電子書籍
神話ベースの「天の桃の精」の話
2021/01/11 20:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきによると、デビュー前の作品の改稿が「亨とモモ」の話。
書下ろしが「白虎様とコモモ」の話。
モモ、スモモ、コモモは、枯れそうな細い天の桃の木に実った三人の兄弟。
短編の「うすくれないのお伽話」の改稿。
モモは、天界から風に飛ばされて地上に落ちて、人間の亨と恋をした。
天界に連れ戻されて生き別れとなった後、亨はずっと独りを貫く。
桃畑を相続させた幼い勇に、美味しい桃の育て方のヒントとして「とおるとモモの物語」を伝え終わると、寿命が尽きる。
亨の魂を白虎神が迎えに来て、天界で亨はモモと再会。涙 涙 涙の純愛。
モモの兄弟、コモモは白虎神に仕えていた。気に入られて白虎神の妃となり、懐妊する。
コモモは、良い後継者の出産を期待されるが、期待が重荷になって一人でモモ畑まで散歩に出る。コモモの気持ちを聞いて、白虎神がまた惚れ直す、というお話。
続きの予定があるらしいので、探して読んでみたい。
神話がベースの桃の精の恋愛物語。
紙の本
やっと手に入った!
2022/04/28 03:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うに - この投稿者のレビュー一覧を見る
もうそろそろ濃厚なシーンなものばかりのblにはお腹いっぱいで、BL飽きてきたところに凪良ゆう先生のこの本を見つけたがなかなか入手出来ず。上級者向けばかりに飽きてきたならこれはハマる。文学的な感じが良かった。『うすくれないのお伽噺』、こちらも読んでみたかった。凪良ゆう先生の本はほぼほぼジャケ買い。でも、ハズレは無い。
紙の本
スモモがかわいい
2017/05/28 03:14
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投稿者:六条御息所 - この投稿者のレビュー一覧を見る
想いの擦れ違い&勘違いがとてもいいバランスでからみあってて切なかったです。
表紙カップルも良かったし、他カップルのスモモがとても健気で努力家で頑張り屋さんそれに可愛かったです。
ネタバレになっちゃいますがスモモの思いがかなってハッピーEND!よかったです。
電子書籍
すごく良かった
2019/05/19 10:02
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投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
桃の精にまつわる2組のお話が収められています。楽しかったり可愛かったり切なかったり、うるっときてはいったん本を閉じて、平常に戻ってから続きを読みました。いろんな情景が空想できる素敵なファンタジーです。すっごい沁みました。涙もろい方には週末に読まれることをお勧めしますが、読後はハッピーです。
電子書籍
おもしろかったです
2017/10/19 12:57
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投稿者:ゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
めちゃくちゃ泣きました!面白かった!感動!ハッピーエンド!
紙の本
凪良さん好きの作家買い♪
2017/05/24 23:05
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投稿者:やちゃまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
凪良さん好きの作家買い。挿絵も大好きな藤たまきさん。
読むテンション上がります。
あとがきを読むと、凪良さんのデビュー前の作品だとか。
切ない伏線は今の作品にも通じるなーって思いました。
それを“甘く”まとめてないところとか。
それでも最後の最後まで読むと、とても幸福感に包まれる。
純真なモモがとても可愛くて、言葉足らずな亨の不器用さが時々歯がゆくて。
でもそんな2人が心を通わせていく様子はとても微笑ましかったです。
・・・って、これ、読んでから気付きましたが、デジタル版で買ってました。どこかで読んだことあるなーって思ったら。。。
続編(スピンオフ)のコモモのお話もまた好き!
白虎様の独占欲丸出しの溺愛っぷりに激萌えさせていただきました。
こういうちょっと不憫でも、健気で一所懸命な受っことその受が可愛くて仕方がないっていうのがダダ漏れな攻めキャラカップルって大好きです。
どちらのカップルもまだまだその先を読んでいたい、そんな物語でした。
藤たまきさんのイラストもピッタリでした。特に扉絵、好きです^^
凪良さんの全サ、応募しなくちゃ!!
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初期の雑誌収録作品?
桃農家×桃 妖精というより擬人ぽい。
今一つ受けに惹かれる要素が足りない印象。その逆も然りで受けにすぐ好かれている攻め。東京から嫁いできた奥さんと別れたバツイチ攻めが、天の桃だと言い張る迷子の受けを預かり、同居する話。受けの邪気のなさと素直さにだんだんと離れがたくなり、時折昔の奥さんにあーすればこーすれば…って反省しているんだけど別の人と暮らして気付くなんて元嫁からしたらちょっと嫌かも。
おとぎ話風に二人の馴れ初めを親戚の男の子に語るていなんだけど、まさかHなことも?と思ってたらそこは作者さんが明らかにごまかしたなーと思った。
スピンも同時収録。白虎×コモモ。やや子産めるなんて…桃なのに?!色々詰めてくるなあ
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電子版だった『うすくれないの…』は既読済み。どんなにハッピーエンドでも死にネタは苦手なのでどうしようかと思いましたが、小冊子目当てで。こちらはその後の二人の様子も描かれていたのでラストもやわらかく感じました。そして、お伽話度もup。
後のコモモの話も面白かったけど、モモの話をもっともっと読みたかったな。
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桃農家・亨×桃の精・モモ
四神白虎×未熟な桃の精・コモモ
ふんわりファンタジー
BL成分薄め
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綺譚、という題名そのままに、美しく不思議なお話でした。
そしてとても心あたたまる穏やかなお話、深い愛情に涙があふれました。
BLとしては物足りないかもしれませんが、
具体的な行為の描写がないお陰で雰囲気を壊さず
最後までお伽噺として楽しめてよかったです。
極上の愛があふれていましたので。
読んでいる間は、お互いの想いを確かめ合った途端
別れ別れになるふたりに涙し、
長く離れ離れになってからの、
亨の何にも惑わされずモモを思い続ける想いと
勇を通して語られるモモの悲しみの姿に号泣。
再会場面は静かに語られるので返って心に沁みました。
コモモと白虎さまのお話は、ココモの健気さがいじらしく、
普段の威厳はどこへやら白虎さまの可愛げもなかなかの魅力でした。
何度もウルウルし過ぎて困りましたが、
読んだ後の爽やかなしあわせ感は格別でした!
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[나기라 유우/후지 타마키] 천상복숭아기담 | (★4.0)
사수호신 중 하나인 백호가 술에 취해 난동을 부려 그 바람에 지상에 떨어진 천상 복숭아 '모모'. 토오루는 자신의 복숭아 밭에서 탐스러운 복숭아=모모를 주워 탁자 위에 올려놓았는데 복숭아는 없어지고 발가벗은 소년만 덩그라니 있다.
크게 이야기 2편! 모모랑 토오루 이야기랑, 백호랑 코모모 이야기. 나는 모모랑 토오루 이야기 너무 질질 짜면서 봤구 ㅠㅠㅠㅠ 모모 비주얼은 금빛 머리칼에 하늘하늘 애기애기한데 말투가 시대극 극존칭이라 말도 너무 예쁘고 행동도 너무 예쁘고 작가님 표현에 의하면 어떤 변화구도 없이 스트레이트. ㅋㅋㅋㅋ (모모이야기는 데뷰 전에 -12년 전- 쓴 소설이라함. 이번에 수정하고 가필해서 책으로 냄.) 난데없이 꼬맹이가 자꾸 자기는 하늘 복숭아라고 ㅋㅋㅋㅋ 잠도 맨날 가지에 메달려서 잤는데 여기선 이불이란 곳에서 자야한다 하고 목욕도 처음 해보고. 심지어 복숭아 냄새까지 풍긴다 ㅠㅠ 이렇게 세상과 동떨어진 아이라 사람들은 정신나간 애 취급함... 토오루도 처음엔 뭐 이런 이상한 아이가 다 있지. 특히 하늘의 복숭아의 사명은 신에게 먹히는 거라는 소리를 했을 때, 토오루는 모모가 부모님을 신이라고 말하는 거라 착각해서 가정학대까지 생각했음; ㅎㅎ
본래 성격이 무뚝뚝한 사람이었는데 결혼에 실패하고 사람 대하는 것에 더욱 회의를 느꼈던 토오루는 갑자기 등장한 모모의 세상물정 1도 모르는 순수함과 무구함에 위안을 많이 받고 뚱딴지 같은 소릴 하는 모모가 사랑스러워서 어쩔 줄 모름... 이런 아이에게 사랑을 느끼는 자신을 자책하며 마음을 추스리지만 모모도 같은 마음이란 걸 깨닫곤 해피해피...할 줄 알았으나 백호신이 계속 쥐잡듯 모모를 찾아다녀섴ㅋㅋㅋ 마지막엔 결국 잡힌다 ;;; (모모가 토오루랑 같이 있고 싶다고 피해다녔음;;;) 그러면서 둘은 ... 흑흑흑 이때부터 나는 눙물바다 ㅠㅠㅠ
두 번째 이야기는 그 백호신과, 모모의 동생격인 코모모의 이야기. 코모모는 모모와 같은 나무에서 태어난 천상복숭아인데 모모가 계속 울기만 해서 ㅠㅠㅠ 영양을 충분히 공급받지 못해 미숙한 상태로 못크고 있음. 백호는 그런 코모모를 지극정성으로 돌봐주는데, 성격이 완전 모나서 ㅋㅋㅋㅋ 미친듯이 츤츤츤츤;;; '너는 못된 복숭아야. 나를 이렇게 부려먹다니.' 지가 좋아서 돌봐주는 주제에 이런 소릴 하니까 순진한 코모모는 이걸 곧이곧대로 듣고 '나는 정말 못된 복숭아야. 얼굴도 안 예쁘고. 모모처럼 예뻤으면 좋았을텐데.' 이케 막 애를 침울하게 만들어 울리고 ㅠㅠㅠ 초딩이냐구... 신 맞으세요?! ㅠㅠ (복숭아들에게 심하게 감정이입ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ)
대충 이런 이야기... ㅎㅎㅎ
모모랑 코모모 말하는 거나 생각하는 거, 행동만 보고 있어도 너무 귀엽고 예뻐서 진짜 이 세상 너무 아름다워... 동화같은 이야기였다. 지상의 복숭아랑 이야기 하는 것도 넘 귀엽고, 수분을 위해 벌들에게 일거리를 지시하는 것도 귀여웠고. 귀여웠어... 귀여웠어. ㅠㅠㅠㅠㅠ 그리고 슬펐어. ㅠㅠㅠㅠㅠㅠ
작가님이 하고 싶은 말은 되게 명료한데, 다른 작품들도 그렇지만 작품마다 전하고 싶은 테마가 있음... 이번 건 세상의 이치, 태어나면 언젠가는 죽는다. 사라진다. 뭐 그런 말을 하고 싶었던 거 같음. 복숭아... 복숭아란 단어는 그냥 읽기만 해도 귀엽네... 복숭아 사랑해 ㅠㅠ
정발 나오면 꼬오오옥 봐주새오....
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桃農家の亨と桃の精モモのお話。モモがどこまでも純粋で、読みながらニヤニヤしてしまった。書き下ろしの白虎様とコモモのお話もとても素敵。コモモが「醜い自分が白虎様の隣にいるなんておこがましい、でもお役に立てるならそばでお仕えしたい」と葛藤する姿がひたむきすぎて切ない。身分の差ラブに萌える人にはおススメ。
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めっちゃ泣きました…!表題作はデビュー前の作品を改稿したものとあとがきにあって、初読みだったのですがすでにセンセの持ち味がにじみ出ているファンタジーで引き込まれました。
モモが健気でほんとにかわいいです。頑なだった亨の心が、モモの献身で少しづつ解けていく様子にうるうるしまくり。
白虎さまも、恋敵とかいうレベルじゃなく圧倒的にカッコよかったです。円陣闇丸センセあたりで白虎さまのお姿見るのも良かったかと…ww
スピンオフ的な「虎と桃」はその白虎さまとコモモのお話で、現在のセンセの実力が垣間見える、例により大変泣かされるストーリーでした…
コモモどうなっちゃうの⁇とハラハラさせられましたよ。
でも、その後に大量の糖分投入でものすごーく癒されました。そこまで激甘にするの?ってビックリするくらいだったので、もちろんとても良い読後感でした!
一見、優しくて口当たりがいいなと思わせて、読んでいくとけっこう痛さもあり泣かされて、でも最後は幸せな気持ちにさせてくれるというかなり高度な技が駆使されたファンタジーでした。
エロ的には薄味です。
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桃の精と天の白虎様が出てくるおとぎ話のようなお話。モモとコモモは日本人らしく?控えめな性格でほんわか可愛らしい感じです。挿絵も沢山あって良かったです。
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久しぶりに読んだBL小説でした。
昔小さい時に読んだおとぎ話とか神話伝承を読んでるような気持ちで、全くBLっぽくなく綺麗なお話だと思いました。
優しい桃と少し不器用なおじいちゃんと白虎様、短いお話でしたが心温まる優しいお話でした。癒やされました。
他の作品も読んでみたいと思います。