投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
物事には色んなやり方や考え方がある。
マス向けが得意な人、好きな人。
ファンベースが得意な人、好きな人。
ファンベースという考え方はこの本で初めて知ったのだが、読んでみて僕自身は、マスよりファンベースの方が好きだということを直感的に感じた。
これは教科書のように何度も読み返し、正しく身につけたい内容だ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
キングコング西野さんやSHOWROOM前田さんが言っている共感やストーリーを創る部分の位置付けが良く理解できた。当たり前に感じている概念を言語化してくれる本は非常に貴重で、分解して理解する事でより良い施策が可能になる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
地道にやっていくしかないんだよね!
マスも大切やし、ファンベースも大切、
そこのバランスを取れるプランナーになりたいので
非常に勉強になりました。
何度も何度も読み返して、咀嚼して、
アウトプットしていきます。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
サービス開発のお勉強。
「百貨店」では、顧客数の上位20%で売上の6割強を占めるという報告がある。「雑誌」では、上位21.1%の人が閲読総数の71.5%を、「Web」では20.1%の人がそうアクセス数の63.8%を、「コンビニエンスストア」では20.8%の人が利用総数の58.5%を占める。このように通常の消費カテゴリーではむしろ20:70ないしは20:60の範囲が多いようである。
いわゆるバズは、今やとても有効な手段だと言われているし、実際、「SNSをよく使っている人」に伝わる手段のひとつではある。でも、残念ながら日本ではまだまだSNSの普及率が低く、ごく一部の人にしか拡散しない。
…SNSユーザーの約20%にあたるヘビーユーザーが、総利用時間の約80%を占有しているのである。
…
たった900万人が、ツイッター総利用時間全体の80%を消費しているのである。
ファンの支持を強くするための3カ条
・その価値自体を、アップさせること
・その価値を、他に代えがたいものにすること
・その価値の提供元の評価・評判を、アップさせること
ファンの支持を強くする3つのアプローチ
ファンのLTVを上げ、新たなファンも育てていく
共感を強くする
A.ファンの言葉を傾聴し、フォーカスする
B.ファンであることに自信を持ってもらう
C.ファンを喜ばせる。新規顧客より優先する。
愛着を強くする
D.商品にストーリーやドラマを纏わせる
E.ファンとの接点を大切にし、改善する
F.ファンが参加できる場を増やし、活気づける
信頼を強くする
G.それは誠実なやり方か、自分に問いかける
H.本業を細部まで見せ、丁寧に紹介する
I.社員の信頼を大切にし、「最強のファン」にする
自分の価値観や選択眼に自信がある人はごくごく一部で、みんなそんなに自信はない。特に日本人は自分に自信がない。「日本人は世界で一番悲観的な国民」だし、内閣府の調査でも、日本の若者の肯定感は世界でも最低レベルという結果が出ている。つまり、自信がないわけだ。
…ネット上のファン・コミュニティや、リアルな会員組織の場合、「Don't Sell to the Community / Sell Through the Community」という考え方を意識したほうがいい。つまり、ファンには売るな、ファンを通して外に売れ、ということだ。
ファンの支持をより強くする3つのアップグレード
熱狂される存在になる
J.大切にしている価値をより前面に出す
K.「身内」として扱い、共に価値を上げていく
無二の存在になる
L.忘れられない体験や感動を作る
M.コアファンと共創する
「100人のお客より1人の熱烈なファン。これを生み出せば、お客さんの数が減っても、むしろ利益率は増えます。
とはいえ、20年もたつと、ヤマグチでさえ、お客さんを減らすのを恐れる社員が出てきます。かつてお客さんを大幅に減らした後に入社してきた若手は、成功体験がありません。だから、思い切ってお客さんを「捨てる」ことに迷いがあるのです。そこは私やベテラン社員が、以前の成功��験を話し、「まずやってみよう。結果が付いてくるから」と説得しています。」
テレビCMなどのマスメディアを使った広告は、ブランド構築や売上向上につながらない。スタバの場合でいえば、ブランドを伝える一番の手段は店舗です。つまり、ブランドは本来、その企業や個人の志がにじみ出てくるもの、つまりミッションを愚直にやることでそれがにじみ出し、多くの人々に自然と浸透し、ブランドになるわけですね。こういうことすべてが、ブランドをつくっているわけです。だから、スタバにとっては、マスメディアを使ったブランド構築はあまり意味がないと思います。
ミッションを守り育てながら、成長を持続していくためには、必然的に教育、人材に頼る部分が大きくなります。だから、成長のスピードに見合った人材が育ってくれば問題はありません。でも、通常は成長を急ぐあまり、人材育成やトレーニングが後回しになります。
経営者であれば、誰でも早く成長したいと考えますね。しかし、成長を焦ると、変な場所にお店を出してしまうというようなことも起きます。そして、それはほかの店舗にも影響するわけで、その結果、クオリティーを落とし、ブランドを毀損してしまうわけです。神は細部に宿ります。細かな点まで行き届くスピードで成長してくことが大切なのです。
人は不合理、
非論理、利己的です。
気にすることなく、
人を愛しなさい。
あなたが善を行うと、
利己的な目的でそれをした
と言われるでしょう。
気にすることなく、
善を行いなさい。
目的を達しようとするとき、
邪魔立てする人に
出会うことでしょう。
気にすることなく、
やり遂げなさい。
善い行いをしても、
おそらく次の日には
忘れられるでしょう
気にすることなく、
善を行い続けなさい。
あなたの正直さと
誠実さとが、
あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく
正直で誠実であり続けなさい。
助けた相手から
恩知らずの仕打ちを
受けるでしょう。
気にすることなく、
助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを
世に与え続けなさい。
けり返されるかもしれません。
気にすることなく、
最良のものを与え続けなさい。
気にすることなく、
最良のものを与え続けなさい…。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
本書は読みどころが多くてなかなかまとまりませんでしたσ^_^;
ファン=企業やブランド、商品が大切にしている「価値」を支持している人
ファンベース=ファンを大切にしファンをベース(土台、支持母体)にして中長期的に売上や価値を上げていく考え方
と本書では書かれています。
「ファンベース」が必然な理由として
⑴ファンは売上の大半を支え伸ばしてくれる
⑵時代的社会的にファンを大切にすることがより重要になってきた
⑶ファンが新たなファンを作ってくれる
SNSこそ「ファンベース」で活かすべきツールなんですよね。
価値観が近い人が愛用するモノは自分も愛用する可能性が高いと言えます。
人はたくさん選択肢を与えられると選べないんですよね。
「類友」は最強メディアなんやと思います。
自分の言葉が周りの「類友」や友人に届くことはある意味嬉しいですよね。
「おススメしたくなるキッカケ」
「言いたくなる状況」
「言いやすくなる環境」
をマーケティング側がつくることで
「自走式サイクル」を作ることなんやと思います。
「類友や友人のつながり」の連鎖であっという間に広まっていくサイクルを作れば価値の提供を続けることでファンが生まれるんやと思います。
ファンが参加できる場コミュニティを増やし活気づけることができるか。
商品ではなく価値を軸にコミュニティを作る。
ファンコミュニティを作る前にファンから傾聴しみんなが共感し愛着を持ち信頼するような「環境」を整えることが重要です。
ファンが「共感」したり「愛着」を持ったり「信頼」を感じたりする「要素」を丁寧に増やしていく。
根底に「徹底的に役に立とう」とする精神が流れているかどうかをファンは敏感に見抜くし、こういう姿勢にファンは義理堅く応え応援していくものです。
ファンベースを作るために
①スモールスタートで楽しむ
②時間をかけることを楽しむ
③ファンになってもらう過程を楽しむ
④常連さんをお迎えすることを楽しむ
⑤ファンという少数と楽しむ
⑥コミュニティ運営を楽しむ
⑦キレイゴトを楽しむ
こういうことができるかなんですよね。
ファンベースを作るなんておこがましいので
僕自身をブランド化して
ファンを増やす
こういう努力を続けたいと思います。
本書はビジネスの世界に生きる人は役所やろうが会社やろうが役に立つめちゃくちゃエエ本やと思います。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
購買層の中でもっとファンに目を向けてサービスをしましょうという本
最近の流れではあると思う。
拡大市場では新規獲得が最優先だけど、安定期ではファンを掴んでじっくり広げるという施策も大事。
まあ新規獲得者が多ければファンなってくれる人も増えるんだろうけど、成熟市場ではそうは行かない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ファンベースは,ファンを大切にし,ファンをベースにして中長期的に売上や価値を上げていくという考え方です。新しい顧客を求めるのではなく,今商品やブランドを支持し,愛用してくれている人たちの笑顔を作ることにこそやりがいを感じる―そんな仕事っていいですね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
消費行動を“ファンベース”という視点に立って書かれた一冊。
この視点で見ると僕も結構な“コアファン”だということに気付かされる。
それと同時に自分の中で選別が出来るようになった気がする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ファンをつくっていくためには、どんなアクションが大事か、勉強になった!これから、どんな職種でも必要な知識になっていくはず。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『ファンベース』(著:佐藤尚之)
付箋部分を抜粋します
・企業の本業とは「生活者の課題解決」であり、「笑顔を作ること」なのだ(p14)
・ファンとともに変化・成長し、未来の価値を創出していくこと(p38)
・価値観が近い類友は、テレビやネットを凌ぐ最強メディア(p75)
・ファンがオーガニックなオススメをするきっかけを作る。言いたくなるような状況を作る。言いやすくなるような環境を作る(p77)
・「全員をファンにしよう」とするとファンができにくいし、今いるファンが離れる場合もある(p90)
・ファンの支持を強くするための3ヶ条
☆その価値自体を、アップさせること ⇒ 「共感」を強くする
☆その価値を、他に代えがたいものにすること ⇒ 「愛着」を強くする
☆その価値の提供元の評価・評判を、アップさせること ⇒ 「信頼」を強くする(p93)
・「新規顧客ではなくファンを優先すること」を意識的に習慣化する必要がある(p121)
・自社に対して時間とお金を費やしてくれている人に「あなたは大切な方です」と知らせよう(p123)
・他に代えがたいストーリーやドラマがあるもの。そこに、我々は「愛着」を覚える(p125)
・モノには物質的価値と精神的価値がありますが、どんなビジネスでも精神的価値を提供することの重要性が強くなっていると
思います(p206)
・一度でも買ってくれたその時にファンになってくれるような準備をあらかじめしておくこと(p240)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
一人称がボクで、文章が硬くなくとても読みやすい。
伝えたいことが伝わりやすく整理され、
定義されているため、
ファンベースという新たな考え方がすんなり入ってきた。
ファンベースが必然な3つの理由と
ファンの支持を強くする3つのアプローチの
共感・愛着・信頼と
ファンの支持をより強くする3つのアップグレードの
熱狂・無二・応援を
抑えておけばよいと思う。
パレートの法則はもちろん知っていたが、
「全顧客の上位20%が売上の80%を生み出している」
みたいな使い方は今までしたことがなく、
仕事で応用がききそうなので活用したい。
共感・愛着・信頼、熱狂・無二・応援の
それぞれの施策の方法や例が載っているが、
そこについては汎用性がある訳ではなく、
企業や商品に合わせて取捨選択した方がいい内容だった。
本書中に、『明日のプランニング』でくわしく書いたので
参考にしていただけたと思う。みたいなのが、
何回か出てきて、私はまんまと明日のプランニングも
購入したので、しばらく積ん読して、
気が向いたら読んでみたいと思う。
以上
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
20%のファンや4%のコアファンを虜にすればいいというなかなか思い切った視点。ユニバーサルなサービスを提供している会社がカゴメのようになれるのか、ビジネスのシンプルさや消費者分布など丹念た見ていく必要はある。それでもマーケターなら読んでおくべき一冊。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
Webマーケティング以前のマーケティングを是とした上席、バズることだけを考えた浅はかな施策を提案する素人管理職…
モヤモヤしていたことが少しはれ、どうすべきくというほうこうせいが見えた気がする。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
自分の業種とは違うジャンルの本でしたが、自分のやりたいことに生かせるそうなことを学べたように思います。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
パレートの法則、コアファンが全体の売り上げの大きな割合を占める。
友達からの口コミが最も信頼性が高い。(データあり)
情報が過多な時代だからこそ友達からの口コミ。
友達は、自分の価値観に近い存在。
人口減少社会では、新規顧客の獲得は難しい。だからこそ、既存顧客を大事にする。
共感ー愛着ー信頼
・コアファンに傾聴する。本当のコアファンに限定すること20%ぐらい。ファンの愛しているポイントを知る。偏愛を知る。裏話を紹介する。一員として認める
・ファンであることに自信を持ってもらう。口コミを書いてもいいんだ、このブランドを使っていることが、一種の自分のブランディングになるんだという安心感を醸成する。
・ファンを喜ばせる。新規顧客よりもファンを大事にする
愛着:ほかに代えがたいものにする
ストーリーをまとわせる。
名物社員でもいい、会社ではなく、ヒトを感じさせる。ことで、距離が縮まる。
苦労物語でも、思いの深さでも、時間をかけたことでもよいストーリーが深ければ深いほど想いにつながる。
日常的な接点を作る。
ファンが参加できる場をつくって、活気づける
信頼
・誠実に接する。Push型の広告などはやめる。
・細部まで公開する
・社員の信頼を強くする
熱狂
コアファン全体の4%の中で、企業の事情も分かったうえでの偏愛のヒト
対等に接する。
コアファンは、社員よりも頼もしい。
・価値観を示す。より強く発信することで、熱狂を引き起こす。
・アンバサダーとして、認定する。AKB商法
・一緒に作り上げる。AKB商法
無二
・一緒に作り上げる
応援される
・人間を見せる
・ソーシャルグッドを追及する。
ファンベースを楽しむ
・スモールスタート
・時間をかける
・ファンになってもらう家庭をたのしむ
・常連さんを迎えることを楽しむ
・ファンと楽しむ
とはいえ、これがすべてだとは思えない。
あくまでうまくいく場合、すでにファンがいるブランドで成功するモデル
コア顧客に、口コミしてもらうための施策が難しそうである。