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哲学というと難しいというイメージを持つ人がいるし実際に簡単に理解できるものではない。
でもそんな哲学をわかりやすくというか面白くというかくだらなく説明したのがこの本。
とても面白いです。
ギャグのテンポがとても良くて笑いながら読めました。
哲学アレルギーの人にはぜひおすすめした一冊です。
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哲学って興味はあるもののなかなか難しくて読破できるものに出会えなかったのですが、この本は最後までちゃんと読むことができました。
私が読破できる哲学の本ということでかなりの初級・入門書です。
それでいて哲学のエッセンスはしっかりと盛り込まれており、私ももう少し哲学にてを出してみようかなって思いました。
夢をかなえるゾウの哲学版という表現が的確だと思います。
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「感じる科学」を読んで、きっとこの人の本なら安心して読めるなと思い手に取った本。
哲学の入門書だったり「はじめてのー」とうたう本はこれまでに読んできたけど、途中で諦めることも多かった。
この方の本はまさに「入門のための入門」にばっちりなんだろうなと思うのだけど、それだけじゃなくて、「いかに読んだ人たちが楽しく入門できるか」一生懸命に伝えてくれている気がする。
(ちがう話かもしれないけれど)人に何かを教えたり伝えたりすることって、同志を作ることに似ているのだなあと。こんなに楽しいんだよーって。私はこう思うんだけどあなたはどう?って。
それが伝わるから、この方の本好きなんだと思う。
哲学の話においては、カントが好かれる理由がなんとなく分かった。
あと、SNSと承認欲求の関係性は自分もモヤモヤとしていた点で、考えを整理するきっかけにしてくれた。
楽しく分かりやすくそれぞれの哲学を解説してくれるだけでなく、ひろという主人公やゾンビ先生、エリがいることで物語としても十分楽しめる。
永遠回帰からエンディングまでの流れはちょっとワクワクした。
ボケツッコミが多いけれど大事な部分とのオンオフはしっかりしてるので、「めんどくせ」と思っておふざけ部分読み飛ばしても問題なし!
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分かりやすくするためのさくらワールドが冗長に感じてしまった。哲学のような元々が理解しにくいトピックだからか。
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この作者の本にしては、さほど面白いとは感じなかった。
設定がかなりぶっ飛んでいる。
ただ、ルソーなどのびっくりエピソードなど、普通の哲学書では知り得ないことが書かれていて、びっくり。
設定はゾンビでなくてよかったのでは、と思う。
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キャラクターに魅力があり掛け合いが面白い。扱っている題材は哲学の初歩だが、ギャグあり問答スタイルになっているので新鮮な感覚で読めた。
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ゾンビも哲学も好きな自分には最近の中で一番刺さった本。
基本的に軽いノリとギャグテイストで話が進んでいくけど最後は泣けた。
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入門書としての評価は高いと思う。
ソクラテスやプラトン、カントやデカルトなど有名どころが多数説明として出てくるので哲学の概要を知るには適してる。
主人公であるヒロの日常的な内容に合わせて哲学者や哲学理論を展開するのは分かりやすいが、それで疑問や課題に答えているかと問われたら中途半端なものも多い。
あくまでも哲学の概要を知るという点において物語形式で読みやすい良書だと言える。
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さくら剛おなじみの世界観でよくここまで噛み砕いたな〜という感想です。なるほどと感心しながら読みました。
大体情けない主人公がキツめ美女に引っ叩かれてギャーギャー言っているうちになんとなく色々経験して成長していくというストーリーで、くだらないギャグと共に展開していくわけですが、哲学の授業という名目での対話の中でそのギャグも回収しちゃってるからお見事。
哲学って、「人生をどう生きるか」について悩み続けているものかと思っていましたが、哲学の重要な課題とは、我々がこの世界をどう認識するかと、この世界が実際はどうであるかとの違いを知ること(認知)。本書を読んでこのことがよく理解できました。