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モノの目線で書かれた小説を初めて読んだ。すごい。面白かった。これ読んでから、モノに魂があるのかもしれないって感じるようになったし、もっとモノを大切にしようと改めて思えた。ビー玉貰いに行きたいなあ。
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BX341、こどもだったとき、路線バスが彼だったような気がします。
珍しい形のバスだったので、憧れがありました。
そのバスに乗れないと不機嫌になっていたし、乗れたらご機嫌でした。
表紙絵も綺麗ですね。童話のようなお話です。
青い、海を象徴するビー玉がでてきます。
解説まで読み進めて唖然としました。
信じられません。
「持ち帰ってもいいそうです」・・・なんともふとももな。こういう遊び心、すきだなー
「おもしろいからやってみる」そんなストーリー展開が最初から最後まで散りばめられていました。
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ボンネットバスに魂があり心の中で思うシーンがあり感動的でした。廃車になって再生するまでの悪戦苦闘は手に汗握る良い場面でした。山古志での大地震は読んでいてかなしくもあり応援したい気持ちになりました。青いビー玉もいいところで出てきます。半分は実話との事でした。あとがきの写真満載のところはなにか清々しくおもいました。
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BX341への愛がある。
皆の生き生きとした感情が凄く伝わってくる。
また、小説の中でハッとさせられることも
かなり多かった。
モノとは、自分の生き方を自分で決めることができない物体のことだ。
自分の思うとおりに生きられる人間をうらやましく思った。やりたいことを自分で見つける自由と、それをやる自由の両方が与えられているなんて。
古いものには、魂がある。
魂があるから直して使ってやるし、使われてこそ道具は幸せ。大量生産、大量消費という営みでは、人の気持ちがこもった《文化》が生まれない。
思う、言う、成る
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主人公ともいえるボンネットバスが実在のものだったこと、実在の人物が登場していたことを読み終わってから知りました。
「実話を元にしたフィクション」というのとも違って、半分フィクションで半分ノンフィクションという本は初めて読みました。
登場人物がみんな素敵で、素敵な人同士の関わり方もまた魅力的でした。
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最近小説をちゃんと読み始めて
初めて泣いた作品。
もう、最初の7,80ページで号泣した
そして、自分の中でも想ってる
『人の愛や思いが込められたモノには
いつか心が宿る。』という文章が出た時には
あぁこの本を選んでよかったと心から思った
この本を読んでより一層その想いが強くなった。
ハートフル小説素晴らしい
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〝とても古いモノや、人の気持ちを一身に浴び続けたモノには《魂》が宿っていくんだよ。だからキミも、そうやって《生きて》いるんだよ〟
そうであって欲しいと思う。オイラは自分のカラダに馴染んだモノをできるだけ長く使っていたい。少々不具合が出てきても愛嬌だと思う。自分のクルマがいよいよ直せなくなって(経済的なことも含めて)手離す時がきたら、オイラはきっと泣くだろう。長い間乗ってきてできた凹みも傷も汚れも含めて愛着がある。コイツと一緒だと楽しい。
あとがきに〝愛されたから、僕らはいま生きているんですよね〟とあった。ヒトもモノも同じだ。〝生きているということは、それだけですでに奇跡〟なんだよね。愛してくれる人たちがいたからいまのオイラがある。オイラはどれだけの人を愛してきだただろう。貰ってばかりな気がする。そろそろきちんと返していかないとな。
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電車の中で読むと危険な本です。感動がいっぱい詰まってて、自然と涙が…。とても優しい気持ちになれます。半分フィクションで半分ノンフィクションってことで、実際行ってみたくなりました。
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☆5
大切にしてもらった事で《魂》が宿ったボンネットバスと、手にした者に勇気を与える不思議な青いビー玉が、運命に導かれながら旅をしていく物語。
半分はノンフィクションで、半分はフィクションという所も魅力的でした❁⃘*.゚
読み終わった後、心が綺麗になれるような…そんな素敵な作品でした(*´˘`*)
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日本では、八百万の神がいるって良く聞く
全てのものに、心とか、魂があるから大切にしなさいって
私は長く物を使う方です
もらったものとか、気に入ったものはなかなか捨てられなくて困ります。お気に入りの靴は、直しながら履いてます
気に入ったものを長く使えるって、とても大切なことだと思うんですよね
奇跡って、人の想いが起こすもの
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モノにも心が宿っていると思って生きてみると楽しそうだしその方が素敵だなと思った。私もそうしてみよう。
「日常の中にある小さな幸せにひとつでも多く気づきながら、日々の幸福をかみしめていればいいのだ」この考え方好き。もっともっと気づきながら生きていこう〜!
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やっぱり大好きです作者さんと改めて思いました。
愛された事で心を持った物達の優しいお話です。
主役は心を持ったボンネットバスです。
大切にする事で命が吹き込まれると考え方はとても素敵です。
事実をもとにした作品であとがきにもそれが書かれています。
誰かが愛した物がまた誰かに愛されるお話に読み終えると気持ちが落ち着きます。
大切にしたい1冊になりました。