日経の編集長30人による知っておくべき知識が解説された書です!
2017/12/22 12:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、医療分野、産業分野、建設分野など他分野における最新のテクノロジーを紹介したもので、これからの経済を予測する上で知っておくべき必要不可欠な知識が満載されています。これらは日々そうした分野を専門に扱っておられる日経の編集長30人によって記述されたもので、非常にわかりやすく、かつ教務深く書かれています。ぜひ、日本の経済、さらには世界の経済の将来を予測する上で必読の書と言えると思います。
投稿元:
レビューを見る
発売と同時に買いながらも、眺めては止まり、眺めては止まりで3か月。やっと読了。
知らない技術が書いてあったり、今更こんなことってのも書いてあったりしましたが、テクノロジーの進化に対応するために、頭の整理にはなりました。広く浅くです。
投稿元:
レビューを見る
日経BP社の技術専門誌の編集長30人が、「新しい技術がいかに私たちの生活や産業をより良い方向に変えてくれるのか。私たちの日常生活がいかに技術に支えられていて、機械との競争ではなく機械との共存がどのように私たちにより良い未来をもたらしてくれるのか」という問題意識のもとにまとめたもので、2017年版に続く二回目の発刊。
私は現在、商社の戦略投資部門に所属しており、日々現場から新ビジネスのアイデアが出てくるが、それらに対する基本的な知識を少しでも持っていたいと思い、本書を手に取った。
取り上げられているテーマは、自動運転、温暖化対策の発電、IoT工場、バイオエコノミー、再生医療、ビッグデータ、フィンテック等々、近い将来大きなインパクトを持つものを網羅しており、それらのテクノロジーのトレンドを大まかに掴むためには、非常に有用な一冊と思う。
投稿元:
レビューを見る
止まらない心臓
→カテーテル手術の増加?
プライシング
→保険系はスマホアプリ、金融系は会計ソフトでビッグデータ取得。個人がデータを売る時代へ。
自動運転車
→2018アウディ、2020日系でレベル3を予定
運転引き継ぎのため、運転者の状態把握技術も必要=ジェイテクトでステアリングを握っているかの検知技術
NVIDIA(回路情報がオープンソース)とトヨタの連携…デンソー・東芝連合に頼らない。またIntelも検討予定。
NVIDIAはサーバーに車両と同じ技術のGPU→サーバーで学習させたアルゴリズムをそのまま車両で動かせる、将来的にサーバーシェアも目論見
LiDAR…Valeo、豊田中研
キャッシュレス
→中国で主流のQRコード決済、ブロックチェーン利用の貿易金融や再保険、銀行のオープンAPI導入
バイオエコノミー
→セルロースナノファイバー(高強度、軽量)、藻類ジェット燃料、スパイバー(慶應大、小島プレス)、養蚕業や植物工場での蛋白質生産、スマートセルインダストリー
温暖化対策
→CO2回収・貯留、低炭素石炭火力発電、小水力発電、超臨界地熱発電、水素(常温常圧で運ぶ)
社会インフラの老朽化
→スマートインフラ管理とその輸出、レーザードローン測量、内部欠陥可視化、鉄からFRP(繊維強化プラスチック)へ
VR・AR(エンタメから産業界へ)
→エンジンや建築等の製品開発、医療分野のトレーニング、配達支援、ショッピング、広告、学習、観光
つながるものづくり
→IoT工場、協働ロボット(軽・薄・短・小)、金属3Dプリンタ、ARで操作性検証
建築技術
→高層木造ビル(CLTなどのマスティンバー…複数木材により強度を高めた集成材)、自己治癒コンクリート、3Dプリンタ利用、、屋内位置情報、炭素繊維素材による耐震補強、IoTやフリーアドレスによるオフィスビルデザイン
人の五感を超える機械
→車載センサーの対象物認識
→ニンテンドースイッチの触覚フィードバック
→空間ディスプレイ
→エッジ・クラウド双方のAIプロセッサ競争激化、AIの家事ロボットが10年以内に現実化?
投稿元:
レビューを見る
生物による物質生産
癌の遺伝子レベル治療
心不全への新デバイスとカテーテル手術
ビッグデータを使った値付け変動
保険、宿泊、観戦チケット、金利、個人行動データ売買
VR・AR
建築のIT
3Dプリント工法、木材高層建築
キャッシュレス
QR決済
投稿元:
レビューを見る
仮説
最新の技術を知ることで、投資の感度を高めることができるのではないか?
遠隔医療、決め細やかなサポートをするには?ウェアラブル端末との相性がいい。
投稿元:
レビューを見る
セルロースナノファイバー 鋼鉄の5倍の強度、5分の1の軽さ
高断熱窓 レガリス 熱貫流率 0.55W/m2K 開口面積を増やしても温熱環境に悪影響を与えない
投稿元:
レビューを見る
最近はAI、IOTの実現が見えてきて、未来が楽しくなるニュースも少なくない。本書を読んでいて、想像が膨らむ。生活のスタイルが変わるサイクルが早くなっているよなと思う。
【特に興味を引いた】
止まらない心臓
個人データ売買 健康情報
ビックカメラ、ビットコイン決済全店舗導入
期待ランキング
1.再生医療
2.AI
3.EV
4.IoT
5.機会学習
6.インフラモニタリング
7.自動運転
その他.ネット遠隔診断、5G
【気になる株】
セルロースナノファイバー 日本製紙、王子製紙、中越パルプ
投稿元:
レビューを見る
この先数年でトピックとなり得る、あるいは現在トピックとされている項目についての紹介がなされる書籍。各方面にこれだけ専門分野を書ける記者を擁している日経はさすが。
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りた本。日経BP社の技術専門記者200人位が選んだ2022年のテクノロジー期待度ランキングベスト30にまとめ、ランクインした技術を簡潔に説明した内容の本。再生医療が1位だが、ますます高齢化が進む中、部分的な治療の発達による他への弊害はないのか?と疑問もある。医療保険など財政圧迫してる中、高齢者などは延命をやめる流れがきてるのに。あと認知症関連の特効薬の話は無かったので元気な認知症の高齢化が進む予感。VRこと仮想現実の技術の幅広い可能性は有りだと感じた。あとは自動運転の車やAIの人工知能とドローンなど。多言語同士の会話の即時通訳イヤホンなどは人間は考えなくなってしまう生き物になりそうだ。便利すぎる世の中の反動が知能減退。
投稿元:
レビューを見る
▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/298547
投稿元:
レビューを見る
止まらない心臓、個別プライシング、ぶつからないクルマ、デジタルマネー、バイオエコノミー、効率的発電、社会インフラ補修、VR・AR、つながるものづくり、連携建築技術、五感を超える。人・車・現場・建設・ITの再生。
鉄腕アトムの空飛ぶ世界、ではないかもしれないけれど、地道に着実に技術は進んでいて、未来に希望を見せてくれる。
投稿元:
レビューを見る
多岐にわたる業界の新技術に関する紹介。医療分野に関する記載は全く知らない情報がほとんどであり、勉強になった。
投稿元:
レビューを見る
装着しっ放しで血糖値の推移を随時確認できる…という「リブレ」なる製品を調べてたら、たどり着いたのがこの本。指先穿刺による数値の補正が不要とかで、完全な非観血。スゴい。
日経BP社の技術専門誌の編集長達が総出でまとめ上げただけあって読み応えもあるし、具体例を交えて素人でも解るように解説されている(決して「わかりやすく」はないけど。図解されてても難解だけど!)。現代のテクノロジーの進化ってホントに凄まじい。更にこの本、2017年10 月に出版されてるから、ちょうど3年後の現在ではもっと進んでるんだろうな…。
投稿元:
レビューを見る
ナナメ読みな感じで読み終わりました。
2022年の今、既に具体化が進んでいるもの、大きく方向性が変わってきているものなど、変化が激しいなぁ、と感じました。