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警察小説でありピカレスクロマンでもある。
日本版ジャック・バウアーといえばいいかな。
テクノロジーが今ほど余白を奪ってない時代の話、ネットやスマホが普及する少し前の世界。
面白かった。
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映画館で予告動画をみて感動し予習のつもりで原作を読んだ。ネットで人物相関図を見ながら演じる俳優を思い浮かべながらの読書は今までとは違った感じで新鮮読書だった。内容は身震いする程の興奮の連続で心臓が爆発しちゃいそうなクライマックス。すっげー小説だった♪
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柚月裕子さんの作品が好きで、手に取ってみて。
読後、おおー、そういうことか!と素直にびっくり。面白い。
話は昭和の終わり、新人刑事の日岡が暴力団関係の捜査二課に配属されたところから始まる。
一癖も二癖もある大上の相棒となり、ヤクザと警察の関係、そして暴力団同士の抗争へと進み、やがて……。
義理と人情、任侠ヤクザと警察官、警察組織の黒い闇、そして非道な事件。
最後まで一息で読めます。
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柚月裕子作品を初拝読。
文体も読みやすく、話しの構成もよかった!個々のキャラクターも魅力的に書かれていて、あっという間に虜に。笑
終盤の衝撃的な展開に度肝を抜かれた、ハードボイルド警察小説!ほんとに面白い作品!!
こんなハードな作品を女性作家さんが書いてるのがまた凄い!好きな作家さんが一人増えました。
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豪華俳優陣での映画化を知り初読の著者であるが読んで見たが、よくあるヤクザと警察ものでがっかりした。もともとヤクザものは好きでないが、一応工夫らしいものは入れてあるが、もうすでに使い古されているように感じた。俳優陣が豪華なので映画の方は面白いものになるかも知れないが、小説としてはもう一つだった。大体いつまで日本はヤクザの存在を許すつもりなのか、反社会的組織なんだからさっさと共謀罪でも使って壊滅させればいいじゃないか。
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昭和63年を背景にした警察ミステリ小説。
うまいですね。読ませます。
でも、まだミステリとしては煮詰め方が甘い気がします。伏線がわかり易いため、最後の謎解きとも言うべき場面が生かされていません。
この作者の小説を読むのは初めてでしたが、さらなる成長を期待して、次の作品も読みたいです。
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期待度を満足させてくれる完成度で
久しぶりに一気読みの面白さで大満足。
映画も面白かったし、この路線で熱くて面白い任侠?ハードボイルド
を展開して行ってほしい!!
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単行本が刊行されたとき、読もうと思い手に取ったが、一度は挫折した本。来月には映画が公開となり、続編「凶犬の眼」も今春刊行された、となると読み返すなら今しかない!と再チャレンジ。
広島県呉市をモデルとした架空の町呉原。昭和63年、呉原東署へ赴任してきた日岡はヤクザとの癒着を噂される癖のある刑事大上とコンビを組むことになる。
暴力団対策法が施工される5年前という絶妙の時代設定、そして「仁義なき戦い」を彷彿とさせる広島弁(呉弁)による丁々発止のやり取り。抗争の勃発、ヤクザと警察の一触即発の駆け引き、読みだしたらもう止まらない。
この作品を単なるヤクザ小説で終わらせないのは、悪徳刑事大上と新人刑事日岡の関係性の賜物だろう。
悪徳といいながら、一本筋の通った彼の正義には惚れ惚れするし、その教育を真正面から受け止め、立派な後継者となる日岡も頼もしい。
途中で「もしや?」とプロローグを読み直し、「やはり・・・」と衝撃の先行きを予想し、エピローグで胸を詰まらせる。こんな終わり方を見たら、続編を読みたくなるのは必至。
頭の中を呉弁が飛び交ううちに、続編に突入します。
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とっても面白かった。
やくざもかっこいいと思ってしまうやくざと、ゲスだと思ってしまうやくざにはっきり分かれている。
やくざの事はよく知らないけど、冷静に考えると違うんだろうな。でも、何だか広島弁がかっこいいと、感じた。
映画化するんだ!って 晶子さんは誰がやるんじゃってキャスト見てみたら……どうやら晶子という存在自体がいないみたいなんだけど
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んーー、線が細い。(+_+)
主人公が狼に肩入れされる理由、それ「だけ」なのってリアリティ薄いし、「●ちゃんになんかあったら、呉原は戦争じゃ。もう止まらん。お前も、腹ア括っとけ」を受けての描写がゼロ。威勢がいいのは広島弁ばかり‥って、それじゃまるで「僕っ娘」です。
昭和は異国のように遠い場所になったんだなあ‥多分、平成も30年の「いま」だからこそ、新鮮に受け取られるのでしょう。
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映画の予告編を見て気になって購入。いつもなら映画を見てから読むか判断する所、紀伊國屋購入でトークショーに応募出来るという事で購入してしまった。小説で久々の紙の本。文庫本の紙の手触りと匂いが、読書感を煽られました。肝心の内容は、後半まではどうなるのか面白かったのですが、これからという所で、ブツンと切られてしまった感じ。期待してた物語の主題が違っていたようです。それでも、一気読みで面白かったです。
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著者初読みです。今いちばん気に入っている白石和彌監督がメガホンをとった映画版が週末公開されるのでなければ、まだまだ読むのを先送りにしていたかもしれません。女性の書く警察小説ってどうなんだろうとナメ気味でした。すみません。映画版のキャストも併記します。
舞台は昭和63年の広島県。捜査二課の暴力団係に配属された新人刑事・日岡(松坂桃李)は、凄腕のマル暴刑事・大上(役所広司)と組むことに。大上は警察表彰受けること多数の反面、ヤクザとの癒着も噂されている。違法捜査だらけの大上のやり方に戸惑いながら行動を共にする日岡。
調査だけでこんなにも書けるものなのか、しかも女性が、とビックリ。それでいて飲み屋の女将の様子などはやはり女性ならではの描写も感じられます。月並みな感想しか書けませんが、骨太でかつ繊細、切なさ(←私にとってはココ大事)も満載ですごく面白かった。
映画を観る前に読んでおいてよかった。もしも読まずに観ていたら、「えっ、死んじゃうの!?」と涙目になっていたことでしょう(笑)。
映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/c1f52cce210fd08db04d0862ed1a20a2
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素晴らしかったー。この小説を女性の作家さんが書いたなんて!正義とな何か?1頁目をめくった瞬間から物語の舞台へ。今居る私の周りの空気感も一気に変わってしまったかのように引き込まれます。日岡と大上。最後はまさかの展開で放心状態(2重のまさかに遭遇)。この先、大上を追う日岡の成長をまだまだ読みたい!圧倒的に面白かった!
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柚月裕子著
ブグログでの読者の方の評判が かなりいいので 柚月裕子さんの本を初めて読み始めたのですが…読み始めた途端に 映画公開されるという宣伝が !やっと今、自分の中で架空の主役たちのイメージが出来上がってきたとこなのに(笑)
なかなか 面白く読み進んでますので キャラが出来上がってる宣伝を観ないように努力してますが…やはり 面白いから映画になってしまうんだろうね
とにかく 原作を熟読します それから感想書こうと 。今 本を読みながら出来上がってる 大上キャラのイメージが違ってるけど あの俳優さん上手いから また 映画として成り立つのかもしれないけど とにかく今は まず 本の中の心の声に酔いたい…
読み終わりました、夢中になって読んでたら 白々と朝になってしまってた 、ラストは日岡じゃないけど 大上の行方が気になって最後まで読まずにいられない状態になってしまった。大上キャラが凄く引き摺り込まれるのは 大上の補佐係の日岡だけでなく 読者も日岡の立場になって引き摺り込まれる感じですね。まるで 潜入捜査としか思えないほど 警察とヤクザの世界を描いた作者が 女性作家って事にも驚き その世界の人でもないのに これほどのリサーチ力だけでなく社会の中で蠢く人間関係と何が正義か?ということに真っ向から立ち向かう真摯さを感じた、ラストまさかの…
まだ 読んだり観てない人の為に内容は明かさない方が良いですよね ただ ラストの悲しみが違う形で癒される感覚はいいですね。是非 他の柚月裕子さんの本も読みたくなりました。
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孤高の警察官と、暴力団の抗争の話。
ドンパチやったり、裏切ったり裏切られたり殺されたり、北野武の映画みたい。文章にスピードとリアリティがあって、面白かった。特に凄みの効いた広島弁のセリフに、迫力がある。柚木裕子って女性だよね?女性が書いてるんだよね?
リンチや殴り合いのシーンは、女性が書いているとは思えない荒々しさだった。