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投稿者:ゴジラ世代 - この投稿者のレビュー一覧を見る
香港のオークション会場を舞台に、若者とアートの力について考えさせられる作品だ!手にさせ握るオークション会場での場面がワクワクする!
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図書館で。アノニム。こんな仲間達が居たら楽しそうだな。熱いメッセージが込められた作品。マハさんの美術への愛も深く。深く感じた。
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原田マハらしく、美術作品をめぐるエンタテインメント小説。ちょいミステリっぽい。
「アノニム」という、盗品の美術作品を取り戻し、さらには鑑定、修復までして、あるべき場所に戻すというチームの活躍。そこに17歳の芸術家を目指す難読症の少年が絡んでくるという物語。
なんというか…確かに美術に関する物語だけど、原田マハに求めてるのはコレじゃない感が…。初のシリーズ作品らしいが、買い続けるかと言われるとちょっと…。
もちろんつまらない訳ではないのだけど、好みではなかった。残念。
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アノニムのメンバーを把握するのに少し苦労してしまったけれど、エンターテイメント性が強く早いテンポでさくさく読めた。色々と詰めの甘いところが気になったけれど、続編などがあって明らかにされてゆく展開だとすれば、それは楽しみ。芸術に対する知識はもちろん、オークションのドキドキ感はたまらなかった。
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ジャクソン・ポロックの「ナンバーゼロ」を香港のオークションを通して描くなんて原田マハにしか出来ないと思う。
アジアの若者がポイントになっててとても良かった。
英文いい!
ナンバーゼロを見たいなぁと思ったら、装丁がそれだったんだね。
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まず表紙が最高!マハさんの作品らしく絵のこともしっかりした知識が得られる。思いがけない主人公とそして爽やかな読後感‼︎
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「このおれがいるかぎり ここがせかいのまんなかだ」
さほど裕福ではない家庭で育ち、難読症で文字も絵に見える、香港の高校生・張英才。
アーティストになる事を夢見ているが、今はまだ家族にも理解されず、目立たない存在。
ある日、アジア最大級の美術館の建築予定地を見学に行った英才とクラスメイトの玉蘭の二人を迎えたのは、国際コンペを勝ち抜いた一流建築家・美里と、彼女の“友人たち”だった。
一方、そこを見下ろす超高級ホテルでアフタヌーンティーを楽しんでいたのは、大富豪で世界的アートコレクターのジェット、花形オークショニアのパトリック。
実は彼らは、謎の窃盗団〈アノニム〉…盗まれた絵画を盗み返し、場合によっては修復を施した上で元の持ち主に返すという、絵画の救出を目的としているチームなのだ。
今回のターゲットは、香港初のアートオークションに出品される、ジャクソン・ポロックの幻の大作「ナンバー・ゼロ」。
彼らとは相容れない狂気のコレクター〈ゼウス〉もまたこの作品を狙っているのだが…
香港を舞台に、学生運動、オークション、英才に接触する〈アノニム〉、そして〈ゼウス〉との対決が同時進行する7日間。
テンポよくスピーディーに、オークションの軸と英才の軸を切り替えながら進み、気分爽快な読みごこちで楽しめた。
まったく個人的な見方で原田マハさんの作品群をざっくり分けるなら、
アートでシリアスな歴史もの/現代もの
現代もので青春/ラブストーリー/コメディ
…という感じで読んでいるが、本作は…現代ものでアートで、コメディよりのエンタメ、もしくは青春?
雑食性の私にとってはどれも守備範囲だけれど、もし〈アノニム〉が活躍するシリーズにしてゆくつもりなら、この第一作はちょっと詰め込みすぎかも、と思った。
例えばジェットの幼い頃のエピソードもとても印象的だけれど、今しばらくは謎としておいても良かったのでは。
英才がポロックと出会い、才能が花開くところは良かった。演説シーンでは『本日はお日柄もよく』のように、人を動かす言葉の力が発揮されていた。
しかもロレンダさん、オークションで手にしたお金で、アーティストを志す若者を支援する奨学金を立ち上げるなんて、粋ですねぇ!
蛇足。
皆さんの感想で、『オーシャンズ11』や『ルパン』との連想を挙げている方を何人か見かけましたが、『スニーカーズ』なんていかが?
それぞれが表の仕事でもプロ、金儲けは真っ当に、異能に近い才能をまとめるリーダー、という感触が。
蛇足もう一本。
登場人物紹介のイラスト…ジェットが60代の大富豪には見えないと思ったのは私だけでしょうか。
そして、たまたま読んだいまのタイミング。香港で危険な法律が成立し、学生運動家たちが活動を中止せざるを得ないようになっている現実が、苦しい。
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今まで読んだマハさんのアート関連の作品で一番エンタメ度が高かった。アートで世界を変えたいとボスのジェットの元に集まったアノニムのメンバー7人はそれぞれの分野での第一人者のスペシャリストだけあって優秀。オークションの裏側を覗けたようで楽しかったけど、優秀で有能なメンバーが、007ばりの小道具まで使うものだからミッションが順調すぎてこの手のエンタメ小説に求めたいハラハラ度やワクワク感といった成分が足りなかった。今回の敵である<ゼウス>側が敵として物足りなく、あっさりとした幕切れ。シリーズものらしいので、これからもっと盛り上がっていくことに期待したい。
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原田マハを読み始めたのは、「楽園のカンヴァス」から。古典的な美術を題材にした作品を好んで読んで来たが、今作はアメリカの新鋭画家ジャクソン・ポロックの作品を巡るエンターテイメント作品。
盗まれた作品を取り戻し、しかも修復をして、持ち主に返すと言う謎の窃盗集団・アノニム。もう、その設定だけでワクワクなのに、読み始めたら、物語のほとんどはオークションの様子を描くと言う、何とも嬉しい裏切り。個性豊かなアノニムの活躍を、ほとんど楽しませることもなく、おあずけをされてる気分。
でも、最後まで読むと、この作品で伝えたかったことも、ちゃんと伝わり、しかも、これだけじゃ終わらない感じが…まるで映画みたいな作品で、原田マハの新しい一面を発見した一冊。
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ポロックのアクション・ペインティング。
モダンアートの可能性は無限に広がる。
どこまでがアートとして認められるのか。
アーティストはどこまで進化するのか。
自分が知らなくとも、未来が見るなら本望。
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奪われたアート作品を奪い返し、クリーニングをして鑑定書を付けて、あるべき場所に戻すなど、アートを「守る」活動をしている集団、アノニム。
香港で行われるオークションを舞台とした、冒険活劇的な1作。
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原田マハが書く正義の味方版オーシャンズ11みたいなエンターテイメント性バッチリなお話。
盗まれた絵画を救うアノニムと言う謎の集団がミッションに暗躍するお話で、今までの絵画物と比べると、もっとアートの力を若い子達にも知ってもらおうと思って書いた感が伝わってくる。
でも充分大人も楽しめて、読み終わる頃にはおなじみのテーマになった絵が見たくなる…今回はジャクソンポロックが見たい…凄く見たい!
続編も書いてるみたいで、是非シリーズ物として読み続けたい。
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現代アートがとオークションが主題の小説。今までの美術小説作品と比較して、かなり読みやすくライトな小説の印象。本の装丁が素敵!
続編もあるみたいなのでそちらにも期待!
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ライトノベル的でなんか食傷気味な感じがしたのと
初めのころは少し読み進むのがしんどくなるような
感じでした。
ただ、やはり著者のアートに対しての感性が
感じられて後半はとても面白く読めましたし、
単純に感動しました。
ジャクソンボロックはどこかで、見たことがあると思うのですが、実際に何を見たか、どこで見たか思い出せません。
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いつの間にか、マハさんの新刊は
出たらすぐに買いに走ることになっていた
今回は、アートの話といっても
楽園のカンヴァスなどとはちょっと毛色の違う感じ
エンターテイメント作品という色が強いかな
そのせいか、読み始めはちょっと入り込めなかったけど
後半は、止めることが出来ない高揚感
面白かった。。。。