紙の本
「体幹」を意識し実践するようになって、体を退化させない意味を知ることができた。
2009/06/23 15:10
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:蜜香 - この投稿者のレビュー一覧を見る
< 「体幹」って何? > 簡単に言うと、「身体の胴体部分」のこと。そして「ウォーキング」は言うまでもないが、「歩く(=有酸素運動)」。その二つが合体したのが「体幹ウォーキング」で、「体幹」である胴体部分の、「背中、お腹、お尻などの筋肉、骨盤」を使って歩くことだ。
「体幹ウォーキング」は【正しく立つ】ことから始まる。それが「正しいウォーキング」に繋がる。私は、天候が良いときには、なるべく歩くように心がけるようにしている。だが、この本の「正しい歩きかた」を読む限りでは、私は正しい歩き方をしていないみたい。ただ「歩けばいい」ってものではないようだ。
本書は、いわゆる“ハウツーもの”ではなく、「平凡社新書」だから実践に移すまでは、時間を要すかもしれない(私がそうだった)が、いざ取りかかろうと思うと、面倒なことは一切ない。今までと違う歩き方だと、誰にも聞かずに、自分で確かめることができた。【丹田、肩甲骨、骨盤】(丹田:東洋医学のツボの一つで、おへそから4~5センチくらい下の辺り)の3つのポイントを“忘れず”に歩きだすと、姿勢がスッと伸び、お尻の位置がアップし、“胴体”で歩いている感覚がよくわかる。普段の歩き方よりも、持病の膝痛に負担を感じることもなく、自然に歩くことが出来た。ただし、歩いていると、景色や鳥などに目が向いているうちに、自然と集中力が散漫になり、ポイントを忘れて身体全体が緩む。気になったときに、アドバイスの「肩甲骨を動かしたりみたり、丹田に軽く手を当てる」を実行していくつもりだ。
日常で「歩く」というシーンは常に起こる。ちょっとでも、歩くたびに「体幹」を意識するようになると、“座る”ときも「体幹」を使うようになってきた。心なしか背中とお腹周りがスッキリしてきたように感じる。正しいウォーキングを実践し、日常生活にも取り入れるようになることが、“退化”していく身体を、“進化”した身体に変えていくことになるのだろう。
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いま、ウォーキングに励む人が増えている。けれども、“正しく”歩けている人はとても少ない。効率の悪い我流ウォーキングはもう卒業!カリスマコーチが「走りのメソッド」を生かした、目からウロコの歩き方をやさしく解説。「三つのポイント」であなたの歩きと身体が変わる。今日から始める、“身体に効く”ウォーキング。
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2009.06 健康のためにウォーキングを始めよう!ということでまずは勉強してみました。歩き方が理論的には分かりましたが、次は実践です。がんばりますよ。
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[ 内容 ]
いま、ウォーキングに励む人が増えている。
けれども、“正しく”歩けている人はとても少ない。
効率の悪い我流ウォーキングはもう卒業!
カリスマコーチが「走りのメソッド」を生かした、目からウロコの歩き方をやさしく解説。
「三つのポイント」であなたの歩きと身体が変わる。
今日から始める、“身体に効く”ウォーキング。
[ 目次 ]
1章 “正しく”歩けば身体が変わる
2章 まずは「立つ」ことから始めよう
3章 めざすは身体に“効く”歩き
4章 さあ、歩いてみよう!
5章 ウォーキング・クリニック
6章 ウォーキングを楽しみながら続けよう
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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この体幹ウォーキングはとても体にいいような気がします。とにかく本書にあるフォームで体幹を使って歩く(走る)と歩き(走り)が一変します。
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この本には、歩き方を中心に、ウォーキングを快適にするグッズから継続方法にいたるまでウォーキングに関することが全般的に記述されています。以下、継続方法に関する記述です。・生活のなかで歩くことを習慣化にする・ウォーキングで健康づくり!と肩に力が入ってはダメ、近所の散歩や散策を楽しむ・趣味と関連付ける・飽きたら、徐々に行動範囲を広げる(地元の史跡、神社仏閣、郷土資料館)・ムリせず休むときは休む・記録をつける(ウォーキングダイアリー)
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自己流でやっていたウォーキングでいまひとつ成果がでなかったので読んだ。体幹を意識して動かすことによって運動量がアップしたように思う。
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まだ全部読んでいませんが…
パラパラ見ると、痛みの対処法が、参考になります。
足の裏(土踏まず)の痛み…
長時間走ったり歩いたり、路面がカタすぎたりして、強い着地衝撃を
受けるとおこります。土踏まずのアーチが落ちてきて、足底筋が炎症
を起こすと足の裏が傷みます。土踏まず周辺のこり固まった筋肉を
よくほぐすと、再びアーチが戻ってきて痛みがやわらぎます。ふだん
から正しい着地を心がけるようにしてください。
11月の上尾のハーフで、まさにここが痛かった!
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2013年4月23日読了。金哲彦氏による、「体幹」を活用し刺激するウォーキングの実践法の紹介。体幹、身体の根幹を成す骨の近くの筋肉を意識し活用することで、腕や脚だけを使うより効率的に大きな力を得ることができ、かつエネルギー消費量を高められるためダイエット効果も高い。故障もしにくい。体幹を使うためにまず「立ち方」をチェックし、それから「全身連動した身体の使い方」をチェックし、それから「歩き方」を身につける。歩くときに重要なのは「丹田」「肩甲骨」「骨盤」の動きを意識すること。「何故必要なのか?どういう効果があるのか?どうすればよいのか?+他に考慮することは?」まで考えられた内容と、「~してみてはどうでしょう」「~はいかがですか」というまろやかな語り口も非常になじみやすい。この人を師匠と見立て、トレーニングに励んでいきたいと考えております。
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スローランニングに続いて、金哲彦さんの本、2冊目。今まで意識してこなかった体幹、そしてウォーキング。これが基本だとわかりました。体幹を鍛えよう!
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平成26年2月6日読了。ウォーキングでは腕は前よりも後ろに振ると効果的だと学びました。
丹田と肩甲骨を意識して歩くよう努めます。
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実家の母が膝を手術したためか、年をとっても歩ける状態でいたいと強く思うこの頃。
歩くのは好きなので、今までもいろいろな本を読んできた。
どちらかというと「和」の歩き方の方が多かったかも。
これはマラソンの指導者として活躍する金哲彦さんによる本。
マラソンを走るフォームにもつながるような姿勢が推奨されている。
上半身が大事、肩甲骨の開閉を意識することが大事という話に、目からうろこが落ちる思いがした。
腕を振ることへの意識はないでもなかったけれど、肩甲骨の柔軟な運動が必要だとは。
普段荷物を肩にかけながら歩いているので、本当に上半身コチコチの状態で歩いていた。
この歩き方を意識することで、肩こりにもいい効果があるかもしれない。
ひざ痛の対処については、主に筋力不足が原因だから、と割とあっさり書かれていた。
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金さんのウォーキング・ランニング関連の本の基本は「体幹」、さらに細かく言えば「丹田・肩甲骨・骨盤」を意識することです。
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ランニング本で有名な方が書いたウォーキングの本。「歩く」ことと「走る」は同じという考えや体幹を使ったウォーキング法は納得。しかし地面との反発力を使う、というのだけはちょっとピンと来ない、かも。
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本当に必要な部分は割と少なめながらも、ポイントにピンと来ればOKな感じ、で、私はピンと来た部分があったので、それだけでも有効だった。