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略年譜
2023/06/16 08:49
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投稿者:アルフォート - この投稿者のレビュー一覧を見る
76ぺージの略年譜に年代が抜けているのだが。
それと、下段の顔写真の上に柿色の線が横切っ
ているのは問題ないのか。
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名作『漂流教室』を通して過去‐現在‐未来を展望すると
ついでに異次元まで覗けるかもしれないよ……という
ありがたい一冊。
歌人・穂村弘氏の洞察が鋭い。
曰く
「成長や生殖への嫌悪【略】楳図かずおは天使」(p.84)
キュレーター椹木野衣氏による
ロングインタビューがメインですが、
肉体年齢で言うと完全におじいちゃんなのに
若々しくてシュッとして、これでもか!
というぐらいカッコイイ楳図御大のお姿が拝めます。
がーん!!(←まことちゃん風)
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何処かでこの本の出版(今年5月)を知って、衝動買いをした。そもそも、私は楳図かずおを嫌いだった。絵がワンパターン(のように感じられて)、ホラーも嫌いだった。まことちゃんは良かったけど、いつも赤と白のストライプの服を着てTVに出没する漫画家を、単なる目立ちたがリ家と思っていた。それでも12歳の私は「漂流教室」は「少年サンデー」で飛ばし飛ばし読んでいた。無視できない力があったのは確かだったと思う。
冒頭に長いあらすじがあるので、読んで見ると、主人公たちがタイムスリップしていたというのは、最終盤で明らかになると覚えていたが、初期でわかっていたようだ。ラストは、まるきり覚えていなかった。もう一度読み返さなくては、と今、きつく思っている。
この著者(現在80歳)ロングインタビューで全面的に解明されているように、1972年から現代に対する警告が、幾つも、お母さんが埋めたナイフのように詰まっている。
楳図かずおは衝動で描いて来た作家だと勘違いしていた。今回、漂流教室製作ノートを初めて見た。A4サイズのルーズリーフにびっしりと綿密に半分小説風に書いている。最初に大きな見取図を作って描くタイプだった。
それにしても、20pにも及ぶ、まるでアイドルのような本人のカラー写真はなんとかならなかったのか?
2017年6月19日読了
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小島小鳥氏の写真・祖父江氏の装丁が楳図かずおの世界とぴったりマッチしていて、内容も読みごたえがありました。高度経済成長期の資料にはちょっと驚く物もあり、時代を感じました。