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狐憑き。
豪商の娘マサと従姉妹のりん。2人は大層な美人だったがお互いがお互いの存在を認めなかった。ライバルと言えば聞こえがいいがそんな生温い関係ではなく、嫉妬、妬み、嫉み、憎み合う。
そんな時、狐に憑かれたと噂が立ちマサは祝言前に祈祷師の詐欺に遭い本当に気が触れてしまった。その怨念が仙龍を襲った。
とまぁ〜こんな感じなんですが、やっぱり一冊目は越えられない。
女の争いとかは現代でもありますしね。
女が怖いのなんて分かりきってますから。
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むむむ…コワいけど、複雑…。
生き霊って、ホント怖いわ〜……(ーー;)
昔って、人の命も軽んじられてたし、人権なんてないに等しい感じだった訳だし、無知って最悪だよなぁ…。
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シリーズ3作目。
こんなに毎回曰く付きの仕事に当たってしまうのはイヤだなぁ。
だからこそのサニワか。
人の執着が生み出した長年の念。何とも恐ろしや。
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「鬼の蔵」「首洗い滝」に続くシリーズ第3作。
順番を無視し、本シリーズにハマるきっかけとなった「魍魎桜」の次にのめり込み、恐怖を感じた一冊でした。
まだまだ未熟な私には物語の舞台となる豪商・藤沢本家にまつわる人物の相関関係が理解し難く、おそらくそれ故の☆4つ。
しっかりとした恐怖を味わえた分、自らの読解力不足が悔しくてたまりません。
藤沢本家に纏わる女性の呪い。
そこに隠された複雑な人間関係と哀しき歴史。
そんな呪いを断ち切るべく、今回もいつものコンビ(春菜と仙龍)が自らの命をかけて立ち向かう。
いやぁ、久々に恐怖を感じながらもページを捲る手が止まりませんでした。
説明
内容紹介
職人の死に顔は、笑っていたそうだ。広告代理店勤務の高沢春菜が博物館展示の視察に訪れた、かつての豪商・藤沢本家。屋敷ではふたりの職人が、帯締めや振り袖を首に巻き付け不審死を遂げていた。春菜は因縁物件専門の曳き屋・仙龍に相談する。そこには彼の父すら祓えなかった呪いがあった! 仙龍は自らの命を賭して、『死の花嫁』にとんでもない奇策を仕掛けるが――!?
因縁物件専門の払い師・仙龍
VS.
永遠に祓えない『死の花嫁』
恋敵は怨霊!? 恐怖と恋の怪異譚。
職人の死に顔は、笑っていたそうだ。広告代理店勤務の高沢春菜が博物館展示の視察に訪れた、かつての豪商・藤沢本家。屋敷ではふたりの職人が、帯締めや振り袖を首に巻き付け不審死を遂げていた。春菜は因縁物件専門の曳き屋・仙龍に相談する。そこには彼の父すら祓えなかった呪いがあった! 仙龍は自らの命を賭して、『死の花嫁』にとんでもない奇策を仕掛けるが――!?
内容(「BOOK」データベースより)
職人の死に顔は、笑っていたそうだ。広告代理店勤務の高沢春菜が博物館展示の視察に訪れた、かつての豪商・藤沢本家。屋敷ではふたりの職人が、帯締めや振り袖を首に巻き付け不審死を遂げていた。春菜は因縁物件専門の曳き屋・仙龍に相談する。そこには彼の父すら祓えなかった呪いがあった!仙龍は自らの命を賭して、『死の花嫁』にとんでもない奇策を仕掛けるが―!?
著者について
内藤 了
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー.。同作からはじまる「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズは、猟奇的な殺人事件に挑む親しみやすい女刑事の造形がホラー小説ファン以外にも支持を集めヒット作となり、2016年にテレビドラマ化。ほかの著作に『ゴールデン・ブラッド GOLDEN BLOOD 』(幻冬舎)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内藤/了
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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今回はいままでとすこーしだけ違う、浄化ではないのかとどんな展開になるのかと楽しみにしていたけど、春菜が予想通りの動きと展開ででちょっと微妙。
サニワがなんなのかそろそろ明かしてもいいのでは??
マサとりんの確執がこわい。
そしてりんはなぜ、そこまで義妹に執着したのかがよくわからない。
姉妹だったのに、片や贅沢な暮らしでわがままなお嬢生活と自分の生活の差が許せなかった?でもヨノもりんを恐れてたみたいだし、うーん。
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シリーズ3作目。
なぜ「りん」の印を入れるのかは分からなかったような気がする。
マサはいい人間だったとは言えないけど、だからといってああいう最期は可哀想。
恋愛物語が読みたいわけではないので、主人公の全方位への嫉妬心が鬱陶しい。
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面白かった。
kindleUnlimitedにあったので軽く読み始めてみましたが、先が気になって夜更かしして一気に読んでしまった。
そして朝方怖い夢を見た(笑)
設定が博物館というのと、その土地に存在する怪異を扱っているのがツボだった。
このシリーズ、追いかけてみようと思います。
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05月-10。3.5点。
よろず建物因縁帳第3弾。一部博物館の旧家。奥の立ち入り禁止区域を開けてしまい。。。
ホラー色強め。女の怨念、かくも強し。という感じ。
ラストの霊との攻防が、とても面白かった。
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#読了
#日本怪奇幻想読者クラブ
よろず建物因縁帳
憑き御寮 / #内藤了
改修工事の最中、長坂のせいで封印された霊が解き放たれてしまい、いつものメンバーが巻き込まれ、解決に向けて奔走する...
女性の嫉妬や怨み妄執、反面強さを感じる3巻目でした。今までは少数精鋭だったのが、今回かなり大掛かりな儀式も圧巻で、職人達の緊張感が伝わってくるようでした。相変わらず読みやすいですが今回は色恋が絡んだせいかライトさが目立ってしまいちょっと残念かも...
本文で「イケメン」とは言わないでほしいなぁ
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★3.5
主人公の春菜が苦手すぎて本書でギブアップ…。
シリーズが終了する頃には成長するのかもしれないけど、それまで耐えられそうもない。文字通り鼻っぱしらが強く、性格も悪い。嫉妬深くて、仙龍に対する恋着が怪異とは別に怖い。
怪異は面白いのに勿体ないなぁ。
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このシリーズ面白いなぁ。
怖いんだけど、物悲しくて。
それにしても長坂…完全にやらかしてるじゃん。しかも熱出したのも呪いじゃなかったし。
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シリーズ第3弾。
祓い屋と祓い時を引き寄せるサニワなる主人公と僧侶によるホラーなお話。
今回はかつて豪商のお屋敷に憑く霊を祓うお話
祓い屋の先代も関わったお屋敷でもあり、霊が悪霊になり住み着くまでの歴史なども丁寧に設定されており十分に楽しめる一冊。
サニワの気性が荒くなれなれしい態度は増してきていて不快な一面も変わらずではあるが、そこも流れのひとつと考えもう少し耐えることとする。
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よろず建物因縁帳シリーズ、3作目。
緊張感というか臨場感というか、最後の見立て祝言の場面はなかなかの読み応えのあるものでした。ホラー自体、あまり好き好んで読まないけど、背景といい、舞台といい、このシリーズはよく作り込まれているなぁと思います。基本的にレギュラーメンバーが皆、軽いので、怖いのは怖いけど、楽しく読めています。まだまだシリーズが残っているので、この先も楽しみ。
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よろず建物建物因縁帳第三弾。リニューアルオープンする博物館展示の視察に来た春菜。たが、現場の職人が2人亡くなり仕事は止まっていた。周りの話を聞いた春菜は曳き屋の仙龍に相談する。
このシリーズ物語冒頭にまず何か良くない事が起きる。その良くない事の書き方が上手く今回もそれで掴まれた。ザ・日本の幽霊な見た目の幽霊が幽霊あるあるの生者を誘う。そして幽霊被害者あるあるの呼ばれGOを実行している。読者としてはバッドエンドと分かっているのでドキドキしながら読む。この時点で掴まれていた。
今回の舞台はかつての豪商藤沢家。昔のお金持ちのイメージそのままに主人が後妻の入れ込んでまではあるあるだが、そこからが少々複雑になる。推理パートでは少々複雑がかなり複雑になる。個人的には藤沢家の家系図が最初にあるが、全て明らかになった後に改めて家系図を載せてもらいたかった。
前回はサニワが不発気味だったせいなのか、今回は大爆発だった春菜。気が強く、口が立ち、遠慮がない、そして謎のサニワというものを持ってる。彼女の存在がキーになるのは物語の中でも読者にとっても同じだ。