紙の本
負けて目覚め、目覚めて起き上がる
2022/09/30 23:09
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投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
お茶の間でもお馴染みの顔だった
日本史学者が監修した、
漫画版日本史の別冊第三巻で、
前巻に引き続き、日本近現代史が対象です。
その中身は、
日中戦争、第二次世界大戦と日本、
日米開戦と太平洋戦争、
占領下の日本と独立回復、といったところ。
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角川書店の学習まんが「日本の歴史」別巻の近現代史、2巻です。この巻は1937年の盧溝橋事件から日中戦争、太平洋戦争を経て1952年のサンフランシスコ講和条約までが描かれています。日本の近現代史上、もっとも惨い時代の巻ですね。日本が間違った方向に進んだポイントがあまりにたくさんありすぎて、いろんな意味で無念というか、泣きたくなってきます。
私が日本史を学校で習っていた時代は、古代・中世に時間を割きすぎてたいていこの辺の時代ははしょられて、単語の概略程度の説明があって終わり、ということが多く、この時代をよく知るには独学するほかありませんでした。
このマンガは、学んだ単語たちの点が線となって結びつくというか、さらにその線たちが流れとなって理解しやすくなっています。大人の学びなおしにも最適。また、知らなかったこともたくさんありました。
この本でひとつ残念だったことが。
白洲次郎さん、出てこなかった(涙)
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小学館から、平成最終年として、「平成の30年」と題した学習漫画が発刊される記事を見つけ、他にも平成もしくは近代史をまとめたマンガがあるだろうと探してみた。
角川は世界史と織り交ぜているとあるし、最新の#3でも第二次世界大戦の頃からの内容となるみたいなので、とりあえずは平成に焦点を当てているらしい、小学館と集英社の二冊を読ませてみようかな。
◆小学館版学習まんが 少年少女日本の歴史#22(平成の30年)
◆集英社学習まんが 日本の歴史#20(全20巻)
◆角川まんが学習シリーズ 日本の歴史別巻 よくわかる近現代史#1~#3
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やっぱり太平洋戦争を学ぶなら大正時代から戦後までをセットで流したいですね。これはその真ん中。右の人からは左翼的とのレビューがありますが、そんなことはありません。どちらの国の立場からの事情がよく分かり、それでいて個人への影響がよく描かれています。子供向けに借りましたが、大人も読んでおいた方がいいと思う。
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第一次大戦から平成までを三分冊でマンガ化したものの第2巻。内容については過不足なくまとめられていると感心した。こうした本を足がかりとして、詳述されたものに進むのがいいと思う。盧溝橋(ルーコウチアオ)、板門店(パンムンジョム)等とルビを振ってあるのは、評価してよいだろう。章割りは以下の通り。
①日中戦争
②第二次世界大戦と日本
③日米開戦――太平洋戦争
④占領下の日本と独立回復
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つい最近、戦争中のスパイの物語を読んでいたので、リンクしていたりして面白かったです。
歴史の勉強だけでなく、本当にあった話として
すごく面白い!
学生時代に読んでいたら良かった!
子どもたちにも読ませたい。