紙の本
大いに笑って、ほんのりしんみりさせられる一冊
2010/04/10 07:19
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
無頼派・西原理恵子の子育てエッセイマンガ「毎日かあさん」の単行本化第6弾。
息子は男の子パワーが炸裂し、娘は女の子妄想に耽溺する。そんな日々を描く物語に、時に爆笑、そして時にしんみりさせられます。今回も大いに楽しませていただきました。
著者自身の海外取材に子供二人を同伴することがたびたびあるようで、「カンガルー見に行きたくないか?」と言ってさも近所の動物園に連れていくかと子供たちに思わせ、実際にはオーストラリアまで強制的に連行するということが珍しくありません。どこまで本当の話なのかと訝りながらも、こうした強引な子育て日記に、きっと二人の子供たちはたくましく育つことだろうとほほえましく、そしてまたちょっぴり羨ましくすら感じます。
まだ文化的にも社会的にも価値観が定まったわけではない子供であるからこそ、二人のおチビさんはとてもしなやかに母のかなりご無体な育児にも順応していくのです。その姿が面白おかしく力強く描かれます。西原はやっぱりうまいなぁ。
そんな子供たちがやがて自律と自立の日を迎え、子供でなくなるときが来ることに著者も、そして読者である私までもが、心寂しく感じないではいられない一冊です。
紙の本
家族の時間
2013/10/05 11:15
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投稿者:弥生丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大きくなった子どもたち。面白いです!隣の麦ちゃんち5人男子のエピソードにも笑いました。こんな腕白男子たちが健在であることに、むしろ安心。
取材旅行に子どもたちも同行。「フツウでない」海外旅行に今は不満たらたらの子どもたちが、大人になったとき、あの時お母さんがこんな話をしてくれた、お父さんがこんな事をしてくれた、一緒にあんなものを食べた、など、しみじみ回想するのだろうなと思いました。
家族で時間を共有することの大切さを実感できる一冊です。
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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
実体験をもとにした漫画であって完全ノンフィクションってわけではなことは百も承知だけれど娘の喋り方が妙に芝居がかってるのがなぜなのか気になる。
淑子の影響だろうか。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供のころ自分もこんな感じのことやってたなと懐かしくなりました。子供のころに戻ったような気持ちになりました。
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児童虐待だとか、育児放棄だとか、育児うつだとか、
そんなニュースを聞くたびに、「サイバラかあさん」のことを思い出します。
サイバラさん、マンガは豪快だけど、
家族に対する愛情の深さを「毎日かあさん」でいつも感じさせられます。
そして、今は亡き鴨ちゃん。
本当に愛されていたんですね。
サイバラさんが結婚、って聞いた時はめっさ驚いたけど、
これを読んで、この二人の出会いは必然だったんだなぁと、
しみじみと感動するのでした。。。
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いつもながら大爆笑!色んなところへ親子で旅をしていてうらやましいです。長男君が思春期に差し掛かっているようで、はちゃめちゃなネタは少なめになったように感じます。その代わりに長女のオンナネタが冴え渡ります!さて、長男君は中学受験、どうなったんだろう・・・受験したのかな、合格したかしら。他人の子なのにもう他人事には思えません。毎日母さんと一緒に子育てしているような気になってますからね・・・ホント気になる。
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毎日かあさん 最新刊。
長男はもう小六かあ・・・
長男が時折見せる、かあさんに対しての気遣いというか、優しさが今回も沁みます。娘のかあさんに対する優しさとは別種な。
読むとつい涙してしまうのは、私が女だからだろうか。
長女とかあさんのやりとりは、なんだかわかるような気がします。
家族の中の、共犯者のような。
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やっと、やっと子猫が来た経緯が理解できた(*^_^*)
そして、ずーっと気になっていた鴨っちが衝動買いしてきたらしいワンコの行方もわかって何よりの一冊。
子供たちが成長していく一瞬、一瞬を切り取ってかかれており
「きっとうちの母もこんな気持ちだったんだろうな」
と思うのでありました。
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やっぱり面白い。
今回は猫が二匹も増えて……かわいい。
でも桃ちゃんだってかわいかったよ!
犬は散歩が必要だから、猫より飼うのに手間がかかるのはわかるけど。
しかしもう長男は小六か…
数年後には「もう長男は高校生か…」と思うんだろうなぁ。
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リアルな子どもは、あっという間に大きくなりますねぇ。
そして、浪花 愛の「来訪者」シリーズの時にも感じたのですが、こうやって、大きくなっていくのを見ている子どもって、なんか、本当に知り合いの子どもを見ているようです。
でも、この人の子どもは、ある意味、ものすごい経験をつんで大きくなっているよなぁ。
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西原理恵子みたいな母になりたいです。
きっと私は、いろんな習い事をさせて、良い学校に入れようと必死になってしまうんだろうな。
職人さんやコロッケ屋のおばちゃんみたいになってほしいと考えられる親になりたい。
あと、できたら、虫も食べられるようになりたい…
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毎日かあさんも早いものでもう6巻なんですね。
アニメ化もしたみたい(未見)ですし、映画化した作品も多数ありますし、
本人がデビューした頃から望んでいた事はだいたいやりつくしちゃったん
じゃないかな。
全サイバラ作品を読破しているわけではありませんが、初期から現在に
いたるまでだいたいの作品は読んでいると思います。
毎日かあさんを見る理由は多少脚色もあるでしょうが母親としての
著者の成長が面白い事、そして元夫である故・鴨志田穣氏の
思い出話やキャラクターとしての鴨志田氏が紙面で動いている様、
これらが楽しみで毎回購入している気がします。
初期と比べると1ページに盛り込まれる情報量が少なくなったと
感じますが、その分ひとコマひとコマの殺傷能力が高く、ページを
めくるテンポが一定ではいられなくなる。
間違った表現かもしれないけど、ここまでマンガに向き合っている人は
そういない。
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奇才サイバラの大河子育て記の6巻。笑いと泣きの波状攻撃のこのバランスは、もはや職人芸かもしれません。★★★★(三)
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もちろん今回も、母の愛バクハツ。
…子供たちがどんどん大きくなるでしょう?
思春期前の子供しかいない母さんたちは、いつくるか、いつくるかとドキドキですよ。私にとってはそういう巻でした。
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さり気なく旦那さんネタがちりばめられていて切ない。
というか、男子怖いw
うちの子はどう成長するんだろう。
そして、やっぱり女の子も欲しくなる。
家族っていいな。