魔龍に呪われた王子【イラスト入り】 みんなのレビュー

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじに惹かれて購入。

ネタバレがあります。

軍に所属する攻めと王太子でありながら呪いにより身体が竜の鱗に覆われている受けのお話。

受けの先祖で腕の立つ王が魔竜を倒し、人々に平和が訪れます。しかし魔竜は倒れる間際、王に呪いを掛けました。それは生まれてくる王子の身体には、鱗が生えるという呪いだったのです・・・

鱗を服で隠せるものの人々から忌み嫌われ、不自由な生活を強いられている受けですが、国のため自らが呪いを被ることを厭わない姿勢が健気です。

こんな強く優しい受けだから、攻めが恋するのも当然でしょう。

不遇な受けを、二人の従兄弟と神官たちが支えてくれるのが救いでした。ちなみに、従兄弟の一人は攻めです。

攻めと想いを通わせ、無事に呪いを解いた二人。

ただ短編ですから、駆け足でストーリーが進んだ気がします。代々の王子の様子やその後継者問題など、記述がないので気になりました。

でも受けのことを考えたら、これぐらいでちょうどいいのかな。長編だったら、もっと困難で悲惨な展開になりそうだし。

短編のファンタジーが読みたい方に、いかがでしょうか。

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投稿者：ハム　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

呪いを軸にしながら話が進んでいくんですが、ストーリー重視なのか、物語を読んでいるような展開が多かったです。