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【人気作家がタッグを組んで書き上げた徹夜本、文庫化!】蔵王に隠された秘密を知った小学校以来の悪友コンビを追う冷酷な破壊者。二人は世界を救うために走る! 書き下ろし短篇二編を収録。
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六転七転するストーリーを楽しんだ。ボーナストラックの話もなかなか良い。
そして、伊坂幸太郎って、『野球には逆転があるが、俺たちの生きている社会にはなかなかない』と言いながら、それでも生きていれば逆転があるってことを信じているんだなと、いつものように思った。
あわせて、作者の心の中にある今の政治への批判や戦争に対する思いも、これもまたいつもの通り受け取った。
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阿部さんの作品を読んだことがないので、どの辺りが阿部さんっぽいかとかは全く分からず。伊坂作品しか読んだことがない私からしたら、全体的に伊坂さんぽさ溢れてました。伊坂さんの文章の軽快さが好きなので、読み心地に違和感を感じたとこが、阿部さん担当だったのかなとも思ったり。
他の方のレビューにもありますが、国家権力と戦う男2人の友情、セクシーなヒロイン、アクションと、映画化したら画になるのだろうなという作品です。ポンセまで再現するのは難しいかなぁ。笑
これの後にフーガはユーガ読みましたが、ちょっと無鉄砲で元気なキャラと、温厚ながらも芯に熱いものを持ってるキャラの組み合わせが重なりました。
ボーナストラックにはほんとにほっこり。こういうのが文庫化の楽しみでもありますね。機会があれば阿部さんの作品も読んでみたいです。
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アメリカ本土を攻撃し真っ向から戦争をしたのは日本だけ、凄い事だと思う。北朝鮮も考えた方がいい。トランプはヤバイ。
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阿部さんの作品は触れたことがなかったので、どの辺りに阿部色が出ているのか分からなかったけれど、面白かった。
馴染み深い場所が舞台というのもあり、久しぶりのハチャメチャなエンタメと、うまくまとまった結末におなかいっぱい。
映画にしたらインパクトありそう。
それにしても村上病が村上春樹からきてるとは、おもわなんだなぁ。
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伊坂作品は多数読んでいる一方、阿部作品は短編集のみ。
全般的に伊坂作品の読みやすさが感じられ、作風も類似しているように思える。ただ、阿部作品の読者には阿部作品の作風と感じられるのだろうか。
正直、伊坂の単独作品として読めば何の疑いもなくそう感じるだろう。
2人の幼馴染と言っても良い関係の男が、一方は巻き込まれる形でトラブルにあい、もう一方は自ら求めるようにトラブルに嵌まり込むお話。
ただし、いつものやうにウェット感はなく淡々と犯罪が行われる。
そう言えば、少し人を殺す場面がグロテスクかもしれないなぁ。
さて、インフルエンザの予防接種でも受けに行きますか。
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阿部和重、伊坂幸太郎両氏の合作。伊坂さんの作品はいくつか読んだけれど、何かから逃亡する?話が多い気が…w この作品も映画ターミネーターの敵キャラ?(名前なんだっけ)みたいな奴にずっと追われてるし。相葉と井ノ原が出会ってからの展開がもう怒涛で読んでてホント楽しかった^^ 伏線もキレイに回収され、大満足!!星四つ半。
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ストーリーは大体予想できる内容だった。
ご都合主義で幼馴染同士が世界を救う。
分かりやすい伏線回収。
読んでいる方が恥ずかしくなるセリフ。
これはこれでスタイルが確立していいのかもしれない。
普通に楽しく読める。
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村上病、世界同時多発テロ、映画版サンダーボルト、レッド役の俳優、いくもの話が徐々につながり、最後には伏線を見事に回収していった。相変わらずの見事な終わり方だった。
普通の生活では感じられない陰謀や、突然巻き込まれることになった運命とかが描かれるが、本作の核はは逆転と相棒の物語だ。ワクワク、ドキドキしながらページをめくった!
唯一の物足りなさはポンセの名前が明らかにならなかったこと。絶対に何かの言葉に反応して本当の名前がわかると思ってた。
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誰かのためにガソリンを入れる。
誰かのためにゴミを拾う。
誰かのために席を空けておく。
誰かのために
日常を過ごす。
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相葉と井ノ原の過去のトラブル
村上病はあるけどない
ゴシキヌマスイの効能
下巻で全て語られます。
合作だけど文庫の背表紙の番号は伊坂幸太郎を表す70ですね、作品数を表す番号も上巻が51からの付番(文集文庫の伊坂作品は2冊)だったので合作の場合のルールがあるんだろうなぁと思いました。
阿部和重さんの作品は読んだ事ないんですが本作は伊坂幸太郎が書き上げたと言われればそう思える作品でした(伊坂ファンとしては)
因みに最終章の楽天戦!調べてみると面白いですよ。
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村上病の何たるかがいよいよ明かされる後半戦。なるほど、かの世界大戦最後の切り札としての生物兵器が、今回のドタバタ劇の始まりだった訳ですね。『あるけどない』という感染症、納得です。B29が東北へ消えたりとか、東北山中の秘密兵器開発基地とか、いかにもありそうなプロットでワクワク感が高まっていくのも見事。銀行の金庫に封じ込めるという決着のつけ方、そこに登場する、これまた男前の銀行役員に至るまで、徹頭徹尾楽しませてもらいました。上下巻ともに巻末に収録された小話も魅力的で、さすがこのタッグ!という満足度も文句なしでした。
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早く先を知りたい、とひさびさに思った本。
大団円の最後を含め、これがエンタメ!って感じで楽しく読めた。
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荒唐無稽な展開ながら、先が気になってページをめくる手が止まらない、第一級エンタメ、という売り込みにふさわしい内容。
テロリストと五色沼水を巡る争いに決着が着く。
完全なハッピーエンドは、安心して読み切れる。
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緊迫した状況とゆったりとした展開が妙にはまっています。話の繋げ方が本当にうまい。
ここに来たかとにんまりしてしまいます。
それにしても、共著ってどんな風に書いたんだろう。