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30歳を過ぎたら「脱・自動化」生活へ。脳の成長を育てるためのノウハウが詰まった1冊。
2015/03/01 18:58
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投稿者:星の砂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
<歳を重ねても、いつまでも元気でいたい>というのが私の理想。好奇心旺盛で、やりたいことを見つければ、ほぼ実行に移すタイプなのだが、家庭の事情で、故郷から遠い田舎に引っ越してきてからは、頼りになる親や、親しい友人がいなくなったことで、行動範囲が狭くなり、アクティブ派からパッシブ派に…。パッシブな生活に慣れ意欲減退だけは避けたい。パッシブな現状から抜け出したい一心で、本書の「―アタマがどんどん元気になれる」というタイトルに惹かれ本書を手に取った。
著者は医師。東京大学などで脳の研究に従事し、脳画像の鑑定では屈指の読影技術を持ち、これまでに、胎児から超高齢者まで1万人以上の脳を分析したという。2006年に「脳の学校」を立ち上げ、企業の脳研究や人材育成事業をサポート。2013年には加藤プラチナクリニックを開設、MRI診断による脳の健康医療を実践し、『脳の強化書』(2010年3月 あさ出版)」多数の著書も。前著の「『脳の強化書』」では感情系、伝達系、運動系、記憶系など、8つの「脳番地」を強くする、トレーニングメニューを収録しているが、本書は、欲求をうまくコントロールできるよう、正しい欲求の見つけ方・育て方のトレーニングを収録。
●CHAPTER1 あなたの脳を動かしているモノとは?
●CHAPTER2 自分の「欲求」、見失っていませんか?
●CHAPTER3 「やりたい!」「したい!」を暴走させない
●CHAPTER4 「欲求」を正しく育てよう
●CHAPTER5 欲求発見トレーニング
●CHAPTER6 コミュニケーション系欲求育成トレーニング
●CHAPTER7 感覚系欲求育成トレーニング
●CHAPTER8 感情系欲求育成トレーニング
●CHAPTER9 右脳・左脳交流トレーニング
本書は、三大欲求である、食欲、睡眠欲、性欲の他に、名誉欲、自己顕示欲、独占欲、承認欲求、金銭欲、支配欲、物欲、収集欲、承認欲求、破壊欲、恭順欲、遊戯欲、養護欲と、さまざまな欲求を分類しわかりやすく解説。「欲求を生み出す脳内環境」など興味深く引き込まれる。私自身、危機感を感じている、パッシブな生活への“慣れ”について、著者は「欲求の発生と育成を妨げる一番の敵は「慣れ」」だといっている。変化のない生活を送っていると、何かを始めようという気持ちすら起きなくなるという。これは脳にとっては危険な信号だというから、著者のいうように、「習慣を変える勇気」を持ち、「生活の中から“慣れ”を排除し、脱・自動化」は、私にとって必要不可欠な問題だ。早速、「欲求を育てるトレーニング」を実践し、脳の活性化を目指したい。まずは《五感欲求表をつくる》としよう。
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳には、「○○したい」ということが大切なようで、日々の努力が大切なのだと分かった。なかなかできないような感じだが、少しずつ意識して行動したい。
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読みやすかった
2018/06/25 10:12
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投稿者:オラフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳の教科書というから、難しいのかと思ったらそうでもなかったです。日常的にどんな思考や行動をすれば脳機能を維持できるのか、具体的な案が出されていたのでやってみたくなります。
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脳の強化
2018/06/30 03:50
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳の教科書第二弾ということで、イラストも豊富でわかりやすくなっていました。8つの脳の部分を刺激しないといけないんですよね。
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医師である著者は、研究者としてこれまどに、胎児から超高齢者まで1万人以上の脳を分析し、脳の活性化を計測する原理を発見したり、発達障害についての発見したりと多方面の研究を行っている。
前作の『脳の強化書』では、脳の働きを「感情系」や「運動系」等8つの分野に分けて、それぞれを鍛えるためのトレーニングを紹介されてあり、歳をとるにつれて衰えると考えられる脳も、適切な栄養と刺激を与えていけば、いくてになっても脳は成長する!と主張されていた。
今回の著書は、その脳の栄養や刺激でもある『欲求』についての解説とトレーニングだった。
脳を動かしているものは「欲求」であることが多く、アメリカの心理学者アブラハム・マズローによると、人の欲求は5つの段階に分けられ、ひとつの欲求が満たされると、次の欲求が現れるようになっているらしい。
そして、最初の生物であればもっている基本的な欲求は、生理的欲求である「食欲、睡眠欲、性欲」が満たされると、自分の身の安全を欲するようになり、どこかに所属していたい、だれかに愛されたいと望み、次は自分を認めてほしい欲求が現れ、自分の能力を発揮したい欲求が出てくる。
この欲求を育て、コントロールするには、現代の便利すぎる世の中はあまり適していない。
例えば、インターネットは欲求を満たす代わりに、脳の使い方のバランスが崩れたり、欲求をむげんに追求してしまいがちになりやすい。
「やりたい!」「したい!」と欲求を暴走させるのではなく、コントロールしながら、欲求を育てていけば、脳は衰えず、元気で魅力的な脳へと成長できる。
そのためのトレーニングも『欲求発見』『コミュニケーション系欲求育成』『感情系欲求育成』『右脳・左脳交流』のトレーニングを合わせて41個紹介してあって、お手軽でおもしろそうなので、ぜひやってみたいと思わせる内容のトレーニングだった。
例えば、「16歳だと思って生活する」とか「音を消してテレビを観る」「会話をしながら相手の目を手帳に描く」「いつもと違ったルートで出勤する」とかがあった。
どれも今日からでもできそうなことなので、いくつか生活に取り入れながら『脳』を活性化させて、人生最期まで元気にギラギラして生きていこうと思った。
まずは16歳として生きてみるか!
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前著「脳の強化書」の続編です。とはいっても、前著のテーマである「脳番地」についてはほとんど出てきません。新しいテーマとして「欲求」について書かれています。
欲求が無いと脳はどのようになってしまうのか。良い欲求、悪い欲求とは何なのか。欲求にはどんな分類があり、それを育てるには何をしたら良いのか。
欲求をテーマに、脳を8つのエリアに分けて、それぞれの鍛え方を、具体的に書かれています。心がけに近いものが多いので、今日からでも取りかかれるところもためになると思いました。
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前作を読んでいたのでそのまま購入。
今回は「欲求」の話がメイン。認知症の予防のためにも、欲求を忘れずに、そして刺激しましょう、的な内容。
が、トレーニングの内容がちょーっとぱっとしない感じでした。前作の方が面白かった。
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脳をきたえていないと、衰えてしまうので、常に刺激をして元気で輝いていましょうということ。
欲求があれば、常に元気でいれる。
欲求を正しく育てていくことが大事。またその欲求の探し方を示している
いつもと違うことや早く起きたり、ちょっといつもと違う習慣を身につけることで、脳は刺激され元気になる
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「妄想ノートをつくる」「別れ際に握手をする」「子どもの頃の思い出を絵に描いてみる」…。コミュニケーション・感情・感覚の3つのジャンルの欲求を引き出し、脳の8つのエリアを刺激する41のトレーニングメニューを紹介。
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欲求は脳のため、元気に生きていくために大切なもの。わー、もっとギラギラしてもいいんだ!暴走しない程度にね。
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悪くはなかったけど、そんなに良くもなかった。
前回の脳の強化書1から見て革新的な物がなかったのが物足りなさに繋がったのだと思う。
しかし気になるところはあった。
それを抜粋します。
・「嫌だなー」と思う時というのは、脳の動きとして2つ考えられる。
それは1つ目が、過去に起きた嫌な記憶が呼び覚まされている。
2つ目が、普段あまり使ってない場所を動かすことになる。
これ聞くと嫌なこともやってみたいと言う気持ちになる。
・脳はあることを「してもいい」という指令を出すと、将来実現されたことを保証されたと考え、時間までその欲求を発動しない。
このことから抑圧し切ることは良くないと言うのが分かる。
時間(ゴール)を決めて頑張ることが大切。
・利き手でない方の手を使って2週間生活してみた人が、攻撃的な感情をコントロール出来るようになってた。
これは前部帯状回(大脳辺緑系の一部)と言う脳の部分が活発になっていたらしい。
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前書と同様に軽い気持ちで読み切れる。脳に負荷をかけることと、適度のストレスが重要…って、色々な脳科学者の本にも書かれているようなことばかり。それでも、実生活の中で実践できるちょっとしたことが書かれているのが良い。自分自身、脳の使い方に偏りがあると感じたので、時々そういう意識を持つことも重要だと思う。
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「なるほど、そうかも」と身に覚えがある部分がいろいろあって楽しめました。日常生活で気軽に取り入れられるトレーニングもあって、なかなか長く楽しめます。
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五感で得た情報を分析・理解する超頭頂野の成長ピークは40代、実行力や判断力を司る超前頭野が成長するのは50を過ぎてから。脳の欲求に応えるべくどんどんチャレンジしましょう。
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日常の動きは惰性で行っている。いつもとちょっと違う動きをしてみたり、違うことを考えたりすることで、脳を活性化させようというような感じかな。