紙の本
日常に潜む
2018/05/20 06:27
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
マンション内のご近所トラブルや人間模様がリアリティー溢れていました。日常から突如として発生する殺人事件に惹き込まれていきました。
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建設業の見積りは、大きな金額でありながら、その妥当性の判断は素人には大変難しい。人生で何度もない大きな買い物なのに、もう少し分かりやすい値付けができないものかと思う。
そして裁判制度。人間の営みの是非を判断するのに、ちょっと浮世離れした世界になってしまってはいないかと気になった。
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実際に起こりそうな水漏れ事故を題材にした,楽しめて為になる話が続く異色の著書です.登場人物に軽妙な名前を付けて話が展開するのが,面白かった.めでたい苗字,ホンジャマカ,FXの女王,黒帯おじさん,草食系営業マン等々.不動産業界人のでたらめさ,裁判自体の非効率性が目立った.でも,優秀なK弁護士のおかげである程度の成果を得られたことはご同慶の至りだが,一般の人がこのような事態に直面するとここまでの対応をできないと感じた.弁護士の知り合いを作っておきたいと思った.
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所有マンションの上階の部屋で殺人、落水。巨額の復旧工事費、業者の水増し請求、保険会社の出し渋り、不動産業界のトリック、瑕疵物件、精神障碍者との対峙、裁判、法律の壁。弩級の災難の顛末記。
ミステリーかと思ったら、実話の体験記でした。なんという災難。当時は大変だったとお察ししますが、冷静にここまで振り返られるようになってよかったですね。
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面白かった、と言っても作者はたいへんだっただろう
弁護士や建築家、人の縁に随分助けられている
日本の法制度は加害者に優しい
ラストの米国弁護士との会話も興味深い
・民事事件でも刑事裁判の内容にアクセス出来る
・故人のエステートに訴えることが可能
上の階の人アルコール依存症
責任能力がない→起訴されない→相続可能→マンション売れば賠償用の資金になる
責任能力がある→起訴される→相続できない→賠償能力は皆無?
まさにキャッチ22
心神喪失者等医療観察法、原則18ヶ月!
不動産業界の内幕も垣間見られる