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うーん
2019/03/16 19:00
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投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
評価がすごく高かったので期待してたのですが、正直あまり面白くなかった。あと絵はどうも受け付けない。下手ではないんですが、好きな部類ではないかな
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現在3巻まで。
不器用でいつも一人ぼっちの高校生の優里は、同じ学校で初めて喋った男の子・青野くんにひと目惚れする。
なんとか彼に近づきたくて告白し、付き合うことに。
初めての彼と過ごした2週間後、彼は交通事故で死んでしまう。
ショックで自殺を図ろうとした時、幽霊となった青野くんに止められ、側にいるから死ぬなと言われ、そのまま付き合うことに…。
青野くん一筋の不器用な優里と幽霊の青野くんの学園ラブストーリー。
雑誌「テレビブロス」で紹介されていたので、興味を持って購入。
ヘタウマな少女マンガな絵と(岡田あーみんくらい)、ちょっと変態的なヒロイン、優里に振り回される謎のある青野くん、ギャグっぽさ、純粋な付き合いたて感や、意外とグロいホラー部分がいい感じに面白い。
友人の登場がよくある展開へ行きそうな嫌な予感と感じてしまうほど、この二人には突っ走って欲しいと思う。
これからが楽しみ。
3巻目になって、不器用な優里のかわいそう感とホラー的不安要素が加わって、より楽しみになってきた。
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※1~2巻まとめての総評です
まず何より思うのはその斬新さ
有りがちな題材だけど組み立て方次第でこうも斬新になるのかと感動
作品として明確にジャンル分けしにくいのも魅力の一つ
決して今風とは言えない筆致だけど確実に少女漫画の流れを組んでる
強いていえば白泉社っぽさはあるかもしれない(個人的には絵柄だけなら雁須磨子の面影もあるように感じた)
そういうタグ付け出来ない新しさもすごく今っぽい
冒頭からギャグとシリアスの塩梅が絶妙で、しかもちゃんと面白くて笑える、かと思いきや胸を打つ描写も上手い
更にこのまま人外ラブロマンスをひた走るのかと思いきや、物語は予想だにしないオカルト/ホラー展開へ・・・という構成の妙
しかも結構ガチめにオカルト/ホラーしていて「怪異/心霊」が好きな人には二重に美味しい
キャラクタも造形がきちんと立っていてすごい
数少ない人物を効果的に回していてどのキャラも魅力的
(心霊少女美桜ちゃんかわいいです)
色々斬新さに目を見張る作品なんだけど、超個人的には思春期女子の素直な性衝動ー隠さないエロさ(とでも言う)ーに非常に好感が持てる
これが男性作者ならこうはいかなかったろう
きちんと「女子」していて気持ちいい
女子ばかりが性知識に無知で興味がなく受動するだけの存在なはずないじゃんという当たり前な描写なんだけど、それがかえって斬新でキャラに息を吹き込む結果になってる
色々一言でジャンル分けしにくい作品なんだけどこの新しさがとてもいい、繰り返しになるがすごく今っぽいのだ
これがこの絵柄じゃなかったらダメだったろうし、またこのネームじゃなくてもダメだったと思う
純粋なギャグ漫画や四コマも向いてる作家だと思う
是非息の長い活動をしてもらいたい
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「突然死んだ恋人が幽霊になって戻って来た」こんなありふれたストーリーなのに、実際に読んでみるその異色さにギョッとなる。
シュールで笑えて切なくてエロくてホラーで…ジャンル分けができない。
この作者にしか描けないであろう独特な触感があります。
こういうのを異才というんじゃないかな?
共感できるかどうかは人を選びそうだけど、私は面白いです。
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これはすごくテンションのもっていきかたがわからないホラーラブコメだ!
絵柄がすごくかわいいのにベタベタが気持ち悪かったり、青野くんと優里ちゃんの手の線が違ったりするところ、とても萌える。
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こういうヘタウマ漫画弱いんだよ、私…。拙いけどそのぶんダイレクトに響く感じがする。憑依する絵面、なんであんなホラーなの…
初めての恋人青野くんは二週間で死んでしまった。青野君が幽霊でスカスカなので、触れない切なさ。けどそこがこの漫画の旨味。さりげなくベロチューだった辺りエロい。
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怖い切ない面白い!
直接的なエログロホラー描写は苦手なほうですが、そんなもんなくても背筋を凍らせてくれた上に切ない気持ちも高めてくれる、更に深い真相がありそうでつづきが気になる恋愛×ホラー×推理もの。丁寧すぎない絵柄がこの年頃の少年少女の不安定さにすごくマッチしています。特に人格変わった青野くんの表情は見事。すっげー怖い。ホラーとの相性もいい絵だと思います。
更にキャラもみんな魅力的。主役二人はもちろんのこと支える友人たちの存在がしっかりストーリー進行に関わっており、存在感のないテンプレキャラは一人もいません。たまに挿入される10代らしい絶妙なエロさやギャグが本筋を壊さない程度に盛られていて上手いなと思います、やはりホラーを引き立てるサイドディッシュはエロティシズムですね。
この先どうオチをつけてくれるのか、とても楽しみな作品です。
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ホラー漫画と聞き読んでみたが、切ない愛の話としての印象のほうが強い。
ホラー要素も強く怖い場面もあるけれども、
主人公が青野くんに抱く真っ直ぐな愛情
といえば聞こえはいいけど…
依存にも似た愛情。
そして理解しつつ受け止めている青野くんと。
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少女漫画は昔からホラーと相性がよく、「死と彼女と僕」など名作を数多く生み出してる。
本作は少女漫画風の瞳の大きなキャラクターやリリカルな心理描写が特徴的で、少女漫画の系譜に入るのだろうが、素朴で可愛らしいタッチに騙されて読み進めると突然のホラー表現に冷や水を浴びせられる。
「死んでしまった彼氏が幽霊として現れる」滑り出しはありがちだが、そこからの展開が定石を外した目新しさ。
なんといっても主人公の優里がネジとんでる、というかぶっ壊れてる。
この作品で一番怖い、あるいは狂ってるのはだれか問われたら幽霊や怪異をさしおいて名前を挙げたいほど。
初めて男子に優しくされ妄想が止まらない→告白→彼氏になる→死んだ→彼氏にさわりたいから死のうという極端な思考回路もさることながら、彼居るが故に我在りな青野くんへの依存っぷりが凄まじい。
いくら彼氏に触りたいからってあっさり死ぬか、後に遺される友達や家族はどうでもいいのかとツッコミどころ満載だが、元々友人はおらず、家庭にも根深い問題を抱えてるとあらば、青野くんへの矢印の大きさも頷ける。
序盤は二人を中心にちょっと変わった恋愛ものになるかと思われたが、黒青野の存在や民俗学を盛り込んだ伝奇要素など、どんどんオカルト色が濃くなって先が読めない。
自己犠牲的な性格が強く、なにかあればすぐ死にそうな主人公の危なっかしさも相まってハラハラドキドキが続く。
ホラー面だけじゃなく、本作では人と人、人と人外のディスコミュニケーションを含む広範の人間関係がテーマとなる。
恋人、友人、家族……
本作に登場する対人関係はどれも機能不全に陥り、正常なコミュニケーションが成立しえない。
優里の助っ人となる同級生はひきこもりで家から出れず、本来居場所であるはずの家庭は歪み、極め付けに彼氏は死んでる。しかし優里と青野は決してめげず、瑞々しくも初々しい試行錯誤に創意工夫を持って、なんとかコミュニケーションを図ろうとする。これは周囲も同様で、ディスコミュニケーションをコミュニケーションに繋げるために、それぞれが対話なり努力なりをする。
この距離感の縮まりを丁寧に描写することによって自然と登場人物への愛着が湧くし、幸せになってほしくなる。
好き嫌いが分かれる点として言及するのは下ネタの多さ。
自分は耐性あるので楽しく読めたが、人によっては絵柄のギャップも作用して結構ドギツく感じるかもしれない。
黒青野が優里に憑依するシーンなど、おそらく意図的な演出だろうが、わざと性行為を匂わすエロティックな描き方をしている。ピュアなだけの少女漫画に終わらず、それなりに性描写も盛り込まれている。この手の絵柄でキス以上はちょっと……という人は注意。
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7巻まで。
最っっっっっ高に面白い!登場人物たちの感情が爆発しているのもすごく好み。
あとめちゃくちゃ怖い。露骨に怖い絵を描くのではなくて、不自然さ、狂ったものの怖さ、そういうゾッとする感じを紙面で表現するのが本当に天才。
恋愛の話というより、愛情による精神的なつながりの話だと思う。霊との儀式や契約、子供たちに伝わる伝承、生贄、神隠しという刺激的わくわくワード盛りだくさんで良い。
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1巻を読了。なんだこれ…なんだこれ…って思いながら最後まで読み進めてしまった…。なんだこれ…。狂ってるのはヒロインだけかと思いきや青野くんからもだいぶ狂気を感じる。今後どうなるんだ…
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とりあえず1巻だけ。この巻だけだとちょっと異常なラブコメかなって感じだけど、伏線がすごい漫画らしいので、続きを読むか検討中。
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主人公の優里ちゃんはメンヘラだ。
思い込みが激しく、状況が読めず、友達がおらず、他人とのコミュニケーションもうまくとる事が出来ない。
これだけ分かりやすい生きづらさを持っている主人公なら、1話まるごと自己嫌悪による自己分析をさせたり、いじめや無視の描写を胸やけするほど入れたりして、主人公の生きづらさを強調して見せてもおかしくはない。
と言うかそういう作品が世間にはとても多い。
しかしこの作品はそんな話6Pで終わってしまう。
更に言えば、主人公に初めて出来た彼氏、青野がたった6Pで死んでしまう。
驚いた。
タイトルからある程度展開は読めるが、こんな、ジェットコースター並みのスピードで展開してくるとはさすがに思わない。
だけど死んでみて思う。
たった6Pなのに、優里ちゃんの生きづらさやメンヘラっぷりは十二分に伝わっている。
幽霊と化した青野との交流も、一般的に想像出来るようなそれとは全く違う。
空気が読めず、すぐにエッチな想像をして、青野が引くほど本心からの言葉を話す。
メンヘラだから危ういけれどしかしとても純粋で、青野の死に対し、世間的には正解と思われる”想像通り”の行動を取るクラスメイトや先生たちが、とても陳腐でバカバカしいものに見えた。
先が読めない分からない。
この作品においては心の底からこれが言えて、1P読み進めるたびにメンヘラで思ったままを口にして行動する優里の行動に目が離せず、またどこかで共感している。
その中に突然差し込まれる得体のしれない幽霊の気持ち悪さや行動で心臓が跳ね上がり、優里ちゃんの純粋な想いにまた心臓が跳ね上がる。
跳ね上がり方が違うから、心臓が二つあるようだ。
ずっと夢中で面白い。
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Twitterで何回か1話のみの宣伝ツイートを読んだことあって気になって購入。
最初3話あたりまでは幽霊になった彼氏とちょっとズレてる彼女の恋愛ものだと思っていたけど、後半あたりからだんだん雲行きが怪しくなってくる。
この先の展開が読めなくていい意味で気味が悪い。
ホラー展開なのか恋愛展開なのかどうなるんだろう。
学生の恋愛の中に気味の悪いホラーが混ざる感覚が絶妙ですごかった。
絵柄にクセがあるので読んでるとそのへん少し気になる。
多分読んでいくうちに慣れるとは思うので続けて読んでみたい。
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主人公の少女のピュアさが突き抜けてて面白いです。異常とも言える言動と行動。
青野くんの変化や二人の関係、周囲の人々に引き込まれます。
幽霊の不気味さより主人公の少女の異常さから目が離せない感じ