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他人との距離
自分との距離(特にネガティブな自分との…)
苦手なものとの距離
いろんな物事や人との距離感を上手に設定することが、心地よく生活するためのコツだと再認識しました。
「ほどよく忘れた人は幸福度が倍になる」
一番印象に残ったフレーズです。
物事や人への執着を手放し、自分に素直である。
行き詰まった時にスルーする力と、ある程度の鈍感力を養いたいと思いました。
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いわゆる「おばあちゃん」が書いた本なのですが、下重暁子や佐藤愛子が書いた本とは違い、読んでいて納得できる部分の多い本でした。
おそらく、下重暁子や佐藤愛子は、「昔は世の中がまともなだった、今の世の中はまともじゃない」というスタンス、あるいは「自分は正しい、周りは間違っている」というスタンスなのが、僕には受け入れがたいのだと思います。
その点、本書からは、「携わってきた人々や時代に寄り添う著者の姿勢」が伝わってきたので、納得できる部分が多かったのだと思います。
湯川さんのように、歳を重ねたいものです。
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心がほどかれる本。
その先に幸せがあるか、と考えることで、
合理的になるための合理的、勝敗を明らかにするための戦い、といった息苦しい世界から、完全に離別できそう。
私は、問題が起こった時、相手を打ち負かしたいという気持ちになったことはないが、悩み始めたら、眠れなくなったり、四六時中、感情が支配されることが多かった。
これではいけないと思い、無理に感情をコントロールしようとして、こじらせてしまうこともしばしば。
問題の中に自分がいるのではなく、問題は、人生の中にある一部分。
そう受け止めたら、問題の中に全身が埋まってしまうことはない。
そんな勇気が湧いてくる。
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まさしく今、争うか、しないかの選択を迫られてて、私の弁護士さんとは真逆の筆者に、先に出会いたかった!
やっぱ、本訴はやめて、負けたが勝ちにしとこかな( ・∇・)穏やかな人生を選ぼうー
私の人生なのだから
でも、"自己愛"相手に理不尽とむきあったな過去は、
彼のような弁護士さんと一緒だったから、私らしかったと、感謝するのみ!
早く穏やかになりたいのだけど、距離を空けても、つきまとう方からは、どうすればいいのでしょう?一生、距離を空け続けるしかないのでしょうか・・・
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90歳を超える弁護士先生の著書。
90歳を超えてなおこの内容を書けることが単純にすごいというのが1点。
もう1点は、法律家である著者であるからこそ、「正論」を振りかざすことの悲しみや愚かさを知り、「赦す」ことや「あきらめる」ことで自分を癒し、前を向いて生きていくことの方がその人にとって大切なことなのだということを良く知っているのだと思う。
現代の日本社会は、SNSや掲示板の進化により、各個人の「正論」や「正義」を大義名分に、他者を叩くこと、攻撃することが当たり前になってきている。また、他者と自分とを比べ、他者が自分よりも「得」をしていると感じた場合にその攻撃はエスカレートしていく傾向がある。
そんな現代だからこそこのような本に目を通し、こういう視点からのモノの見方をあらためて思いなおす必要があると感じる一冊である。
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人間関係を壊して本当に後悔しているときに、
『言い足りなかったことは、言い足せばいいのだと。
言い間違えたことは訂正すればいいし、言いすぎたことは謝ればいいのです。』
と言う、言葉が胸に刺さり実行しました。
そのお陰で和解ができましたし、自己成長へと繋げることができました。
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~ささった言葉3選~
1.「長生きは、もつれた糸を幸せな結末に結び直す人生のボーナスタイム」
2.「正しさを追求していると解決から離れていくことがある」
3.「相手を打ち負かした高揚感は、相手を裁いたむなしさに変わる」
90歳にして現役の女性弁護士が人間関係の距離感の極意について書かれている本だけに、大変説得力があります。
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スタエフで紹介されて読みたくなった本。一歩引き、程よく距離があるとき、人は不思議と優しくなれるということ。これは夫婦、子供や親、近所付き合いや友達、会社の同僚など、どの人にも当てはまり、さらには自分自身を見つめ直す際にも役立つ考え。
問題の真っ只中にいる時はそれしか考えられないが、一歩引く・俯瞰してみることで問題が一部分であったり実は大したことでなかったりしてくる。
1人で生きてきたつもりでも、まわりの人に支えられ、生かされてきたのだと知る。
人は素直な気持ち、本当の気持ちを隠してしまいがちだが、そこに気づけた時にはいがみ合っていたとしても許せる心も芽生えてくる。一人一人の考え、価値観は違うから、そのことに理解し頷いてあげられる心のゆとりが大切。
心の糸をほどいていくという感覚、いいな。
281冊目読了。
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弁護士を目指す彼女のお母さんが薦めてくれた本。
人間関係を糸に例え、たくさんの絡まった心をほどいてきた湯川先生。
身の回りの人を素直に大切にしようと思えた。やさしい言葉には説得力がありました。ありがとうございしました。
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読み始めから、心に響く、常に読み返したくなる言葉が次々と。
「話す」ことは「離す」ことであり「放す」ことにつながる。
だから、人に話すと心が少し軽くなることがあるんですね。
司法試験に向けて勉強する筆者に
「勉強さえすれば通る。あとはテクニックだ」と言った弁護士のお父様に対し、
「文学好きの頭で通るはずがない」と内心反発していたというところは、去年行政書士の勉強をした私も思ったこと。
前向きな性格でたいがい過去に後悔はしない私でも、「ああしていれば」とか「こうだったら」と思うことはあります。
でも、
「過去にこだわっている限り、新たな道を選ぶことすらできない」
「最後に目的地へたどりつけるなら、どの道も間違っていない」
そう信じていきたいです。
「相手のよさは『ある』かどうかではなく『見る』かどうか」
これにはハッとしました。
もともと私の信条としていたことも。
「子は言うことは聞かないが、親の姿を見て学ぶ」
そして、
「本音を伝えることが、問題解決の第一歩」
でも、
「自分が言われたくないことは、相手にも言わない」
などなど。
人生後半に入った今(明日終わるかもしれませんが)、より幸せに生きるヒントをたくさん与えてもらえたと思います。
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最初は離婚裁判の話が中心で自分に重なる部分が少なかったのでつまらなかったが
読み進めていくうちに人との距離の置き方、コミュニケーション方法など興味深い言葉がたくさんあり大変勉強になったと思う
「正しいことを言うときはほんの少しひかえめに」
この言葉が1番自分に刺さった
もっと早くこれを知っていたらと思うが、今からでも意識して人と関わっていきたいと思う
何度も読み直したい作品
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人とほどよく距離をおく
距離感は やはりとてもだいじ
親しき仲にも礼儀あり
家族でも 親友でも 一緒
ほどよい距離感で たのしい人生にしたいな
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弁護士である著者
『裁くのではなくもつれた糸をほどく』
という言葉がいい?
多くの人間関係の絡まりは
距離が近すぎるためにおこる。
本来の心地よい距離を保つことが
できれば絡まりもない。
夫婦、親子、友人、仕事仲間、
自分と相手とは、どんな距離感なのか?
また糸はもつれてないかな?
と考えさせられる一冊。
相手のよさは、「ある」かどうかではなく
「見る」かどうか。
離婚相談を何件も担当した
これが妻側から聞く離婚原因の中で
多いものだそうだ。
この中で当てはまるのは?と質問すると
以外と一つしかなかったり。
1 働かない
2 生活費を入れない
3 暴力を振るう
4 暴言を吐く
5 大酒飲み
6 浮気をしている
7 借金がある
8 子育てに協力しない
9 家事を手伝わない
嫌なところにフォーカスすればするほど
そこがさらに、拡大されて見えてしまう。
たまに客観的にみるのもいいかもね。
良さを、みようと思えば見える、のかも。
『人は一番の本音を言わずに、
二番目を言いたくなる生き物』
『ほとよく忘れた人は幸福度が倍になる』
『誰かを救うのは法律ではなく
理解しようとする思いやり』
こころに響く言葉がたくさんあった。
時々読み返したい一冊。
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帯に書かれている事が1番大切で分かりやすいかも。話の内容は弁護士という仕事を通しての人との関係性なので少し思っていた内容とら違ったかもしれないけれども客観的に見たらこういう事なのかなと思ったり。帯に書かれている事だけでも忘れずに覚えておきたいです。
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【マイベストワード】
★「話す」ことは「離す」こと
★ 問題の中に自分がいるのではなく、
夢や希望、自由があるという
自分の世界の中の一点に、
ひとつ問題が起きているだけ。
【気になるワードメモ】
●「初心」というのは
×始めたころの気持ちや志
○はじめて事にあたる未経験な状態
「未熟さ」そのもの
●初心に帰る
=未熟な自分に戻ること
自分の未熟さを忘れることなく精進しなさい
●「今どう動くのか」にしか答えはない
●問題の中に自分がいるのではなく、夢や希望、自由があるという自分の世界の中の一点に、ひとつ問題が起きているだけ。
●自分が誠意と信頼をもって相手に接する時、相手の心にも誠意と信頼が生まれます。
●相手を打ち負かそうとするのでなく、心をほどいて、自分(と相手)が幸せになるような選択をしてほしい。
☆「話す」ことは「離す」こと。
●「離見の見」 世阿弥の能楽論書「花鏡」で述べられた言葉
演じ手が自ら身体を離れて客観的な視点をもち、あらゆる方向から自身の演技を見る意識。
●詩人 吉野弘氏 「祝婚歌」
「正しいことをいうときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことをいうときは
相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい」
●人間関係のもつれにおいて「正しさの追求」は、解決を生みません。
正しさを追求していると、解決から離れていくことがある。
「正しさ」こそ、人を傷つけやすいから。
●売り言葉に買い言葉。「言刃」は、からまった二本の糸をぶったぎってしまう「刃」です。
きられた糸は、むずび直さない限り、もとには戻りません。
●「剣をとるものはみな、剣で滅びる」
マタイによる福音書 イエスキリスト
●「くつやのマルチン」の原題は「愛のあるところに、神もある」
私たちが愛のある行動をとるとき、そこに神がおられるのだ。
●私は母に「感謝」とい糸で結びなおすことができた。