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移動中に読むのにちょうどいい長さと軽さ。短編1つ1つのエピソードは正直「うーん」と思うものもある。美味しいお酒と楽しいおしゃべり、何より気の置けない友人の存在に感謝したくなる。
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大学時代からの仲間である3人が、ゲストを招いて酒と肴を楽しむ。
そして、ゲストの話すちょっとした日常の謎をメンバーの一人が
天才的な頭脳で解明していく、という短編集。
スタイルとしては、彼の著作『心臓と左手』に似てるかな。
長編好きな人には、短編の物足りなさをやっぱり感じさせてしまうと思う。
だけど、どれも恋愛が絡んだ素敵な物語です。
あ、全部じゃないかも…
酒&料理の雑学もあり、ミステリの要素もあり、恋愛もあり。
すらすらと読んでしまうくらいに面白かったな。
石持さんの着眼点ってすごいなーと感心させられます。
あと、それぞれ独立した物語ですが、順番に読んでください。
ちゃんと時系列になってるし、最初から捨てきれなかった違和感が
最後にちゃんと解決されますから。
一足早く読書の秋を迎えたい人にはオススメの一冊。
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10/09/15読了 あっさり。無駄な装飾を感じさせない読みやすい文章。話のつながりも分かりやすい。
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石持作品の典型的な、頭の良い人が、推理して日常の事件(?)を読み解いていくというものです。短編なので、読みやすいと思います!薄いですし、石持さんの作品の入りには良い本だと思います!
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これは一番好きなタイプの作品☆連作短編集で、しかも人が死なないミステリー♪謎のひとつひとつに血が通っているように感じた。ミステリーでは定石となっている大どんでん返しも疑っていたのに、最後には騙されてしまうのが快感!久しぶりに読み終わった後幸せな気分になれた。
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お酒とつまみと、お話と。
とっても魅力的な三拍子。
大好きなものばかり。
謎、というかそこまで深読みするような出来事って
日常なのか?と思ってしまうけども、
読みやすくておもしろかった。
でもチョコあげてパンかえってくるような男の人
なんかやだなー笑
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おいしいお話。
ジャンクから手の込んだものまでいろいろのおつまみに、それぞれに合う至福のお酒。
それを囲んで何気なく語られるゲストの話から導き出される意外な展開。
安楽椅子探偵の典型で、多少無理なところやずるいところがなくもないすが、おいしそうな分星を一つ多くつけちゃいました。
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石持作品らしく会話文でさくさく進む。
しかも場面はいつも飲み会に使うという同じ部屋。
そのまま舞台劇になる感じ
毎回ちがう酒と肴が織り成す読んで美味しい短篇集。
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うまい酒とおいしい肴、そしてミステリ。なんて素敵な3点セット!読めば自然とお酒を飲みたくなる作品。派手な物理トリックはなく、ちょっとした謎を聞いて推理する安楽椅子探偵もの。ほのぼのなオチから真っ黒まで揃って飽きが来ない。「飽きが来ない」と言えば、この飲み会のシステムがとても良かったです。誰か1人ゲストを連れてくるってやつ。目から鱗でした。そして、何と言っても最後にあるドンデン返しが秀逸。完璧に騙されちゃってましたねぇ(°д°;)個人的に印象深かったのは表題作「Rのつく月には気を付けよう」と「のんびりと時間をかけて」かな。多かれ少なかれ料理には(愛?)情が入ってるもんだよなぁ、と思わずにはいられなかったです。
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酒、料理、日常ミステリ
と、好物が並べられた連作的短編ミステリ。
酒飲み3人組が、ゲストが持ってくる謎を、
酒の肴に考えてしまうもの。
好物3点セットの絡ませ方と、最終章のオチが逸品でした。
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美味しそうな本。読んでると呑みたくなる。
お酒を飲みながら何気ないことを喋りあえる関係って素敵。
私の大大大好きなお酒、「於茂登」が表紙にでんといるのに、話の中には「泡盛」としか出なくてちょっと悲しかった;;
於茂登は超うまいお酒です。
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日常のミステリには美味い酒と肴。秋はやっぱりこれ!
この時期は、ホットワインやあったかい梅酒を共に。
人の言葉をよく聞き、よく見ている長江くんキャラって
いそうでいないんだよな。
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メインの登場人物のうち、熊井渚が男か女かわからず、渚って言えば女?でも大島渚は男だし・・・と悶々としつつ読みました。最後まで読んで納得!という感じ。TVドラマや漫画では性別を伏せるのは難しいでしょうから、小説ならではの表現ですね。
グルメミステリーというには、作ってみたいと思えるようなおつまみがなかった(お湯なしチキンラーメンには食指が動かないので)のが残念でした。
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ミステリというよりかは、長めのショートショートのような(矛盾ある表現になってしまうが)。
呑み仲間3人組が美味しいお酒をゲストの持ってきたちょっと不可解な話をつまみに飲むという、安楽椅子探偵形式。黒後家蜘蛛会っぽい雰囲気も。
謎解きは情緒面が前に来すぎているので、「トリック」や「アリバイ」が好きな人には物足りないかもしれないけど、酒好きにはなかなかたまらない小説。
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Rのつく月には気をつけよう/夢のかけら麺のかけら/
火傷をしないように/のんびり時間をかけて/
身体によくても、ほどほどに/悪魔のキス/煙は美人の方へ
旨い酒と美味い肴そこに上手い話が入る
ふとした出来事をきちんと紐解けば、世界は上手く廻る
美味しいお酒で美味しい時間をすごしたくなります
途中まで、熊さんは男性だと思い込んでいた。
どうしてだろう??