紙の本
まあ、月並みなことですが
2018/06/28 10:05
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投稿者:walkalone - この投稿者のレビュー一覧を見る
まあ、月並みなことですが、今日が人生最後の日だとしたら的な質問に答えて、人生を考える本。元気付けられる内容になってる。
電子版の値段が高いけど、、。
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いつ重篤な病におかされるか、
天変地異が起きるか、
不運な事故にあうか、
死なないうちは生きてる。
生きてるうちは、生きてることを大切にしたい。
友人の病、死、高齢の親、自分の人生
いろいろ考える年になったなぁ。
人に必要とされること、誰かを必要とすること、生きること。
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もしあと1年で人生が終わるとしたら?という本が結構SNSの広告で紛れ込んでくるようになり、この筆者の事が気になって、ちょうど中古でこちらの本がお安く手に入ったので読んでみた。
なにか目新しい内容があったかというとそうでもないし、多分、質問内容からすると、私が買おうとしていた本も似たようなコンセプトなのかと思う。
読むだけじゃなくて、書いてみようっていうところがいいと思う。読み流すだけじゃなくて書いてみることで、なにか思いつくこともあるし、格好つけて書こうとしてるな・・・っていう事実に気付いたりもする。
自分の本心を文字にすることで結構リアルというか、生々しく響いたりもする。
ヒトは小さな選択の連続で生きているが、その選択の仕方にも自分なりの癖というか知らず知らずのうちに自分の価値観によってその選択がなされていることにも気づかされる。
今日何の服を着よう、何を食べよう、コーヒーは飲み過ぎだから今日はやめておこう、ここに寄ってから帰るつもりだったけど疲れたから家に帰ろう、誰かにLINEを送ろう・・・これだって自分の選択。この積み重ねで良くも悪くも自分という人間はできている。後悔だってあるけれども、その時点では最良と思える選択をした結果・・・そう考えると今の自分に少しだけ自信が持てる。
買った時は自分の事のために買ったのだが、親の死期が急に迫ってきたタイミングで読むことになったので、結果的にまた違った気持ちや想いを抱きながら読むことになった。
よく、人生最後の日だと思って生きろとか、あと自分に決まった時間(1か月、半年、1年、3年)しかないとしたら、何をするか?余計なことをしている暇はないっていう言葉は聞くし、なるほどねーと思う。
でも、今回、実際言葉にしてみることで、自分が何を大事にしてきたか、今からこう生きていけば死ぬときに後悔しないかなっていうことがうっすら分かった気がした。
とても薄い本でさっと読めるし、筆者の方の温かさがあふれており、温かい気持ちになれるし人への感謝の気持ちが大きくなる本でもあると思う。
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人生の終わりを想像すること。
そうすると本当に大切なものがみえる
自分には彼女と家族が見えたな。
それだけでも価値があると思った
肩書きなど全ては死な時意味がないから
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この本を読んで、3つのことを考えさせられたり気づいた。
一つは、自分が最期どのように死にたいか。家族に囲まれてがいい。自分の家がいい。認知症で周りの人がわからないままは嫌だ。話せない、食べられないは嫌だから延命治療はしたくない。
二つ目は、今まで後悔したことを振り返ってみて気づいた。ボクは後悔がない。その時その時で一生懸命にベストを尽くして取り組んでいたからだと思う。真面目だからだと思う。他人に真面目と言われるのは嫌だった。でも、後悔する確率が低くなるとい意味では良いのかもしれない。それに気づかせてくれた。
三つ目は、心穏やかに生きたいということ。それには「謙虚さ」が必要。正直さも感謝の心も「謙虚さ」があってこそ。大切な考え方だと気づかされた。
今後どのように生きていったら良いのか、自分なりに整理できた気がする。
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なんだろう…
あまりにも素晴らしい本で、ずっと泣きながら読んでいる。
ここ数年は、どんなに夢がかなっても、必ず「もっともっと」となることに虚しさを覚え、どうしたらこのやり残し感がなくなるのか、輪廻を卒業するにはどうしたらいいのかを前向きに考えてきた。
健康で元気に過ごす毎日だし、非二元の幸せを感じられている毎日だけど、残りの人生をしっかり味わって過ごしたいと思い、いろんな本を読んで工夫してきた。
で、この本も本屋さんで見つけて、読まずにはいられなかったわけですが、この本では、大好きな人たちの顔や、今は亡き大切な人たち、最近仲良くなった人たちまで、いろんな人の顔が浮かんできて、じわじわとありがたさがしみてきた。絵を描く毎日の素晴らしさも、あらためて大切にしたいと思えた。ありがとうございます。