電子書籍
日野原先生、ありがとうございます
2017/10/09 00:55
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投稿者:サーキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
拝読しながら、声無く何度も頬を温かいものが流れました。日野原先生は、日本の看護師の資質を上げてくださったお医者様です。全ての年代の方々に読んで頂きたいですね。私が、先生の講演会に参加したのは先生が99歳の時でした。一度も座られずに講演され、タクトを振り指揮もされ、包みこむように握手して頂いた時の温かいふかふかの手を思い出しながら一気に読みました。感謝して、残りの時間をご縁あり出逢えた人のために使おうと決意しました。日野原先生、ありがとうございます。
紙の本
支えになる本
2017/12/30 17:23
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投稿者:とまと - この投稿者のレビュー一覧を見る
辛いことがあったときにこの本で励まされました。生きるために支えてくれる本です。こんな人になりたいです。
紙の本
生きていくあなたへ
2017/12/17 09:20
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投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず、日野原先生のご冥福をお祈りします。先生のような方でも死への恐怖と戦いながら最後までしっかりと生き抜く姿勢に感動しました。その言葉の一つ一つに私の心は励まされました。今の私が辛いと感じていることは、違った見方をすれば何ともないことなのだという気持ちになりました。
紙の本
絶対に読んでおくべき本です
2018/11/14 17:39
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投稿者:はるかすみれ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日野原先生が、大好きで、お元気でいらっしゃると勇気を頂いていました。
有難うございました。
そんな、日野原先生も 死 が怖いとおっしゃっています。
お亡くなりになった奥様と自分は、魂で繋がって、今も生きている とおっしゃっています。
本物とは、限りないもの、区切りないもの とおっしゃっています。
まさに、日野原先生その人です。
この本は、日野原先生を通して、今の私たちの真の生きる道を示してくれます。
紙の本
どんな時にもユーモアを
2020/02/29 15:28
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投稿者:mi - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな状況に置かれても、どんな目にあっても、ユーモアを持って生きているところが素敵だと思った。見習いたいと思った。もっと日常にユーモアを持って生きれば、きっと人生は豊かになる。
電子書籍
日野原先生の哲学が語られている
2019/06/17 20:35
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投稿者:Sawa - この投稿者のレビュー一覧を見る
日野原先生の哲学が語られている本。とても心に残った。先生は100歳を超えたあたりから自分自身が分かってきたという。40代の自分は先生にとったら赤ちゃんなのかもしれない。
紙の本
大事な言葉
2019/04/23 14:31
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
105歳まで、元気に活躍された著者のことばには、重みを感じました。将来への展望、希望を感じさせられました。
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「人間は弱い。死ぬのは僕もこわいです。」105歳の医師、日野原重明氏が、死の直前まで語った、希望と感謝の対話20時間越。最後の力を振り絞り伝えたかった言葉とは。生涯現役、渾身最期の一冊。 「死ぬのは僕でも怖いんだよ。」だからこそ、朝起きて自分が生きていることが、心から嬉しい。105歳になっても尚、僕にはまだ自分でも知らない未知の自分がたくさんあると感じているのです。 今、最後の力を振り絞って私がしたいのは、あなたとの対話です。人生の中で、いつも私と共にあったのは言葉でした。 私が言葉によって支えられてきたように、迷い傷ついたあなたへ、私の最期の言葉を伝えたいのです。(本書より抜粋) 2017年7月18日この世を去られた日野原重明さん。2016年年末からはじまった本書のインタビューは、亡くなる直前まで、時にはベッドに横たわりながら20時間以上行われました。言葉を軸にしながら、死と生、病と健康、出会いと別れ等々、人生の深淵について語ります。 【本書の内容】 第1章 死は命の終わりではない 第2章 愛すること 第3章 ゆるすことは難しい 第4章 大切なことはすぐにはわからない 第5章 未知なる自分との出会い
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お亡くなりになってから日野原先生に関心を持ちました。
信念を持っている人は強い。
自分はここまでだ、と決めつけてはいけませんね。
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「これだけはやりたい」と応じたインタビュー、最後の言葉。
読んでいるだけで、日野原さんの温かさ、クリアさが伝わってくる。喜びと感謝、大切なものは目に見えない、というメッセージ強く受け取りました。
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命とは「使える時間」のこと。
子供のうちは自分のために命を使い、大人になったら、自分だけでなく誰かの為にも
命を使う…という言葉に共感。
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本書は東京の聖路加病院長、理事長を勤められ、今年の7月に105歳で亡くなられた日野原さん最後の作品です。
日野原さんは1911年に山口県に生まれ、1937年に今の京都大学を卒業、1941年に聖路加病院の内科医として着任し、その生涯を聖路加病院で勤められました。
医療だけでなく、その人柄などから多くの人に慕われ、講演や執筆活動も精力的に行っていました。
2016年12月から1月にかけ、日野原さんが望んだ対話の形式で、多くの問いに対して、日野原さんの思いや信念をもとに丁寧に回答が記されています。
私は日野原さんのことは知ってはいましたが、著作を読むのは初めてでした。本書を読んだ率直な感想は、素晴らしい内容だと思ったことです。
高齢化社会とはいえ105歳まで生きているだけでもすごいのに、これだけの問いに対して、慈愛に満ちた回答ができる心のあり方、精神力の強さに感動を覚えました。
とても心に染みる言葉の数々に、心が洗われる思いでした。
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全体的に宗教にからんだ説教にちかい。日野原先生の過去の話は驚いた。本の最後に編集していない日野原先生の言葉があるが、そこが良かった。
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105歳の元医者の方が書いた本。105歳で亡くなった。
この方はクリスチャン。死生感を語るとどうしても宗教感が出てくるなぁ。
以下、引用。
死ぬときに、自分のために生きた時間と、人のために生きた時間を天秤にかけてみる。
必ず別れは来る。幸福感が大きいほど、別れの喪失感も大きくなる。出会いの中に別れはすでに存在している。悲しみが和らいで来ると、出会って良かったと思うよ。
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私みたいな清くない心の持ち主が読むには、日野原先生のお言葉はあまりにも清く透明すぎた。だから神とか、愛とか、全てが腹落ちしたかというと、やはりそうはいかないのだけとれども、というか失礼ながら中盤まで、斜に構えて読んでいたのだけれども。でも、先生はそんなひねた私にもどうやら一つのメッセージをくださったようなのです。
先生は本書の中で「ゆるす」について「許す」でも「赦す」でもなく「恕す」という漢字に本質的な意味を感じると語られています。
それはかつて若かりし頃、まだ多少の純粋さを持ち合わせていた自分が、感銘を受けた一節に使われていた漢字。
其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すこと勿(な)かれ。
かの賢人の有名すぎる言葉なのだけれど、この「恕」に人として大切なことが集約されているよなぁ、なんて当時の自分も思ったわけでして。
まさか先生の著書の中で再び出会うとは思いもよらず。
これはもう、「初心に帰りなさい。」
先生がそう仰ってるに違いない。
というわけで、この一冊が、今年一年の締めくくりに相応しいエンカウンター(出会い)となりました。
追記
死ぬことが恐ろしい、と先生が仰ったことについて深く考えた。
初め読んだ時には、私には、全てに達観してらっしゃる先生らしからぬ言葉だなと違和感を持ったのだけれども、
死に対して人間が本来持つ感情って、やはり「恐ろしい」とか「怖い」が正しいあり方なんだよなと、ふと。
実は生と死の境界線なんて、意外と曖昧で、むしろ簡単に飛び越えられるものだったりして、それは若いと尚更、命の重みなんて感じる経験が少ないから、尚更簡単に自ら命を絶ってしまう子達が少なくない数いて、でも先生は105歳まで現役で命の重みってやつに真剣に対峙してきた。
だからこその畏怖の念、命に対するリスペクトなのだなぁと。医師という職業に就かれれば、ともすれば「死」に慣れてしまってもおかしくないのに。人に対しても、命に対しても、全てに対して軽んじることのない態度を貫かれているのだなぁと。今考えてみるとやはり先生らしい言葉だと思う。