電子書籍
筆者の観察眼にはっとしつつ、絶妙なゆるい笑いを楽しむ
2020/12/21 21:36
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投稿者:なぴよん - この投稿者のレビュー一覧を見る
思ったより笑いが多い作品だった。もう少し落ち着いた感じというか、"素敵な暮らし"的なものを想像してたけど、身近な、親しみを感じるような笑いが多い。A子さんの恋人で笑った人はきっと笑える。気の合う友人数名と飲み屋でちょっとニヤニヤ分かち合う笑いみたいな。
そうした日常の親しみやすいトピックの中に、ややシリアスな内容も自然に織り混ぜられている。このバランスが好みだった。ある消防署のエピソードとか、サンタフェで感じたこととか。
NYに行ってみたい、と思うと同時に、自分の身の回りのことについて私はどれくらい考えてるかな、と思った。この本を読んだことで、周りをちょっと新鮮な目で見られそう。
紙の本
海外に興味ないけど
2020/11/14 10:21
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投稿者:みよん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あいみょんさんきっかけでこの本を読んでみようと思い、本屋で立ち読み。他の書店ではボロボロの一冊だけが置いてあり、ビニールが被っていて試し読みができませんでしたが、丸善では5冊くらいが束になって陳列もすごくわかりやすく置いてありました(さてはあいみょんファンを察しして...!?)近藤さんは初めて知りましたが、絵のタッチと字体がドンピシャでした。ニューヨークというか海外にほとんど興味がありませんでしたが、煌びやからな景色だけでなく日常なニューヨークの暮らしを描いてくれてるのが大変読みやすく、親近感が湧きました!
紙の本
紙で読むのがオススメ
2022/04/30 22:49
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投稿者:おゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
吹き出しの字までもが作者の字、しかもとっても読みやすくて綺麗。ニューヨークでの生活をフラットに描いているところがとても魅力的です。
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ニューヨークに住むアーティストのエッセイマンガ。
山崎まどかさんがおもしろいとツイートしてたので、読んでみたら、おもしろかった。なんというか、ニューヨーク生活を描きつつ、華やかっていうんじゃなくて、落ち着いているというか。絵がわたしにはなんとなく高野文子さんを思わせる感じで、ニューヨークっぽくない(?)地味で素朴な感じというか。
著者の恋人の話が好きで、彼が日本語勉強してて、「ふ」が鳥が飛んでるみたいでかわいいと言ったとか。
心配性な著者がそわそわしていると「心配ごとがあるんだろう? 話してごらん」って気づいてくれる(いいな!)ところとか。
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在ニューヨークのアーティストである著者のエッセイ漫画。NYでの日常を一人称で語りかけてくれる。
海外にいるとある意味で感性が研ぎ澄まされるのだろうか、何気ない風景にも意味があるような気がする。
そして同じような感じ方を知ると何となく嬉しくなる。
NYという街を刺激的な街、観光地的な街として捉えるのではなく、飽くまでも生活の場として、そして、とてもいい感じの距離感で付き合い、描いている。
(いい感じの距離感が無いと、この街は疲れてしまうのだが。。。)
漫画の最後にある一言、これ斬新的だけれども、毎回クスッとしてしまう。
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ニューヨークで考えること。日本で考えること。この著者の考えてること、場所を問わず知りたいと思わせる。面白い。
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実にユーモラスに、かつリアリティーをもってニューヨークの暮らしを想像させてくれる良書だった。
このくらい力を抜いて生きていけたらいいな
日常の魅力を、人に伝えるってすごく大事。
そういう感覚をもって暮らしていきたいな。
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本屋さんの旅行ガイド辺りにあったけど、
エッセイ的なマンガです。
読んでて、ほんわか癒されました。
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何気ないニューヨークでの日々。
何も起こらないのに、なんでこんなに魅力的なのかな。絵という才能ひとつでどこでもやっていける素敵さ。
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違うカルチャーの中で生活すること。その刺激を受けることと、その刺激が当たり前になること。…こういうことがまたしたくなってきた今日この頃。
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外国の観光名所の紹介とかではなく、近藤さんの生活に密着している内容なので、外国で暮らすことのリアルが知れます。
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マンガでも読めるのが楽しい。20年ぶりにNYへ行きたくなった。マンハッタンだけでなく、暮らすように滞在したいと思っちゃった。
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すっごい読みやすくて面白い。
この漫画家さんは実は初めて知ったけど、絵がとても好き。
だけどアーティスティックな作品だとちょっと怖い。
サザエさんとかみたいに(笑)手書きの文字になってて、これまた読みやすいキレイな字。こういう字とっても好き。
この作品自体が好きだな~場所もニューヨークだし。
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2018.8.25
ニューヨークでの日常を綴ったエッセイマンガ。
初読みの方だったけど、好きな感じでした。
ほんと、アーティストの方ってすごい。
何気ない日常をこんなにも素敵に描けるなんて。
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会社のお昼休みに毎日他人の旅行記を読み漁っている人間としては、Twitterのタイムラインにちょくちょく流れてくるこの本は現実逃避になるかと思い、Kindleて購入。
まず、手描きの文字がいい。絵もほっこりする。読めばハッとする。本を読むことも旅をすることも、自分の想像と経験の外からはみ出してみるという意味ではとても似ている。だけどこの本では、ニューヨーク(の郊外)で暮らすということの色々、例えば食べ物や近隣のおっさんや暖房システムやら、好きになりながら驚きながら、そして同時に意識にも上らないほどに慣れていきながらの様々が込められている。
それは今ここに暮らしている、書きようがないほどに平坦で気づきのない毎日と同じように過ぎている一日の連なりであるはず。だけどそれが何か特別なものに感じるのは、それができる、しようとする近藤さんの眼があるからだ。