紙の本
消費されるモノからコトへ。
2018/08/16 14:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
秋川滝美氏の作品にはうっすらとマーケティングやビジネス現場の匂いがする。
「いいかげんな~」も「~チョコレート」もそうだが、このシリーズでも地方で消費の冷え込みとともに売れ行きが低迷している百貨店というリアルさがうまい。解決法も。
投稿元:
レビューを見る
低迷が続く堀内百貨店の事業部長、伝治は、
デパ地下テコ入れのため、名古屋で大人気の
おにぎり屋を出店させようとするが、店主は
とことん頑固者。高島マーケティング部長や
瑠衣らの協力を得た伝治に秘策はあるのか?
投稿元:
レビューを見る
前回の祭り復興も功を奏さず、一時回復のみでその後は売上低調が続く堀内百貨店。店内の魅力を引き出すために、地下のお惣菜売り場をテコ入れすることに。新たなテナントを求め奔走する伝治の前に、最高のおにぎりを作る店が現れました。とにかくおにぎりの魅力に取り付かれる巻。おにぎり美味しいよー食べたいよー。でも実際のおにぎり専門店のおにぎりは小さいのに高い印象。だからついコンビニで買ってしまうのよね。地方百貨店に地域住民が求めるものって、都会とは全然違うのだな。近所の近鉄百貨店も頑張って欲しい…。
投稿元:
レビューを見る
「迷わば進め」のバブル部長・伝治は
絶品おにぎりを誘致できるか?
堀内百貨店の「聖域」デパ地下に手を付けた
事業部長の伝治は、人気おにぎり店に通うのだが……
『居酒屋ぼったくり』の著者、最新作!
投稿元:
レビューを見る
このシリーズ、毎回百貨店が存続の危機にさらされるんだろうか?(--;)それはともかく、おにぎりと惣菜がとても旨そう( ゜ρ゜ )おにぎり屋さんが近くにないし、行ったこともないからピンとこないけれど、にぎりたてのホカホカおむすびがあるなら、きっと通うな(*´∀`)♪
投稿元:
レビューを見る
やっとタイトルと内容がぴったり。フードコートとか休憩スペースとかどんどんスーパーっぽくなっていくな…。おにぎり屋さんの来店用と持ち帰り用の区別はわからなくはない。
投稿元:
レビューを見る
おかんが図書館で借りた本。
閉鎖の危機の百貨店が舞台。
これの前に1巻目があるみたいだけど、そっちを読んでいなくても、面白く読めた。
割と最後の方までどうなるのかわからない。
おにぎりがめっちゃ美味しそう!
有名な専門店で買うと美味しいんだろうか?
恋の行方がちょっと気になる。
投稿元:
レビューを見る
最初に2巻目から読んだことになりますが、まあまま面白かった。
最初の企画がだめになってもあきらめず、ひょんなところでつながって成功というストーリーには、安心感がある。
ただ、このままでは終わらないんだろうなあなんて思いながら、地方の生き残っている百貨店の今を垣間見たかも。。。
投稿元:
レビューを見る
やっと「腹」っぽくなってきた。
なんとも独特なデパートに進化していくなぁ。
日本酒のウンチクが、あっちの居酒屋を彷彿とさせる。
投稿元:
レビューを見る
閉店回避という目標にむけての第二段。初代の引退と二代目の思いと百貨店の思惑、妥協点なんてなさげに見える状況を複数世代の知恵が解決していく様子は面白い。
投稿元:
レビューを見る
高齢社会の顧客の求めるものは、人との出会い。だから、フードコートを作る。デパート再建、地域商店街の復興。世代を超えて、特に若いスタッフの活躍を温かく見守る伝治。しかし、現実には、フードコートも閑散としている。かつてのテーマパークで、老若男女が楽しんだもの。でも、今やわざわざデパートに行かない。フードコートは憩いの場になっていない。話のようにはうまくいかない。しかし、元気をもらえる本。
投稿元:
レビューを見る
P. 53 高島は堀内百貨店に1年だか勤務していたと1巻で読んだ気がするけど気のせいか。
P. 214 山城奈々ニューマドンナと呼ばれていることを伝治から知らなかったことになってるけど、これも確か。。。
投稿元:
レビューを見る
一世を風靡したw「居酒屋ぼったくりシリーズ」の著者、秋川滝美さんの「幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動」(幸腹な百貨店シリーズ№2)、2017.5発行です。1円でも安くというのが今の消費者の趨勢。デパ地下「総菜」の割高だけどステータスのあるのを好むのは年寄りだけか? コンビニにはない「付加価値」、デパ地下ならではの吸引力を求めて頑張る堀内百貨店の物語です。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ2弾。大手百貨店幹部が、昔、店長だった閉店危機の系列百貨店立て直しに奔走。今回は地下の食品、フードコートの改革に挑む。ほっこりはするけれど…
投稿元:
レビューを見る
前作できれいな終わり方をしているから、二作目は同じ展開で飽きてしまうか、もしくは全然違う方向にしすぎて前作の面白さがなくなるか、どっちかやったら悲しいなあ…と、(失礼なことを)考えながら読み始めたら、めっちゃ面白かった。
めっちゃ面白かったですありがとう。
だんだん伝治さんのキャラがはっちゃけてきたというか、若返ってきた(笑)気もするけど、若返るくらいでちょうどええねんな。
このくらいの年代の人が若い視点を思い出して次世代を接していかないと、本気で未来がない気もする。
そして作中の流れる時間の早いこと! そのあたりもお仕事本らしくて、いい。
商店街のみなさんはある意味時間が止まりがちかと思いきや、こちらもしっかり流れていた。
(あんまりいい方向ではなかったかもしれへんけど)
「米よし」さんと伝治さんとの誤解(?)がちゃんと解けるのかはやや気になるけど、どこもしんどい状況下で最善を尽くしてるのはいいなと思う。
やればやるだけ結果がでる時代は終わった、と、いうのは、刺さったなー。
わたしはともかく我が子たちは、自分のやりたいこと、好きなことを見つけることが、一番難しくなってしまっているのね。
何でもあるもんね。でも、何もない。
ほんま、今の社会ってこの百貨店と同じ状態なんやな。