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失踪した妻を求めて江戸へ。というのは表向きで実は……、という事情持ちですが、この主人公の周りにいる人々もイロイロございます。斬ったはった!の活劇ぶりは特にありませんが、リアルに人間が描かれている感じがします。特に、人物描写に。
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当初は、設定や雰囲気などを含め、用心棒日月抄(故藤沢周平作)のクローン小説と感じた。人物構成も似ているが、用心棒日月抄の様に、時代背景に巧みな仕掛けはなく、非常にたんぱくな印象。良くも悪くも「テレビドラマ的」な印象を受ける内容。
個人的には、小説内で出てくる飯屋の表現で食事に拘りを感じる。
判りやすく、読みやすい文体なので、軽いドラマ感覚で読める作品。
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購入した日 :2010/09/07
開始した日 :2010/09/07
読了した日 :2010/09/07
初めての「鈴木英治」モノ。
記念すべき1巻は、次の展開を
想定させるような内容。
これだけでは判断できないが
1巻目であれば、それ相応の大きな
動きがあった方がいいのになー。
でも読みやすいのは事実。
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姿を消した妻を捜し求めて江戸にやってきた侍が口入れ屋の用心棒となってさまざまな事件に巻き込まれるシリーズ第一弾。
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口入屋用心棒シリーズ1巻。藤沢さんの用心棒日月抄等の面影を期待し、隣の市の図書館からシリーズを揃え読み始めたのだが…。物語は、姿を消した妻を探し求めて、駿州沼里から江戸にやってきた湯瀬直之進は、小日向東古川町で店を構える口入屋・米田屋に住み込みの用心棒として雇われる。仔細あって木刀しか遣わない直之進だが、さっそくうだるような暑さのなか、主の光右衛門について江戸の商家を回ることになる。以前、佐伯さんの著書と書店で読み比べ落選した作家さん。題材は面白いのだが構成が雑多で、あちこちに話が飛び読みにくい。
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口入れ屋用心棒シリーズ第1巻。
理由もはっきりせず去った妻を探して江戸に出てきた湯瀬直之進。密かに命令を帯びているのだが、まずは生きてゆかねばならぬと口入れ屋、米田屋に。
用心棒家業が始まる。
米田屋の主人を殺してもらおうと又八が雇ったのは、こちらもかなり腕の立つ左之助。
直之進のあまりの強さに真っ向勝負をしたくなり、殺しの依頼を金を返してやめる。
富士太郎は父親から定町周り同心を引き継いだばかりの19歳、少し物腰が柔らかすぎて迫力がない。
なかなか面白い話のプロローグ!ここからあの面白いシリーズが始まったのか!
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佐伯泰英に代わる時代小説を探し手にした。平易な文章だが深みやコクがない。今ひとつの腕だな。3冊くらいは読んでみたい。