紙の本
個体差に寄り添う。予想外の発見。
2019/01/11 20:23
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぴぷ - この投稿者のレビュー一覧を見る
統計学的に、この色を好む人はこういう人とか、こういう心理状態にあるということが、おおまかにわかるそうで、そういった類の本は色々ある。しかし、実際はそんなに単純ではなく、ある色について何を感じるかということには個体差がある。本書はその個体差の方に寄り添って、自分の中にある、ときには自分でさえ気付いていなかった諸々の答えにたどり着く手助けをしてくれる。
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カラーセラピストである著者が、カラーセラピーの有用性を説いた内容。
気持ち面でいろいろ救われるであろうことがよく理解できた。
実践編も後半にあり、勉強している人にも向いている1冊。
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「解決法は自分が知っている」
こちらの言葉が好きです。
なんでもそう。
答えは自分の中にあって、引き出すきっかけがなかったり、手法がわからないだけ。
カラーを通して、自分の見つめ、結論を導き出す。
セラピストになる誘導はなく、吉原さんが学んで来たこと大切にしてきたことが詰まっています。
多くの方の助けになりますように。
必要な人の手に届きますように。
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色彩心理学に興味があり、この本を手に取った。内容的には思っていたよりも単純なものではなく、「色を使ってその時の自身の深層心理を認識し、悩み解決の糸口発見へ導く」というもの。
堅そうに書いてしまったが、診断はカラーチップのようなものを使うだけで、自分でも気がついていなかった一面がわかり、多少なりとも参考になった。
それぞれの「色」に決まり切った意味はなく、個々人で感じる意味合いで良いとするところが、色彩心理学とは異なる。
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カラーセラピーについての一冊。
「アクティブカラーセラピー」というのは十分に理解できなかったが、色はセラピーのとっかかりとして有益だというのはよくわかった。
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「ぬり絵や絵画はセラピーにいい」という総論ばかりの色彩本が多い中で、本書は本格的なカラーセラピー手法を丁寧にかいてある。わたしも見よう見まねでセルフセラピーしてみたが、みえたことがあった。無意識関係で有名なハシガイ先生によると、ひとの無意識は何かにたとえるとスルッとでてくる…その何かは、色も大変有効なツールであることを認識することができた。