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大変面白かった。イップスという言葉や症状は知っていたがこのように具体的な例示と考察がなされていると本当に勉強になった。
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興味深い話でした。
ただ、これをアスリートが読んだら、
逆にイップスになりそう。
すでになっている人は、参考になるでしょうね。
私は関係なかったけど笑
あと、
西暦と和暦が混在しているのは読みにくい。
それは気になった。
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イップス、初めて聞いた言葉かもしれない。1930年前後にアメリカで活躍したプロゴルファーが自らの症状をこう名付けたのが始まりだそうだ。パットが急に入らなくなる、野球でとんでもない暴投になる、器械体操のスタートも切れなくなる、など。心理的な原因で発症すると言われているがはっきりしたことはわかっておらず、治療法も不明。本書では野球とゴルフのスター選手たちが罹患し、周囲の協力もあって克服できた事例を取材している。
発症する人はだいたい真面目で優しいという共通点があるようだが、それが原因の全てでもない。克服できないまま引退を余儀なくされた選手もいる。ふとしたきっかけ(精神的なプレッシャーが絡む)で急に発症したり、プロでなくても子供の頃からかかる場合もあり、またスポーツ以外でもこれに類する症状はありそうだ。
治し方も千差万別。しかし精神的な重圧からどう抜け出せられるか、周囲の理解や協力が必要なのは確かなようだ。