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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
別にどの話からでも読めていい。
名作転生、なかなかおもしろかった。
脇役たちっていうのもなかなかいいね。
1巻より有名どころの話が多いように思う。
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パロディかと思って読んだら、違いました
まさに「転生」がぴったり
話も短いので朝読にも最適!
ただ、これって、元ネタをしらないでもわかるのかな…?
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悪役のほうは元ネタが都市伝説だったりしたけど、こちらは正統派の古典や童話や昔話。主役でもなく悪役でもない脇役こそ転生しがいがあるらしい。竹取物語、人魚姫、シンデレラ、ロミジュリ、羅生門、寿限無、どれも面白かった。
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どの物語も趣向が凝らしてあり面白かったです。
竹取ではおじいちゃーん!と心の中で叫び通し。
ロミジュリでは、ロザラインって何処にいたっけ?と原作捲ってベンヴォーリオとの会話シーンに会話の中にのみ出てくる令嬢と確認。青年が誰を待っているのかはすぐにピンときてしまったけど、良い締めでした。
羅生門。羅生門ってなんだっけ!?と読み終えてもパニック状態(笑) 面白い。
人魚姫、まさかの……うん、魚類なら仕方ないよね。
シンデレラは、オンノベでもよく題材にされているし、1番アクのない展開でした。
寿限無をどう持ってくるのかと思ったら、冒頭で「!」 そうくるか!
オチでまた「!」 やられた!
名付けって細心の注意を払って欲しいものだけど、父親のとんでも感覚には勝てないですね。
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『竹取物語』→『フライ・ミー・ザ・ムーン』小島水青
竹取の翁はもう一度姫と会いたかった
☆手に入れたものを手放す勇気。
『ロミオとジュリエット』→『ロザラインの憂鬱』小松原宏子
ロミオの元・恋人として名前しか作中に出てこなかったロザライン。
☆最後のシーンが最高にかっこよかった。
『羅生門』→『カーニバル・ゲート』北野勇作
壊れたロボットが集まる場所に部品をあさりロボットの息の根を止める少女がいた。
☆SF映画のオープニングだ。続きをスクリーンで見たい。
『人魚姫』→『人魚に恋して』こざきゆう
幼い頃に父と見た人魚に再びあったとき、恋に落ちた。
☆なんともいえない後味。
『シンデレラ』→『シンデレラの姉』森奈津子
妹に辛く当たる母も、それを受け入れる妹も、何より自分が嫌いだった。
☆誰よりも軽やかに旅立つ。
『寿限無』→『ぼくの名は』粟生こずえ
ぼくの名前は亜阿だ。改名することがぼくの夢だ。
☆や、悪気が無いは免罪符にならへんで、父ちゃん。
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なるほどこういう角度から話を集めたアンソロジーもあるのだなぁと。
小説を読んでて、時々、脇役の感情を考えてしまうことがあるので面白かったです。
私が一番面白かったのは、ロミジュリをベースにした「ロザラインの憂鬱」。
台詞もない、名前が出てくるだけの、ロミオが本当の恋を知るまでの踏み台にでもされたような貴婦人の名前。
思春期の女の子の、戸惑いや淡い想いと重ねて、繊細で素敵な話でした。