紙の本
マーケティングに対する親切な入門書
2009/04/27 00:07
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Taka - この投稿者のレビュー一覧を見る
「マーケティングについて勉強したいけど、何から初めたら良いのだろう~」という方には、お薦めの一冊です。 まず、この本で「マーケティングとは・・」といった全体像を勉強されたのち、MBAなどの難しい書籍を読まれてみては如何でしょうか。
この本では、難しい用語や表現は殆ど使われておらず、ケース事例として、実際のメーカ名や製品名を使った実例が数多く出てきます。(各メーカや製品について、裏事情や他メーカとの駆け引きも書かれており、それらを知るだけでも面白い本だと思いますよ。)
また、ポイントとなるところは、図や表などにもわかり易く纏められていますし、聞きなれない専門用語も索引から簡単に探せ出せます。
更には、「より進んだ学習のために」と参考書籍の紹介もあり、
(1)マーケティングの入門書
(2)マーケティングの教科書
(3)戦略論
(4)e-learning
と整理されていますので、もっと深くまで勉強していきたい人にも便利です。
尚、2008年版は、2000年版に対して最新の事例も折り込まれ、増ページされたものとなっています。
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内容は
・マーケティング・ミックス-4つのP(Product Promotion Price Place)
・戦略のフィット-適切なセグメンテーション
・プロダクトライフサイクルに伴う戦略の変化
・Five Forces分析
・Product Portfolio Management
かな。見直したら残り30ページ、一番知らない事が多そうなところをまだ読んでなかった。。。
そこはおいといても、1ヵ月後この文章を読んで
上にあげた全ての項目について覚えてるだろうか
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ポーターの業界構造分析がよくわかる。しかしやはりどう応用化するかまでは触れていないのでそういう本を切望する
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多少マーケティングについて、考えたことがある人や、やっている人なら「わかりやすい」のだと思う。
まったく知らないでこれ読んだときは、解らなかった。
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マーケティングについての入門書。
STP、4P、製品ライフサイクルなど、
基本的なマーケティング理論を、
タイトルどおり戦略という視点から説明している。
マーケティングの教科書として、
とてもわかりやすい作りだと思う。
最初に読む1冊としてオススメ。
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な、なんて分かりやすいんだ!
この本の一番いいところはあらゆる
起業のマーケティング戦略を紹介して
すごく分かりやすく説明してくれるところ。
是非入門書として、本棚にいれておきたい
一作です。
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PRプランナー試験の参考図書
マーケティングの基礎について細かく書かれている
細かいのでわかりやすくはない
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講義の教科書として使用。
講義開始前に一読しておいた。
この本のおかげで講義は乗り切れました。わかりやすい。
ちなみに講義は教科書をほとんど使わない講義でした。
それでも乗り切れたのですから、本当にわかりやすいかと。
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東大経済学部の「経営戦略」の内容をほぼカバー
ということをテスト後に気がついた
体系的に書かれており、具体例も多く理解しやすい一冊
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教科書とは思えない面白さ。
ここまで文字通り「わかりやすい」という言葉を信じていい有斐閣の本はあまり無いと感じます・・・。
学生時代に初めて読んだマーケティング関係の本の一冊で、世界観が変わる思いをしたのが懐かしい。ビジネスレベルと言わず、普段何も考えずに見ているCM広告や新商品の見方も変わります。
近日中に読み返したい一冊。
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マーケティングを初めて学習する人にとっては非常に取り組みやすい一冊。
基本となる4P、ターゲットとポジショニング、製品ライフサイクルなどを一から丁寧に記述してあるので、
全体像を把握しやすい。
実践的なアドバンスに移る前の位置づけとしては十分だと思う。
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非常にわかりやすい本。マーケティングや経営を最初に学ぶ人にはおすすめできる1冊。著者である沼上氏自身が日本語の使い方に非常にうるさい人であるため、自分が書いた本はなおさら読みやすく、論理的に説明されている。マーケティングのことから経営戦略まで、基本的なことを学べるため、とても良い本。
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マーケティングを通しての戦略論。
メーカーとか行く友達に見てほしいな。
◆計画のグレシャムの法則 ルーチンな仕事はノン・ルーチンな仕事を駆逐する
◆自社の製品が顧客ニーズの食い合い カニバリゼーション
◆プロダクト、プレイス、プロモーション、プライス
◆シェルフスペース 棚
◆マーケティング・ミックスに対して類似の反応を示すような同質的な市場部分に分解すること セグメンテーション
◆ ニッチャー、リーダーそれぞれ戦略
◆ 製品の価値がその製品を使っている人の数によって決まる時、ネットワーク外部性があるという
◆ 価格のみで製品選択なされ、使い捨てであること コモディティ
◆ 製品を特定の市場ニーズに合わせ位置付けることを ポジショニング
◆ ミシュランはフランス全土のレストランを紹介するガイドブックを作った、タイヤがすり減る
◆ ハーフィンダール指数
◆ PPMの考え方 選択的投資、長期志向
◆ シュリーフェンプラン
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マーケティングという、名を冠しているが戦略論の本。
これで3回目か4回目になるが、一度基本に振り返る時には役に立つ1冊であると思う。
今回特に印象的だったのは、5章、6章。
5章は、ポーターのfive forcesに関してで、いかに企業を分析していくかについて書かれている。
6章は、企業内の事業部に関してで、いかに資源配分を行うかという意思決定の際に役立つ、PPMについて書かれている。
どのように、印象的だったかについて。
まず、第5章。分析が緻密。こうやって1つずつやらなくてはいけないのか、と思い知らされた。これをツールとして使いこなすには、何回か実際に、この分析を行わないと物にならないだろうなと感じさせられた。
次に、第6章。PPMの横軸が、相対市場シェアであり、自社以外の最大手とのシェアを比較したものであるという点が頭に入っていなかった。あと、売上高を円で表すことによって、2次元グラフに3次元の視点を持ち込めるのも大きい。テクニカルな事以外では、自社の事業の位置づけを改めて確認できるという点、また他社の次の一手を予測しうるという点に気づいた。
あるいは再確認。
時間をおいてもう一度読みたい1冊。
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これは名著。
このコンセプトでもっと専門的な本書いてくんないかなー。
沼上さんって組織戦略の人というイメージがあったのですがそんなことないですね。
マーケの基本を洗いざらい学ぶにはもってこい。
具体例がすごくユニークです。