著者が字が上手くなる本や講習などを受け、実際に字が上手く(大人っぽく)なっていく様子を、それぞれのコツとともにレビューする。
字を上手く書くにはどういう訓練、意識が必要かということもわかるし、
著名人たちの直筆、それに関わるエピソードなども豊富で楽しめる。
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わかる~わかるわ~。ホント小学生の頃から気にしてて友達に年賀状なんて書いた日なんて「○○ちゃんって字面白いね」って遠回しに下手だって言われてたもん!絵は得意なんだけど、字がなんとゆうかミミズがのたくったような、「え?字」って感じなんですよ。意を決して書道教室に通うも全く上達せずそのまま中高と進学し、就職するにあたって絶対に通れない道、そう!履歴書!たぶん何社も落ちたのは景気のせいでなく絶対、字!この本は、ああ私だけじゃなかったんだなって思ったくらい下手な字が出てきます。皆さん字書いてますか?今時は手紙なんて書かないんでしょうね。何でもメールですむ世の中になったのは喜ばしいことなのか。。。
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字が汚いことに若干悩みつつ、改善策を模索してる著者の奮闘記?
編集者であり、ライターだからこそ達筆な人とそうでない作家さんの考察など読んでると笑ってしまことが多い。結局字は綺麗に越したことはないが読みやすければ、まずは良しとするべきだと読後に感じる一冊。
丁寧に書くことはやはり大事やね