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全てを失い、無気力げに生きる主人公の日常パートの話。
新たな女の子と出会い、少しづつ打ち解けあって、でも彼女を取り巻く環境に同情したりしつつ、”昔”に煽られて終わる巻。
読了後、これらのエピソードを語るのに、こんなにページ数が必要かな? と思いましたが、ここを丁寧に描いておけば後でよりインパクトが!……あるのかな?
7,8巻とジワジワ進んできた”その後”のお話。今後また、泥沼になっていく…―フェティッシュな性癖、青い春の葛藤についてが主題なのかな、と思っていますので、そちら方面への期待を乗せて。
ある程度まとめて読みたい作品です。
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7巻のレビューにも描いたんですけどこれを押見さんが描いてるってのが個人的にマジですごいことです。超面白いです。途中でつまらなくなろうが何が起きようが絶対に最後まで見届けたいと思わせるようなそういう何かを、押見さんが作るこの作品に対して、僕は今猛烈に感じています。
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どこへ行っても懲りずに他人に依存し傷つける自分に嫌悪する春日。
それでも常盤さんは優しく春日に近づいてくる……。
断ち切ってしまえばいいものを、何かに期待してしまっている自分が結局はその優しさにすがってしまう。
佐伯さんが再登場し、さらに混線する物語。
仲村さんの再登場も待たれる!!
個人的8巻のハイライトは、カラオケにて春日が常盤さんの創作プロットを読んでいるところ!!
その場面の常盤さんの表情がやばい。
あと、佐伯さんの再登場シーンには「あぁっ」と声に出してしまったほど嬉しかったなぁ……
佐伯さん、もう完全にクソビッチになってて……
嬉しかった……
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常盤さんの彼氏たちの集まりに連れて行かれ→常盤さんの小説プロット→佐伯さん。
心臓が痛くなるくらいに佐伯さんとの再会は、なんというか言葉を失う。
あんなに好きになった女の子が、少し変わって(開いた胸元……)、にらむのではなく笑いながら呪いの言葉を投げてくる。
「あのコも不幸にするの?」
(「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のあの子だ……)
いまもっとも痛い漫画。
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思春期の少年の暴走と葛藤を描いた青春劇。
中学編での奇行といい、高校編での周囲に馴染めない孤独感といい、
つくづくこの主人公には共感を禁じ得ません。
「どうしてそう恥ずかし気もなく楽しそうに生きられるのか?」
僕も幾度も考えたことです。(今でも考えることがありますw)
そんな孤独を抱える主人公ですが、見た目ほど不幸ではないようにも思えます。
何故なら、短い人生で二人も理解者を得ているから。
同じく、新ヒロインの常盤さんも幸せでしょう。
隠した趣味を共有できる相手(主人公)を見つけたのだから。
ただ、この二人の蜜月も決して安寧なものではないのかもしれません。
まず、常盤さんの彼氏のコージ君。非常に分かり易い下品さを携えて
本巻より登場した彼ですが、その類い稀なる品性を持ってして
間違いなく二人の関係を複雑なものにしてくれることでしょう。
(第一印象が悪すぎるので、彼には早々にご退場願いたいものですw)
次に、元彼女の佐伯さん。笑顔で毒を吐く彼女の姿には、
主人公以上の混沌を感じました。
彼女との再会は、主人公の新たな葛藤を呼び起こすことでしょう。
そして、未だ登場せぬ仲村さん。。。。などなど。
まだまだ、予断を許せませんねw
今一番、続きが気になる漫画です。早く次巻が読みたいっw
以下、どうでもいいことですが、
高校時代、就職のための面接練習では「趣味は読書」が禁じられてました。
理由は、「読書=内向的」だから、とかだったかと思います。
成程、あの頃の高校教諭達は、上っ面だけで人を選ぶ現代社会を
暗に示してくれていたわけだ。
主人公が暴走するのも理解できる気がします。
本作に対する社会の反響も気になるところですね。
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今後へのブリッジになる巻だろう。
1部、2部を越えるなにかを見たい。
常磐さんの内面を垣間見させられたので、好感度が上がるのは必然。
カマセ感はプンプンだけど。
春日と佐伯さんの再会はだいぶ強引。
最近の悪の華は、読んでいるとおやすみプンプン』を連想する。
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佐伯さんの言葉や行動が、理解できてしまうあたりが。。この漫画を読むと、心がざわざわする。
男性が書いてるのに、このように女の私の心をざわつかせてしまうのは、驚きます。
うわーって言って落ち込んで、本を閉じる。でも、また読むの繰り返しです。
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原作は面白さが留まることを知らないw
佐伯さんとの再会がまた春日の鬱を加速させていて凄くいい!
このまま面白いアクの華であって欲しい!
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私は、中身が空っぽだった上に、(カバー裏の言葉を借りると)思春期に苛まされた口だ。
個人的に、孤独とそれを重ね合わせる春日の姿が印象的な巻。
是非、常磐の言葉とその次にくる春日の表情から彼の気持ちを想像してもらいたい。
高校生らしく楽しむ人とは一線を引く春日が細かい描写で描かれている。
7巻から見られるその表情は彼の壁を感じさせるばかりで、切なくなる。
そこに遠慮なく踏み込んでくる存在、上かあら見下ろすその視線には、嫉妬からくる悪意しか感じない。
それでも春日と常磐から感じたのは、その人達に対する優越感でもなく嫉妬でもなく「違う」という気持ちを強くさせる
孤独。これに尽きた。
高校生時代にありがちだった、周囲の目を気にするあまり表にだせない物・・・
その孤独に感じる領域に手を差し伸べられると、人は掴まずにはいられないのだろう。
表紙の春日の腕は差し伸べているのではなく、常磐という共感できる人に引っ張って欲しいという願望の現われだろうか。
そこまで想像させといて119Pの、それまでとは全く異なるあの表情にはやられたなーという思わずには居られなかった。
レストランで向かい合う2人、昔好きだった人を今好きな人に重ね合わせているという両者の共通点と、
一方で「そうなるよ」と断言する彼女は自分と常磐を重ね合わせ、同じ末路を辿ると述べているように感じた。
それでも彼女は前に進み満足している、しかし、春日には断言している。
そして彼の気持ちを自分のことのように理解しながらも、前に進めず幸せになれない姿に失望とリアルを突きつける終盤のシーンもまた印象的。
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空虚だった春日の心に喜びが起こる7巻。
止まっていた時。仲村さんから拒絶され、孤独に苛まれていた春日を救ってくれた常磐さんの小説。もう一度、歩ける希望を春日に持たせた瞬間、過去の女佐伯さん登場。レストランでの邂逅シーンは、あの町で起こってしまったことを亡きものにした者と忘れられない者の会話でした。それを象徴していたのが、各話の間に挟まれる押絵で、春日と常磐さんはバラのような花を持っているが、佐伯さんだけは散ってしまった花の上に立っているシーンが描かれていました。押見先生の描く女子はいつも変わり身が早くビッチになりやすいですが、佐伯さんの相手がどことなく春日に似ているのはなんだか救われました。
中学生編が動の展開が多かった分、高校生編は静かに事が運びます。その静かだけど大きく一歩を踏み出す勇気が春日が持てるかがこれから注目するところ。思春期としては成熟期に入ったとも言えます。これから常磐さんがビッチもしくは第二の佐伯さんにならないよう祈りたいと思います。仲村さんがいつくるか楽しみでしょうがない。
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いやあ、まさかの佐伯さん登場ですよ!!!どうなる春日!?そして仲村さんは!?最終巻まで追い続けなければいけませんね!
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発売日に買ってさっき読んだ、
きっついわー‥黒歴史が呼び覚まされる感‥やめてくれ‥コミュ障呼び覚まされる辛いやめて‥
全部痛いがこのピザのシーンとかきつすぎて直視できんかた こんな瞬間あったな‥あったよ‥気づいたら今はそんなないな‥いや努力でなくした
春日まじ痛い まじ偽物 タイトル「黒歴史」でいいよもうこの漫画‥
高校生佐伯こええ あの服装‥うええ けど佐伯ええわ 仲村さんのがいいけど
仲村さんの行く先が見たくて読んでる、けど主人公は春日で‥
本物を描かないところにこの作品の価値があるのかなぁ‥
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リア充的空間への取り残され感とか、本を読むことを隠すとか、こう、なんて言うか刺さる感じの表現がいろいろ。
あと春日くんは、なんか文系少女を虜にするフェロモンとか出てるんだろうか。
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高校編に入ってから、明らかに緊張感がなくなりテンポダウンしてますが、キラキラした笑顔でエゲツない言葉が飛び交うあたり、切れ味は健在ですね。
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常盤さんの小説を通じていい感じなのに、佐伯さんが持ち出すのは仲村さんのこと。
3人目の美少女が「悪の華」にロックオンされたような気が…。
何もないのに、ドロドロでつらい。いっそ早く何か起きてくれ。