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日本を代表する大手7大商社の歴史、財務状況、ビジネスモデル等の情報が載っており就活生だけでなく現在商社に勤めているビジネスマンや他業種のビジネスマンにもとても参考になる本です。余裕のある会社は社員教育もしっかりしているな~。
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メモとして利用。
基本的な総合商社の役割は把握できた。
商社のビジネスの盤石さと、これからの事業環境への対応力について関心有り。
商社の役割
①つなぎ合わせると言う役割
世の中には情報格差、地域格差、制度格差、19格差、価格格差など様々なギャップが存在します。そして、こうしたギャップによって、ビジネス上のコストやリスクが発生するのです。在庫リスク、為替リスク、カントリーリスク、取引コスト、情報収集コスト、時間コストなど、ギャップによって生じるビジネス上の障害は様々です。このギャップを埋めあわせ、障害を取り払うのが総合商社です。
②創造者としての役割
さらにこうした顕在化したギャップに着目し、見合わせると言うビジネスだけでなく、潜在的なギャップを発見し、新しい需要を掘り起こすと言う活動も積極的に行っています。
総合商社の機能
①商取引
売り手と買い手を結びつけるビジネスです。商社は取引を仲介することによって口銭と呼ばれる手数料や売買佐伯であるマージンを獲得する一方、書いてと売り手がお互いを探すための情報コスト、取引相手の財務状態、経営状態を評価するモニタリングコストなどの取引コストを取引当事者に代わって負担します。
②投資・経営機能
総合商社の2つ目の機能は投資経営機能です。
総合商社が今後さらに業績を拡大していく上では、自らリスクを負い、投資を通じて新たな市場を主体的に創造するビジネスが重要性を増しています。
投資には3つの目的があります。1つ目はキャピタルゲイン(株価の値上がり益)やインカムゲイン(リシア配当による収入)をつうじた収益の確保、
2つ目は投資先企業との商取引の拡大、3つ目は商社生の事業の拡充です。
1.総合商社は投資によって情報、原材料調達、製品販売、物流手配、資金調達等の総合機能をフル活用することで、投資先の事業育成や業績の向上図ることになります。投資先企業の企業価値の向上は取り込み利益の拡大、配当の増加、株価の情報につながり商社の直接的な利益になります。商社が投資を行う1つ目の目的はこれに該当します。
2.さらに投資を通じて投資先との商取引を拡大すると言うメリットも考えられます。商社は取引規模を拡大することで、スケールメリットによるコスト削減を図ることも可能です。
3.総合機能事業の拡充です新規投資を行うことによって総合商社の事業フィールドが拡大する。総合商社が総合であるために、あらゆるビジネスシーンで声がかかるように、総合商社は新規投資によってその存在理由の確保、企業価値の向上を図っている。
③情報物流金融
・情報
総合商社は豊富な海外ネットワーク、取引先ネットワークを有している。例えば情報が入手しにくい新興市場国でのビジネスにおいて高い優位性を有している。さらに情報を単に提供するだけでなく、情報分析し、新規事業、市場開拓を企画することで情報の付加価値を高めている。
・物流
これまでの商社ビジネスで蓄積してきた物流ノウハウ、豊富な海���ネットワークを生かした陸海空での物流倉庫の設置、加工処理、配送手配、物流情報システム、港湾運送など総合的な物流機能を顧客に提供しています。
・金融
建て替え余震、債務保証、融資、プロジェクトファイナンス(企業自体の信用力ではなく、ある事業から生み出される収益に基づく融資手段)等の機能。
④リスクマネージメント
総合商社の存在理由はあらゆるリスク、コストの存在に求められる。リスク=送金停止、政策変更、戦争などのカントリーリスク、商品市況や為替変動などの市場リスク、取引先倒産などの信用リスクなどがある。
私には生えないリスクを負い情報が不足しがちな海外でのビジネスや、膨大な数の取引先とビジネスを行う総合商社にとってリスクマネジメントは非常に重要。
リスクマネジメントは大きく分けて3つの方法がある1つ目はリスクの最小化、2つ目はリスクの分散化、三つ目はリスクに見合ったリターンの最適化。
投資機能に重点を置き始めた総合商社にとってリスクの巨大化、グローバル化は大きな課題となっている。そのため定量的なリスクリターンの測定(当該事業で得られるであろう利益と当該事業のリスクが現実のものとなった場合に生じる最大損失額の数量的把握と適正化)と撤退ルールの徹底が積極的に図られるようになった。
⑤オーガナイザー機能
これまであげてきた商取引、投資経営、情報物流金融、リスクマネジメントの4つの機能を有機的に組み合わせて初めて市立総合商社の真骨頂とも言える機能。
オーガナイザー機能によって総合商社は、あらゆるビジネスに関わることが可能になります。メーカーと違い、総合商社は自らものを作ることができませんが様々な分野の企業集めて最適な布陣を敷くことであらゆるビジネスに参加することが可能。
川上川中川下
川上:原料、資源、原産地に近い段階
川中:卸、生産段階
川下:小売段階
商社のビジネスモデル
食糧
資源価格の変動の影響を受けやすい資源エネルギー分野への依存度を引き下げたいため、食糧分野への大型投資が、増えている。
コイルセンター
https://www.google.co.jp/amp/s/topics.smt.docomo.ne.jp/amp/article/economist/business/economist-20180113205740310
商社の課題、将来
従来
・モノを売る。
・アイディア、技術付与による商品創出
・コンサルティング
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商社株を購入しようと考えて、読んでみる。
7大商社の現状分析と事業戦略。
余り得る知識は無かった。