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きちんと年齢を重ねた大人でいらっしゃるのだけど、非常に感覚がお若くて瑞々しい。ご家族も、とても穏やかで、心優しい関わり方をなさってて、宮下さんはお幸せだなと思うのだ。降って湧いた幸せではなくて、自分たちで大事に積み上げてきた幸福なのが、好もしい。優しく、筋の通った文章で、この方らしかった。
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庭シリーズかと思って読んだら何かガッカリした。途中で断念しようかと思うほど。自分が変わったのかと思ったけど、トムラウシスタイルの文章が出てきて、それはやっぱり良い。このエッセイの中の4年で作者が成長しているのかもしれない。
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宮下奈都 著「緑の庭で寝ころんで」、2017.12発行、トムラウシ山の「神さまたちの遊ぶ庭」から「福井という緑の庭」での(2013~2017)しあわせな日々のエッセイ集です。日々のこと、家族(夫、子供3人)のこと、読んだ本、自作の本などについて書かれてます。1977年公開、高倉健と倍賞千恵子の「幸福の黄色いハンカチ」がお好き。湯本香樹実さんの「くまとやまねこ」がお好き。そして、1975年福井でTV放映されたカープ初優勝の試合以来(小3)カープファンとのこと。私と一緒w。次は、「羊と鋼の森」を読みます!
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のびやかに成長する3人の子どもたちの姿を、作家として、母親として見つめ、あたたかく瑞々しい筆致で紡いだ『fu』連載「緑の庭の子どもたち」4年分を完全収録。ほか、読書日記、エッセイ、掌編小説、音楽劇原作等も収録。
この人の物語をいろいろ読みたくなった。
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読み終えるまで時間がかかった。レビューを書こうとしたら、ここに。「がんばっていきましょう」とメモが。そして、読み返す。
読みながらラローチャのピアノを聞いたり、いまだよの合唱を聞いたり、自分が物語を書くことを仕事にできたらと空想したり。
文章を紡ぐ幸せさが伝わってきて、家族への愛情も伝わってきて、いいなぁと思いながら読んだ。
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のびのびしてる。
ずーっと読んでいて気持ちいい。
子どもたちがこれだけ個性を存分に発揮されているのもこのお母さんあってのことだなと思った。
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宮下奈都さんのエッセイを初めて読みました。三人のおこさんとのやりとりがクスッと笑えます。自然体な子育てに共感が持てて、宮下さんをとても身近に感じました。北海道で家族と山村留学した一年間のことや、「羊と鋼の森」が生まれたきっかけなど興味深かったです。また「羊と鋼の森」を読みたくなりました。
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3兄弟の話をいっぱい読めると思っていたので、他のエッセイに入っている話と被っていたのは残念だった。
でも、やっぱり、宮下奈都はとてもよかった。
感性がとても豊かな人なんだろうな。
毎回思うのだが、本の話が書いてあるとその本を読んでみて私はどう思うのかを知りたくなる。そして本を読み返して、感想戦を始めたくなる。
そして結局いつもエッセイばかり読んでしまって小説を読んでいないのだが、今度こそ静かな雨と羊と鋼も森は読まなければ。
あと、宮下奈都の本を読んでいるときは、BGMが邪魔まだった。ピアノでも邪魔だった。いろんなことを想像させる文章だからだと思った。
やっぱりやっぱりエッセイを読むと3兄弟よいなぁと思うし、旦那さんも素敵だなぁと思うし、宮下奈都の懐の深さにほっとするのである。
山崎賢人いけすかないと思っていたが、神さまたちの遊ぶにはが面白かったなら友達になれるであろう。ふふ。
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宮下奈都の小説は『羊と鋼の森』をはじめとても好きで読んできたが、エッセイは初めて。小説と同じように、すごくドラマチックなハラハラドキドキがあるわけではないが、子育てや生き方についてハッとさせられるキラリと光る言葉がいくつもあり、気持ちよく読むことができた。
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前作のエッセイを読んで、すごく面白かったのでこちらも読む。もう装丁から好みすぎる。
宮下さん家の三兄弟や本屋大賞受賞時のエピソードが多く、すごくほっこりする。宮下さんが子どもたちに深い愛情を注いでいるのがわかるし、かといって干渉しすぎず子どもの自主性や個性を重んじているところが素敵だしいいなって思う。
「つい」っていう話が好き。「やりたいことをやるのは、若い人たちだけの特権じゃない。だって、若い人たちよりわたしたちの方が、残された時間はずっと少ないのだから」
ドキッとしたのが左オーライという話。ほのぼのしたエッセイが連なる中にポツンと突如現れるそれは、明らかに異質だ。心がざわついた。ちょっと涙が込み上げた。「日々のオーライに、わたしも支えられている。私たちはきっとだいじょうぶだ」という言葉が好き。
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子育てのことや日々の暮らしのこと、共感できる部分がたくさんあって、とても読みやすいエッセイでした。
こんな素敵なお母さんに育てられたお子さんはとてもいい子なんだろうなと想像が膨らみました。
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宮下さんのお子さんたちが本当に素敵!人を受け入れる姿勢に尊敬…!日々の幸せを思い出させてくれる。こんなところにも幸せな瞬間が落ちているんだなぁと思うと、もっと気づきたくなる!
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図書館本。もう冒頭の前置きだけで大好き。購入済。宮下さんのエッセイはどんな子育て本よりも効果テキメンです。読むとたちまち、寛容で大らかな態度で子どもたちに接することができるようになるので重宝しています。
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とても生活感があるエッセイ
作家の普通の感覚がよく伝わってくる
北海道のトムラウシに一年家族で暮らしたこと
良いな
冬はダメだけどいい季節に長期滞在してみたい
大雪山の風景が浮かんできた
リスが顔を出して楽しませてくれたな
あの緑と風に また触れてみたい
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エッセイと書評、本屋大賞に関する内容がメインの本。宮下さんの福井愛と表現ひとつひとつが好きだなぁと感じた。繊細な心を持っている人に。