集中力の反対は分散力
2018/05/05 00:58
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BTM - この投稿者のレビュー一覧を見る
集中力の反対は分散力だと分かった。小生は集中力がある方がいいとこの本をよむまではそう思っていた。が、今は考えを改めた。トイレにビジネス書、エッセイ本、この著者の最新本読書論の本を3冊同時に読み進めている。
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集中力といえば聞こえは良いけれど、言い換えれば「機械力」かふさわしい。
筆者は一日一時間しか仕事しないらしい。
この人超天才肌だな。
ただ、ニーズがあって、それに応えて商品を作ってるだけ。
人間は、苦しいことでも、将来の利益のために行動ができる。
固有名詞も、そこに意味を集約させてしまうから、それを忘れると会話できない。
でもそのものの特徴を覚えていれば調べたり、誰かに説明できる。
でも、日本のテストは固有名詞がわからないと「知らない」と判断される。
なんでもかんでも集中すればいいわけではなくて、分散思考が向いてるものもある、というお話。
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森博嗣さんの本は2冊目です。
森博嗣さんっぽいなーっていうのが率直な感想です !まだ2冊目ですが…笑
当たり前・絶対的善とされているような概念について疑問を投げかける、そして多様性を支持する主張は『孤独の価値』とかなり似ている部分がありました。
もちろん内容は全く違います。
大局的な視点を手に入れて物事を俯瞰して見ることがいかに大切か、よくわかる本です。
僕は森さんと少し性格が似ている部分もあり、マルチタスクは今までも普通にしていました。
これからもしていきます 笑
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一点に集中して考えを限定させるのではなく、分散・発散した考えでものごとを捉えましょう、という内容。
試験に集中しなくても合格ができる、といった内容ではない。
いかに自分が集中した思考で騙されているのかを気付かされる。分散・発散した思考でよく考えて、自分から気付けるように努めたい。
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時間はお金より価値あり(^o^)仕事は人生の一部であり人生の目的ではない\(^_^)/自分の好きな道を選び好きなように生きる(^.^)あまりかっかせずゆったりいく(^o^)
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同じ研究教育職に就いているためか,極めてまっとうな主張で,創造には集中の後の弛緩が大切であることに強く首肯する.事象を言葉で記憶することと画像で記憶することの差異に関する主張は目から鱗が落ちる.時間を分割して多様な物事を分散並列処理するという日々の習慣化は,やはり同じ方法を編み出している人がいらしたかと嬉しくなる.
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森博嗣氏の発想、仕事の方法が分かります。
集中しないという方法は、確かに理にかなっていると思いました。
もちろん人それぞれですから、人によってさまざまな方法があります。
自分に合った思考方法、仕事の方法、考える方法を持っていれば良いのですね。
そのためのヒントが満載です。
今の若者に多いのは、まず「考えよう」として、頭で問題を思い浮かべるものの、すぐに「わからない」という結論になる。頭に思い浮かべているだけであり、ぼうっとしているのと変わらない状態である。そして、わからないのは、自分がこの問題を「知らない」からだ、とすぐに結論を出す。では、「知る」ためにはどうすれば良いかといえば、調べる、検索する、誰かに教えてもらう、という行動しかない。今は、調べるのも、検索するのも、教えてもらうのも、とても手軽にいつでもできるようになったから、すぐにそこに飛びつく。 ー 135ページ
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良書。
題のように、全く集中力が要らないというわけではない。
集中より分散の方が新しい発想が浮かぶということだろう。
無駄の少ない生き方をされている方だと思う。
試行錯誤されて今のやり方になったのだろう。
自分の最適を探す。
情報は流す人の意図があるのに対し、数字はうそをつかない。
飽きたら違うことをする。長時間続けない。マルチタスク。
違う人の視線で見る。自分の視点だけではだめ。
どうも、理系作家が好きな傾向がある。
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集中力より分散力を。発想が出るときは確かに集中をしていない時が多いのは、何となく思い当たる節があり納得出来た。初めて読んだ著者の文章理系の人らしい説得力のある文章で読みやすかった。読書の方の本も読んでみようと思う。時間を貯めるという考え方は目から鱗であった。色々と取り入れたいと思う考え方が随所にあった、とりあえず真似するところから始めてみたい。
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いわゆるビジネス書でよく書かれているようなことを否定したりもするので、色々視野が広がる一冊だと思いました。
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編集者のインタビューがはさまれているけど、森さんによくこんなこと聞けるなと驚く。読者に向けて敢えてだと思いたい。
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増井さんのブログだかで見つけて買ってみた。考え方とかが似てる。頭の中のネットワークで新しい回路を作るのが仕事の人がいて、作家とかはそうで、その新しい回路を作る上では、一箇所に集中することは害でしかない。なるべく広い分野の回路を活性化しておいて、隠れたつながりを見つけて、それを強化して新しい回路を作る。その回路が定まってしまえば、ストーリーを作るのは回路をたどることに似る。キャラクターが勝手に語りだすとかいうのはそういう状況を描いていることなんだろうと思う。その部分は村上さんにおいてはたぶん井戸に降りていく作業なのかも。ちょっと種類というか深さが違うんだろうと思う。
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『共感&共鳴』
実は私も分散集中が良く起きる。
よくぞここまで、文脈化しているなー。すごいなーって思う。
わかりやすい。そこも醍醐味。
この本に現代人の脳の使用法が書いてある。
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タイトルだけみるとアンチ集中力ですが、要は集中力偏重主義では駄目ということ。
著者の本は小説もそうだが、独特の言葉の使い方とか考え方が面白い。
この本を読むと集中力よりも思考力の大切さを実感します。
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小説のアイデアをどうやって思いついているのか
集中して考えると周辺で起きたひらめきを拾えなくなるからしない
集中とは機械化