紙の本
夏の雷音
2018/10/10 12:19
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり詳しくはないですが神保町の名店の紹介、ビィンテージギターの内情が描かれており、このような事情があったのか興味深く読みました。ミステリィとは別の楽しみがありました。ややこった結末でした。郷土物も読みごたえがありますね。
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私の大好きな街・神田「神保町」が舞台の社会派ミステリーです。子の町で生まれ育った大学准教授が惨殺事件の闇を追う話。
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レビューの評判があまりよろしくなかったので、軽い気持ちで読んでみた。
事件を解決に導くのが警察ではなく大学教授の為、堂場氏が描くいつもの警察小説よりも、幾分緊張感が和らいだ感。東野圭吾氏寄りといった感じか?ギターにも詳しくなく、関東方面に住んだことも無いが、面白く読めた。
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本読みにとって、神保町はある意味で聖地のようなもの。
事件の舞台は神保町ということで、期待を持って読み始めたが・・・
思惑と異なり、書店や書物はあまり登場しない(笑)。
事件は楽器店でギターが無くなり、その店のオーナーが続いて殺害される。
事件の背景として、ギターやギター演奏者の名前が次々と。
著者の、ギターに対する造詣に敬意を表するばかり。
そちらに素養のない読み手としては、イマイチ気が入らないまま・・・。
しかし、神保町界隈の通りや店が次々と出てくるので、地域探訪書としていいかも。主人公が神保町を歩き回る都度、手元に地図を取り出し、その足跡を辿りながら読み終えた。主人公が立ち寄ったカレー店など、いつか行ってみるか。
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記録
ギターの知識があったら
とても楽しい本なのかもしれない。
あたしは音楽のこともギターのことも
無知だから読み進めていくのに
時間がかかってしまった。
なんだかんだいって
みんな欲には勝てないな。
残された家族達が心配だよ。
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一つの大きな盗難事件を起点にスケールの大きな全体像が明らかになっていく社会派ミステリーです。事件解決に向けて奔走する主人公の地元愛、そこからくる導き出された真相に対する切なさがあり、考えさせられる作品です。本好きにとって漠然と憧れていた神保町に、さらに行ってみたくなりました。
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幻といわれていたギターの盗難の真実を追うお話。
ギターが好きな人にしかわからない内容が多く読み疲れてしまった。
途中で挫折。
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神保町のギターショップから消えた1億2000万円のエレキギター。それはアメリカのオークションで落札されたギブソン58という幻の名器だった。盗難にあった店のオーナーはその後謎の死を遂げる……。神保町にある明央大学法学部准教授の吾妻幹は生まれも育ちも神保町。愛する街で起こった謎の殺人事件を追跡することに。教え子の女子大生を助手にして調べていくうちに億単位の値がつくヴィンテージギター業界の内情、オークションの世界のからくりを知る。そんな吾妻の前に地元神田署の刑事が立ちはだかるが……。
舞台は申し分ない。でもストーリーが、これではね。
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真夏の神保町の街や店の描写に親近感が湧いた。犯罪ミステリとしてのハラハラ感は弱いが、聞き込みと観察を重ねていくシャーロックホームズ的な展開は面白かった。楽器を巡る詐欺が主題だったので仕方ないが、地上げの歴史のくだりをもっと深めていっても面白かったかも。
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思ったよりも評価低い。。。犯人にたどり着く手がかりが都合よすぎる(警察が一般の人に教えてくれるのかとか)とか、真相が簡単だとか、人が誰だかわからなくなるとかはあるけども。わかりやすいストーリー、神保町が眼に浮かぶ描写、ビンテージギターの豆知識などなど、スラスラ読めてよかった。神保町の食べ物屋さんがたくさん出てくるのが魅力かな。
地上げ屋の話がチラチラ出てきたけど、あまりバブルや地上げの説明が少なく、真相とも関係なく、怖い雰囲気を出そうとしただけで終わったのが物足りなかった。
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堂場氏にしては珍しい素人探偵もの。
舞台になっている神保町は今住んでいるところから近いので、文章だけでなく情景が想像できるところが楽しいです。有名どころばかりとはいえ実際に存在する飲食店が数多く登場するのも、この手の作品では珍しいんじゃないかな。
肝心の本筋については自分が全く興味がないせいかもしれませんが、たかがギターでそんな事件が起きるか?といった感想でした。
女子大生の杏子をもう少し助手として活躍させれば読み物として面白くなったかも。
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オークションで購入した1億2千万円のヴィンテージギターが盗まれる。楽器店店主をしている高校の後輩から、その行方を探して欲しいと頼まれた、生れも育ちも神保町の大学准教授の活躍を描く。
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オークションで1億円で落札したギターが盗まれた
探してくれないかという後輩からの依頼から吾妻が動き出す
だが吾妻は大学の准教授
素人の捜査の物語
結末は
依頼主がコレクターを騙し、
騙した事がばれ、本物をオークションで落とした
が、それも偽物だった
偽物を落とした事を隠すためにギターを隠し盗まれた事にした
盗まれたと隠した事もばれ、殺された
なんとも間抜けというか、当然の報いのような話だった
コレクターも悪どい方法で金を集めており、彼も彼で自業自得だ
物語とは少し逸れるが
堂場さんの作品には食事の描写が多く
本作も盛りだくさんだった
カレー、鰻、冷やし中華、ビール
水でさえ美味しそうに思えてしまう背景の描写がとても好み
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ギターコレクションの世界に、興味持ってよんでみましたが。堂場さんの作品は好きでよく読みますが。。どうかな?