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あーもう、相変わらず森作品はタイトルが秀逸ですね。
「虚栄」・・・色々な虚栄が、なんというか、
パットした光の元では見えず、
しかし、心の奥底に抱えている、そんな気がしました。
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ウォーカロンシリーズ
パリの博覧会から逃亡したウォーカロンの中には
疑似受胎機能を持ったものがいたのでは?
インドの富豪の家に生まれた赤ん坊は
いったい誰の子供なのか
人間とウォーカロン、そして人工知能
さいごはみなひとつになるのだろうか
ウグイがちゃんと出てきてよかった♪
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『いったい、何が人間なのか?』
『どこからが人間なのか?』
そもそも、人間であることに何か意味があるのか? とか、そういうことを考えるのが人間らしい。思考に快楽を覚えるのもまた人間らしいのだろうなぁ。ツェリン博士のことはショックだった。
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第7弾
人間めったに死なないくらい長寿になったらなにを思うのだろう
著者は子供が減っていくという設定にした
なぜそういう設定にしたのかぜひ聞きたい
ウォーカロンという設定が今一つよくわからない
人間に近いが人間じゃない
でもクローンでもない
やっぱりわからん
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人工知能とクローン人間にスポットを当てたテーマだったが、今回はそんなことどうでもよくて、ハギリ先生とウグイの関係でしょ!
ハギリ先生の護衛担当がウグイからサリノに代わったけど、ハギリ先生が無意識になにかとサリノをウグイと比べているところが微笑ましい。
そして、なんといってもハギリ先生とウグイが居酒屋で食事をする場面。もう、ニヤニヤが止まらない。この巻までのウグイ名場面集のトップ3には間違いなく入るシーンだったね。
なんか、こういう視点でWシリーズを読むのは間違っている気もするけど・・・笑。
もう、この二人いい歳して、中高生の恋愛か!って突っ込み入れたくなるけど、まあ、恋愛とか愛情とかあまり重視されない未来の時代はこういう感じなのかもしれないね。
二人の関係も含め、このシリーズどうなるのか、楽しみで仕方ない。
だれか、wシリーズを映像化してくれないかな。アニメでもドラマでも実写映画でもいいから~
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明らかに,小説の形を取った生命の定義と未来の可能性を明文化した書で,重い.小説という虚構は,虚構であるからこそ小説たり得るので,今は小説だがそのうち小説ではなくなるのだろうな,と予感させる."vanity(虚栄)"という言葉選びにも納得する.
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クローン。法律により禁じられている無性生殖による複製人間。
研究者のハギリは、ペガサスというスーパ・コンピュータからパリの万国博覧会から逃亡したウォーカロンには、クローンを産む擬似受胎機能が搭載されていたのではないかという情報を得た。
彼らを捜してインドへ赴いたハギリは、自分の三人目の子供について不審を抱く富豪と出会う。知性が喝破する虚構の物語。
「講談社タイガ 内容紹介」より
人間とウォーカロンの違いがますますわからなくなる.合理的でない情動からくる行動をとるのは人間と思うけれども.
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Wシリーズ第七弾。まだまだ物語は拡がりを見せる。今回は人間云々よりもウォーカロン中心なのかと思ったら結局は人間が中心な話。人工知能の方々が皆人間くさいというか人間以上に人間的魅力に溢れているというか。ハギリ博士とデボラやオーロラの会話は相変わらず可愛い。
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ペガサスは人類を減らすことがいいと言った
ペガサスは誤ったのか?
ツェリン博士とその息子が死ぬ
生まれた子は息子の子供だった
ラビーネは寝たきり
ウォーカロンが子供を産むというのはマジックのせいだった
ウグイがかわいい
舌認証
あんまり会えなくなったウグイのプライベートが見れて相当胸熱だった
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ペガサスという新登場の(だよね?)人口頭脳とのやり取りから子供を産めるウォーカロンがいるかもしれないという情報を得て、ハギリ博士はアネバネと新護衛キガタを連れてインドの要人の館を訪れる。キガタが学習していく過程とか要人の娘の秘密とかデボラやオーロラの進化っぷりとか見ていると人との差が本当に曖昧になってきている。でも永遠に近い命を持てるようになっても未来を繋ぐ存在の子供を求めるのは「死」の概念を持つ人間特有なのか。今回事件が起こりその犯人が指摘されるというミステリ要素が軸になっていたのが意外。ウグイ前作で退場かー、と思っていたら後半から関わってきてなんか人間らしくなっていて嬉しい。
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人間にウォーカロン,ロボット,クローン,人工知能と境界識別がどんどん曖昧になっていく.デボラはともかくオーロラはほとんど人間の反応に近づいて,とても素敵だ.だんだん人間にこだわる必要がどこにあるのかわからなくなってきた.
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インドの富豪の屋敷へと向かいそこで、ウォーカロンなどの暴走が起きるが応戦し鎮圧する。色々話が動いていく中で最終的には、一人の人物が起こした事件として犠牲を伴いながらも収束する。
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本シリーズにおける世界の政治体制は民主主義ではない事は既に描かれていた。人類は民主主義の失敗から学び、真義主義をとっている。それは一言で言えば有識者会議のようなものらしい。その有識者会議に大きな影響を及ぼすのが人工知能である。
現実の世界を見ても、民主主義では解決できず、停滞している問題がたくさんあるようにみえる。新たな体制は、個々人の意見よりも、データに基づいて決断を下すものになるだろうと思われる。
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クローン。法律により禁じられている無性生殖による複製人間。
研究者のハギリは、ペガサスというスーパ・コンピュータからパリの万国博覧会から逃亡したウォーカロンには、クローンを産む擬似受胎機能が搭載されていたのではないかという情報を得た。
彼らを捜してインドへ赴いたハギリは、自分の三人目の子供について不審を抱く富豪と出会う。知性が喝破する虚構の物語。
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死ぬということはどういうことだろうか。
その人の未来が失われるということ。
その人と係わることが出来る自分の未来を失うということ。
腑に落ちる答え
ウグイが出てきてくれて嬉しかった。