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紙の本
草野心平氏による面白い食のエッセイ集です!
2020/08/12 10:45
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大正から昭和にかけて活躍され、『わが生活のうた』、『わが光太郎』、『アベベの猫柳』、『わが賢治』、『蛙の全体』、『私の中の流星群』、『止まらない時間のなかを』など数々の名作を発表されてきた草野心平氏のエッセイ集です。また、同氏は数々の校歌の製作にも力を入れられた人物として知られています。同書は、「えびの天ぷらでうまいのは尻っぽ、鮭は頭、牛は舌」といった軽妙な文章で旨い料理を描写していきます。また、「釣った岩魚の臓物を洗って串にさし、川べりで見つけた小さな山椒魚を丸飲みし」など、その場の情景が読者にも容易に想像できるように生き生きとした表現で綴られています。詩作のかたわら、居酒屋を開き、自ら酒の肴を調理してきた著者による野性味あふれる異色の食随筆です。同書では、「贋紫式部」、「牛の舌」、「前口上」、「海のひびき」、「酒と盃」、「吉原紫雲荘」、「料理寸感」、「母の舌」といったテーマで面白い話が次々に展開されていきます。
紙の本
読めばよだれが・・・
2020/09/27 13:37
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投稿者:mamo - この投稿者のレビュー一覧を見る
草野心平さんと言えば、昔々国語の教科書でその名を聞いたような・・・
そのような方が、居酒屋「火の車」を経営し、ご自身は大酒飲み。
読めば酒が飲みたくなる、肴が欲しくなる。そして心が満たされる一冊。
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