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今回はハギリ博士インドへ行く(^^)人工知能にウォーカロン、そしてクローン…何だかどんどん解らなくなってきたぞ(--;)でも全てが共存できるように、ハギリ博士が導いてくれると信じたい♪今回はウグイの登場が無いのかな~?(._.)と思っていたら、ウグイのプライベートな部分まで見せてもらえて、キュンッ(*≧∀≦*)
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いまいちよく分からなかった。
いろんな意味で。ほんと、いろんな意味で。
ウォーカロンが子どもを産める仕組みについても、二パターンあったってことだよね? 最初からカプセルを仕込んでいるのと、ナチュラルな細胞を使ってウォーカロンを作るってことと。
ラジャンの犯行の動機もなぁ。結局彼本人の口からは何も聞けないまま、姉が全部説明しちゃったしなぁ。いまいち伝わってこない。
一番分からなかったのは、ペガサスの言動。真意はどこに。なんでも妄想なんかを語ったの。オーロラとアミラも普通にそういう結論に達してるみたいだし。人工知能ってそういうことするの? なんか、もっとハギリ博士も驚きそうなものだけど、全然驚いてなくって、それはもはやこの世界では当たり前のことなのかと。もう一回ハギリ博士、ペガサスと話をしてくれないかしらね。
抜粋。
「奇跡というのは、わりと身近なものです。神とともにあるわけでもなく」
「それはそうです。人間の存在が、奇跡そのものなんですから」
ツェリン博士がいなくなってしまって寂しい。
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『君の欲望を、オーロラはシミュレーションしたんだ。それで、ほんの少しだけ後押しした。』
恋を解するオーロラさんによるナイスプレー。 人工知能と人間の境目が、巻を追うごとに薄くなっていく表現に、頭がクラクラしますね。あなたは人間ですかね?わたしは本当に人間ですかね?
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前半は少々混乱。人だか何だか…。ウグイが出てきて安心した!このシリーズのおかげで、人工知能の演算とか端末とかの言葉にすっかり馴染んだ。
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今回もまた、とても面白かった。
いったい、何が人間なのか?
どこからが人間なのか?
人間とはなんなのか(哲学)シリーズの真骨頂ともいえる今作。
新レギュラーや準レギュラーが増えて、面白味が増している。
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『神になるのは人類ではなく、人類が新しく作った知能だ。その場合、神の称号は人類のものになるのだろうか?』
Wシリーズ第7弾。前作に引き続き、人工知能の形振りそのものがミステリーをコンプライズしている。まるでシリーズ全体が一連のディープラーニングであるかのごとく。どんなに確率が高い結果でも、きっかけを与えられないと演算しない、そこに答えがあるのだろうか。
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このシリーズを最初の作品から読んでるのに、ウォーカロンとは何か?のそもそもの定義をすぐ忘れてしまい毎回検索する羽目にw
今回解りやすく触れられていて少し有難い感。
もうオーロラもデボラもペガサスも普通の人間な感じする。
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【あらすじ】
クローン。法律により禁じられている無性生殖による複製人間。研究者のハギリは、ペガサスというスーパ・コンピュータからパリの万国博覧会から逃亡したウォーカロンには、クローンを産む擬似受胎機能が搭載されていたのではないかという情報を得た。彼らを捜してインドへ赴いたハギリは、自分の三人目の子供について不審を抱く富豪と出会う。知性が喝破する虚構の物語。
【感想】
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Wシリーズ7:副題"Did Pegasasu Answer th Vanity?" 森さんは従来の出版業の世界の終わりが近いことを実感しているだろうね。講談社も単行本でなく新書版でもなく、いきなり文庫サイズだから。文庫にして720円は安くないけど、場所をとらないし、軽いし、良いのかも~ハギリの警護はウグイが昇進してキガタ・サリノというウォーカロンになった。ハギリはコーキョの地下2000mの核廃棄物埋蔵地の上部にある生命科学研究所のスーパーコンピュータ・ペガサスから、パリで逃亡したウォーカロンがインドの富豪ケルネィの邸宅にいて子どもを産んだと教えられた。カプセルと呼ばれるクローンの基となる原個体を予め体内に格納し胎児を育てるという。ケルネィがハギリの識別装置を購入したこと、ケルネィの娘のかつて家庭教師が以前共に死線を乗り越えたツェリン博士であることで、ハギリに調査のお鉢が回ってきた。華やかなパーティ当日庭を歩く人形を見かけ、ケルネィ氏が所用でカナダに飛んだ翌日、裏庭を調べていると屋敷で働いているウォーカロンが暴走し、それを排除して、地下への入り口と地下室を発見した。地下施設に横たわる女性は娘のラビーナに違いないとツェリンは断じ、他に数体のウォーカロンに見守られている赤ん坊も存在した。事情を聞くために屋敷内のラビーナを訪問するとハギリは襲いかかられ、キガタが必死で抑え付けているラビーナの目をキガタの小型銃でハギリが打ち抜いて動きを止めた。屋敷のラビーナは独立系のロボットだったのだ。操っているのは地下施設のラビーナに違いないが、なぜ暴走したのか。翌日ケルネィはカナダから、ツェリンとの息子であるラヴィンを伴って戻り、赤ん坊のDNA鑑定を実施することを約束して、ハギリとキガタともう一人のボディーガードのアネバネはニュークリアに戻った。翌日、北極海で眠っていたオーロラの端末が訪れ、ペガサスと会いたい旨が告げられ、ツェリンからラヴィンを通し、ナクチェの冷凍遺体の情報に関する調査データがウォーカロンメーカーに漏れており、訴追されることも告げられる。話を聞いたウグイは休暇を取ってインドにいるツェリンから事情を聞くために行きたいと提案され、ハギリも同意するが、思い掛けずニュークリアからの正式出張となった。着いたケルネィ氏の屋敷では大騒動が起こっており、炎も上がっている。駆けて付けるとラヴィンが火炎放射を手に姉を探し続け、制止させようと腕と足をウグイに撃たれたラヴィンと止めようとした母親のツェリンは焼死した。ラビーナは地下に、さらにラビーナは父親を地下に呼んで難を避けていたのだ。父親の愛情を独り占めにしていた姉に弟は嫉妬していたのだ。赤ん坊はラヴィンの子で、産んだウォーカロンはナチュラルセルから作られた不法クローンであった可能性が高い。ペガサスは他のAIに対して見栄を張り演算を間違えたのか?~人工知能も見栄を張るってこと! 表紙にさりげなく書かれている(マスキングテープの上の文字として)「Mankind is the most vulnerable component.」のvulnerableって「傷つきやすい」ないしは「隙だらけ」って意味だった…うーん
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なんというか、ラストの展開は、ここまでのシリーズからすると結構衝撃的だった。自分としては「まさか」という印象。
あと、ペガサス、あんまり関係なかった。
このシリーズは、今後どうなっていくんだろう。
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人間、ウォーカロン、クローンの区別がいよいよ曖昧になっている前提で、遺伝子情報のパーセンテージをヒントに、誰が誰と誰の子だけど、一方は子供ができないという条件を提示し、その矛盾を読者に解かせる、いわいるミステリーの一分野なんだけど、ちょっともう登場人物が多くて理解が追いつきませんでした。
あと、ペガサスという人工知能が出てきたけど、彼が打ち明けた話でうまくミスリードさせられました。
しかし、最近の人工知能の機械学習の進歩を見てると、本書の中の、「AIは演算速度は速くて深いけど、ふとした盲点を人間が見つける」というパートナー関係も成立しなくなりそうで末恐ろしい。
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あーもう、相変わらず森作品はタイトルが秀逸ですね。
「虚栄」・・・色々な虚栄が、なんというか、
パットした光の元では見えず、
しかし、心の奥底に抱えている、そんな気がしました。
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ウォーカロンシリーズ
パリの博覧会から逃亡したウォーカロンの中には
疑似受胎機能を持ったものがいたのでは?
インドの富豪の家に生まれた赤ん坊は
いったい誰の子供なのか
人間とウォーカロン、そして人工知能
さいごはみなひとつになるのだろうか
ウグイがちゃんと出てきてよかった♪
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『いったい、何が人間なのか?』
『どこからが人間なのか?』
そもそも、人間であることに何か意味があるのか? とか、そういうことを考えるのが人間らしい。思考に快楽を覚えるのもまた人間らしいのだろうなぁ。ツェリン博士のことはショックだった。
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第7弾
人間めったに死なないくらい長寿になったらなにを思うのだろう
著者は子供が減っていくという設定にした
なぜそういう設定にしたのかぜひ聞きたい
ウォーカロンという設定が今一つよくわからない
人間に近いが人間じゃない
でもクローンでもない
やっぱりわからん