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決して目新しい事はない。古典的な基本のキ。 とりあえずこの内容を自社にあてはめて勉強してみようと思います。
事例も豊富でマーケティングの基礎理解にはお勧めです。
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戦略論の研究者が書いただけあって、マーケティングそのものよりも戦略論寄りの内容となっています。この本に組織論とポジショニング論、RBVあたりを加えたら、戦略論の入門書として成立してしまいそうなくらいです。
一方で、消費者とのインタラクションとか、いかにもマーケティング的な話はあまりありません。企業と消費者とがどのような関係を築いていくのか、といった問いは、マーケティングでは欠かせない論点ですから、このあたりは他のテキストで補う必要がありそうです。
…と考えると、マーケティングのテキストとしても、戦略論のテキストとしても、位置づけの中途半端さがどうしても残ってしまいます。あえて言うなら、戦略とマーケティングとの橋渡しとしての意味合いでしょうか。
ちなみに「CanCam」を「Can Can」と誤記してる。私が読んだのは5刷なのですが、直す気は無いのでしょうか。
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大著『液晶ディスプレイの技術革新史』の一橋大 沼上先生が日立の社内テキストをベースに作った経営戦略の本。
わかりやすく有益。新版も出版された。
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非常によくまとまっている。
一年前行ったケーススタディの復習としてざっと読んだが、いい勉強になった。この本を一通り読んでから参加できていたら、もっと良い提案ができたのではないかと思う。
実例も多く、マーケティング戦略の重要性を訴えかけてくる。
大きく、未来を論理的に考える時間を定期的に作ること。
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マーケティングはいつか触れることもあるだろうと思い購入。
日立製作所の社内テキストをベースに書かれている。
感想はよくわからなかった。
相手のことをしっかり分析する、考えるってことがマーケティングでは?と思ってしまう。そんなことはないはずだが。
きっと仕事をして体感してから読み直すと理解できるんだと。
・悪貨は良貨を駆逐する=ルーチンな仕事はノンルーチン(創造的)な仕事を駆逐する。
・製品を物理的な特徴で捉えずに、その製品から顧客がどのような満足を引き出しているかを考える。
・世の中の仕組み、構造を明確に把握することがマーケティング戦略の第一歩。
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マーケティングのいろはを知りたくて読んだけど、教科書?みたいな感じで体系的に書かれていてすっと頭に入ってきた。
マーケティングって言っても「これ!」と明確に定義出来ないとは思うけどその中でも出来る限り色々な方法を網羅してて良かった。アメリカ行く前に読んでおいたら授業の内容ももっと頭に入ってきたのにと思った。
何回も読む価値あり!
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計画のグレシャムの効果。ルーチンな仕事はノン・ルーチン(創造的)な仕事を駆逐する。貧乏暇なし。
マーケティングは4つのPが重要。Product, Place, Promotion, Price.
自社製品が顧客ニーズを奪い合いする共食い(カニバリゼーション)は避けなければならない。高級品は廉価品に比べ、納得させるだけの付加価値が必要である。
女性の化粧ライフスタイル
・15~17歳は好奇心が人一倍強い
・18~24歳は流行への関心が強い
・25~34歳は節約志向が最も高い
・35~54歳は再び高級志向が強まる
・55さいいじょうは化粧意欲が比較的弱い
消費財市場の主要セグメンテーションの軸
・地域、都市規模、人口密度、気候
・年齢、性別、家族数、家族ライフサイクル、所得、職業、学歴、社会階層
・ライフスタイル、性格
・購入機会、追求便益、使用者状態、使用頻度、ロイヤリティ、購入準備段階(無知、知っている、知識あり、興味あり、欲望あり、購買意欲あり)、マーケティング要因感受性
人間の一生は、誕生から始まって、思春期、青春期、壮年期、熟年期、老年期、死というライフサイクルを描く。
製品のライフサイクルは、導入期、成長期、成熟期、衰退期。単価は下がる。売上高は上がる。利益は導入期が最も高い。
・導入期はイノベーターに向けて、上澄み価格政策か浸透価格政策をとる
・成長期は同業者がライバルに変わるので、自社を選択するようブランドを確立する
・成熟期は自分の獲得した顧客は離れにくいように、相手の顧客はできるだけ浮気させるようにする
・衰退期はタイミングをみはからって撤退するか、市場自体をもう一度拡大する方法を見つけ出し展開するか、他の企業がすべて撤退するのを待って残存者利益を獲得する存続をするか、選ばなければならない。
ホンダのバイク、スーパーカブは日本・アメリカでのブームが終わった後、タイやインドネシアで再びブームになった。
市場地位の分類
・リーダー: シェア1位
・チャレンジャー: 攻撃的
・フォロワー: 大人しい
・ニッチャー: 独自の生存領域をもつ
リーダーの利点
・流通業者に対する交渉力が強くなり、値引きに応じなくてもすむ
・顧客が頻繁に会社の製品を目にするようになり、親しみやすいブランドになる
・幅広い層の顧客情報を獲得できる
リーダーの注意
・シェア1位だから嫌いという人がいる
・2位以下の複業会社のシナジー効果に注意
リーダーの戦略
・市場全体の拡大 -新しいユーザーを獲得する、新しい用途を見つけ出す、1回当たりの使用量を増やす
・シェア防衛 - 2位以下の利点を取り入れ、同質化する。やり過ぎるとマイナスイメージ
・シェア拡大
チャレンジャーの戦略
・差別化でリーダーを攻撃 - 同質化されにくい差別化が重要
ニッチャーの戦略
・こだわりを持っていて、価格が多少高くても買ってしまう顧客が対象
フォロワーの戦略
・リーダーの製品をデザインなど付加価値の面で単純化して安く売る
・リーダーが大々的にプロモートした客を、小売店で奪う
5つの競争要因
・業界 - 既存業界間の対抗度
・潜在的な参入業者
・買い手
・供給業者
・代替品
固定費・在庫費用は戦略に大きな影響を与える。
長年同じような企業同士で競争をしてくると、その業界内で暗黙のルールのようなものが生まれてくる。逆に、比較的新しい業界などでは激しい競争がありうる。
PPM (製品ポートフォリオ・マネジメント)
花形製品 問題児
金のなる木 負け犬
ココの製品分野ごとに行なわれる「事業の定義」と多様な製品群を包括するような「ドメインの定義」とはずいぶん異なるものになる場合が多い。ドメインは社員が納得する共通の夢にすると良い。
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今まで何となく理解していたマーケティングを論理的に理解できた気がする。マーケティングの教科書としては最適。時折見返して事業戦略を考えてみたい。
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4つのP product place promotion price
3つのW where whom what
導入期 成長期 成熟期 衰退期
リーダー チャレンジャー(攻撃的or共生的)フォロワー ニッチャー
セグメンテーション
ポーター5要因(業界、新規参入、買い手、売り手、代替品)
ハーフィンダール シェア二乗和
Product Portfolio Management
花形 金の木 問題児 負け犬
ドメイン定義(顧客グループ・ニーズ、技術)
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いきなり行動するのではなく、よく考え戦略を立てること。
そのためのツールの使い方を学ぶこと。
マーケティング・ミックス
ターゲット市場/セグメンテーション、
製品ライフサイクル(導入・成長・成熟・衰退)
市場地位(リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー)
!業界構造分析!
競争要因、既存企業の対抗度、脅威、交渉力/買い売り、代替脅威
何を売っているのか?
PPM、事業ドメイン
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最低でもあと2回は読みたい。
ほんとにわかり易かったし、どんなマーケットに入るかってのを考える上でもとても役に立つことばかりだった。
マーケティング教えるよ!なんてセミナー行ってないで、さっさとこの本読んでればよかった。笑
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マーケティングの勉強の際に初めて読んだ本。
企業のテキストにも使われているだけあって、大学教授が書かれた本だったが、事例中心でとてもわかりやすかった。
2回繰り返して読んだ。
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マーケティングについて何も知らなくても、この本一冊で概略をつかむことができる。要点だけがうまくまとまっていた。
聞いたことのある会社の事例が数多く登場して、具体的なイメージを持つのに役立った。またこの本を読んだことで、企業の動向を報じるニュースを見たときに、自分なりに推察を加える癖がついた。
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ひとつひとつのフレームワークは有名すぎるほど有名なものばかりなのだが、
体系的にわかりやすく整理されている点で目から鱗が落ちる本。
大学の教科書として多用されているようだが、むしろ実践本としての価値を強く推したい。
自分の携わる事業について
・ドメイン
・業界(5Forces)
・市場(セグメンテーション/ポジショニング)
・製品ライフサイクル
・4P
を整理することによって現状や打ち手に対する気づきが数点は出てくるはず。
ためしに昔携わった事業でもやってみたところ、当時の自分の戦略の無さに穴があったら入りたいくらい恥ずかしくなりました・・・
学生の皆さんも、ぜひ特定の企業をケーススタディとして一連のプロセスをおさらいしてほしい。
断片的には掲載されている個々の事例でも十分理解できるものの、すべてのプロセスが関連付けられることによって初めて1事業の”戦略”となるため。
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ジュンク堂と丸善がやってる法経書出版協会フェアの、『30歳までに読んでおきたい!「経営」を知る24冊』 に選ばれたという1冊。読んだことがなかったのと、ちょうどマーケティングに関心が高まってたところだったので読んでみました。
タイトルに「わかりやすい」と書いてしまうだけのことはあって、非常にわかりやすい。これ以上分かりやすく書くのは無理だろうと思われるほどに噛み砕いて書いてあって、前提知識が何もなくてもスイスイと理解して読める。
特に「ドメインの定義」に関しては、初めて知る内容で、かなり広い視野でビジネスを見る必要性を実感できる。