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10年以上前に話題になった『世界がもし100人の村だったら』と池上彰さんが、日本バージョンにした著書。
いろんな立場にある人や状況を、100人の村の中で起きることとしてわかりやすく書かれていた。
日本は恵まれている、自分は恵まれている、恵まれていない人たち、今日、今を生きることさえままならない人もたくさんいるってことを改めて再認識させられた。
日本は殺人などの凶悪犯罪が激減しているにもかかわらず、体感する治安は悪くなっている。
それは昔はローカルニュースだった地方の殺人事件も全国に配信されるようになったから。また、連日それについて詳しく掘り下げていく報道をするので、体感として治安が悪いと感じるらしい。
考えさせられる内容はたくさんあったけど、なぜかそんなに響くものはなかった。
それは、数字のマジックを使えば、自分の考え方とか、伝えたいことに都合がいいように、比較の仕方を変えれば、統計でどうにでもなるって感じるからかな。
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う~ん。良かったんだけど、分母がちょいちょい変わるのが…。
結局パーセンテージを100人中何人って言い方に変えてるだけってゆう。
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何でも100人を母数とした場合の構成比を解説してある。万、億、兆といった単位だと現実感がわかないが100分のいくつならわかる。一度読めばいいかな。
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発想は面白いし、ためになるかと思ったのですが、100人の単位がコロコロ変わるのでちょっとわかりづらいです。
なんかサクサク読めなくて途中でやめてしまいました。
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この本は民主党が政権を取得した時に出版されたのかな。後書きの対談で政権交代への期待が書かれているが、現在から見ると悲しくなる。日本が100人の村ならどうなのかを見ることができる。低負担低福祉の日本。これからもこれでいいのだろうか?
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100人の単位に落とし込んで様々な例えをしてくれるので、読みやすいと思いました。が、分母がページによって変わるので、混乱しました。
あとがき対談がよかったです。
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100っていうキリがいい数字が使われてるから、色んな問題が分かりやすく顕著に見えてくる。分かりやすいけど、100という数字に直してしまうことも若干の不安がある
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100人という小さい単位で見ると、今の日本がいかに豊かか、少子高齢化がどれほど深刻かなどがわかりました。
日本の犯罪は増えていると感じていましたが、過去から見ると非常に減っており、また海外と比べても非常に犯罪が少ない安全な国であることが意外でした。ネットニュースやYouTubeなど、情報に触れる機会が増えましたが、感覚で考えずデータから見ることも重要だと感じました。
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様々な日本を取り巻く統計を100人という分母に落とし込むことで、いつもより分かりやすく問題点や長所が入ってくる。
特に印象的な数字は『育児休暇を取るのは女性は100人のうち90人、男性は100人中1人』。男性の育休取得の少なさは未だ問題になっていますが、数字で見るとやはり少ない...。
ただ、この本は2009年出版ですから、良い方向にも悪い方向にも結構現在の数字は変わっていると思います。是非アップデートして改訂版も出して欲しいな。